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Blue Note TOKYO LIVE with ensemble

2022.11.09

Blue Note TOKYO

あのblue noteで
yamaさんがライブをする!

知らせを知って
迷わずチケットを予約した


音楽好きな人間なら
言わずと知れた
ニューヨークに本店がある
ジャズ・クラブ

私も過去に一度外国のアーティスト
を聴きに行ったことがある

いつかはお酒を飲みながら
あのお洒落な空間で
ゆっくりとyamaさんの歌
楽しめたらな…

て思っていたら
まさかまさか
こんなに早く実現するとは…!

開場時間ぴったりに到着

素敵なウェイティングスペース

クロークに上着を預け、受付
広いウェイティングスペースから
階段を降りていくに従って
期待でドキドキしてくる

↑私の席はここです。


会場に入ると正面のステージに向かって
色々なタイプの座席が並ぶ

私たちはアリーナ席
運の良いことに一部も二部も
最前列だった

ステージがとても近い


これは…あのプラネタリウムの
三日月シートと同じくらいの
距離間じゃないのかな…

チケット発売日に申し込んで
良かった…

今日はお友達のWちゃんと一緒
早速ドリンクとフードのオーダーを

開場の17:00から開演の18:00まで
美味しいお酒と食事が楽しめる

何を食べても飲んでも美味しい

あまりに美味しすぎて開演前に
一杯開けてしまった
ドリンクは開演後も注文可能だが
そんな余裕はないと思い
すかさず二杯目を注文

一部はピアノの前
二部はストリングスの前でした


さあ!ショウが始まる!!

ensembleの皆さんがステージに登場
バイオリン、ビオラ、チェロ、
コントラバス、ピアノの6人編成だ

まずはあのWith Ensembleの
テーマを楽器隊だけで

その後拍手が起こり、
後ろを振り向くと
yamaさんが客席通路を通って
登場し、下手からステージに上がる

近い…目の前だ…

マイクをとり一曲目を歌い出した

色彩

おお!
スピード感といい
曲の雰囲気といい
ensembleは難しいかな、と
思っていたけれど

まさかの一曲目!
弦楽器のアレンジも
流れるように弾いたり
弾むように弾いたり
緩急があって楽しい
yamaさんも全身で
リズムに乗って歌っている

私も体が自然と揺れてしまう


春を告げる

今年の一月YouTubeにアップされた
With Ensembleのアレンジだ

演奏と歌の疾走感が素晴らしく
思わずリズムに乗ってしまう

yamaさんはこの難しい曲でも
体全体でリズムをとり
弦楽器の演奏に
リズムも音程も
ピッタリくっついていく

これって本当に
すごいことなんだと思う

手拍子したいな、と思ったら
配信動画と同じタイミングで
ピアノの方が手拍子を

開場みんなで手を叩く
なんというか、
大人の一体感

…素敵だ…


ライカ


今回のライブにあたり
なんとなくこの曲はやるだろうな
とセトリの予想していたけれど

ライカは想定外だった

そしてyamaさんの儚い声で
特に1ステージ目のこの曲が
本当に胸にズドン、と来た

キラキラした曲なのに
中身は孤独と諦めを歌ったこの曲

ちょうど数日前の深夜に
yamaさんがインスタのストーリーに
上げたイラストが

笑ってるけど
どこか寂しそうで


なんだか今のyamaさんの
心象を表しているのかな

なんて勝手に想像していたから
余計胸にグッと来た


MC
「Live With Ensemble  
Blue Note TOKYOに来て頂き、
本当にありがとうございます。

ピアノとストリングスという
普段とは違うensemble形式での
ライブですが

しっとりとした曲中心の
今夜限りの特別なアレンジを
していますのでどうぞゆったりと
音に身を任せてお楽しみください」

Oz.

これもYouTubeの時と同じ様なアレンジだ


正直な話
最初にこの配信を見た時
歌と演奏の不協和音が
不思議な不安感を掻き立てて

ちょっと見るのが
怖かった

これをライブで歌うなんて
yamaさんすごい凄すぎる…

そして生の演奏は思ったよりも
不安感を感じることはなく
寧ろ、「生でこれを歌えるんだ!」
とただただ驚いた


そしてそんなyamaさんの
情感たっぷりな歌声に
刺激されたからか

間奏あたりからの
ストリングスの方達の
音の迫力が凄くて

まるでそれは音の渦のように
聴いている私をぐるぐると
取り囲んで深みに連れて行く

最後のサビはyamaさんも
ensembleの方々も
渾身のパフォーマンスで
うわぁー、と鳥肌がたった

Lost


今まで厚みのあるバンドサウンドや
儚く美しいタクマさんや沙良さんとの
デュオなどを聴いてきて
それぞれどのLostも素敵なのだけれど

ストリングスの演奏と
yamaさんの感情の波長が
ピッタリと重なって

大きなうねりとなって
胸に響いてくる

ensembleでのLostも
とても魅力がある

これが一晩限りなんて
なんて勿体無いな…


と思ったら、この後のMCで
先日このアレンジを収録したと
教えてくれた

配信が本当に楽しみだ


MC

「本当にあっという間で
残すところあと2曲と
なってしまいました

先日、月食がありましたが
ちょうどリハーサルをしていて
終わった頃にはもう時間が
遅くなって見逃してしまいました

最近時々考えるのですが
ここで皆さんとこうして
過ごす時間というのは
宇宙の時間と比べると
本当に僅かな一瞬で

でも

だからこそ
ここにこうして集まって
時間を共有できた
この一時を大切にしたい

最近はそう思って
歌っています

今日は本当に
ありがとうございました


光の夜


イントロを聴いてすぐに
感情のコントロールが
効かなくなってしまった

すぐに涙がボロボロとこぼれ始め
また下を向く

何故かライブでこの曲を聴くと
心のどこかのスイッチが入るらしく

一部でも二部でも
どちらも泣いてしまった

yamaさんの歌は
バンドの演奏の時の
ストレートにパーンと
くる声と違い

ストリングスの揺らぎに
合わせるように

優しく包み込むように
歌ってくれた

それがまた心のどこか弱いところを
ぎゅっとされている様で
涙がポロポロ溢れてきてしまった

世界は美しいはずなんだ

ストリングスからのイントロ
これは…
あの5月の有観客ライブ
INSIDE THE FIRST TAKE のアレンジだ


あの時は物音ひとつ立てられない
静けさの中
緊張でヒリヒリしたけれど

今回は会場も温かく
yamaさんを見守っている

そしてyamaさんは客席を
しっかりと見ながら
気持ちを精一杯歌に込めて

一人一人に
「世界は美しいはずなんだ」

と伝えてきてくれる

光の夜で流した涙は

とても清々しい気持ちで

いつのまにか笑顔になっていた




おまけ

二部のライカで歌いだしの
タイミングが合わず

「すみません、
もう一回やっていいですか?

ちょっと(春を告げるの)余韻に
浸っていたら…」

ニヤッと笑いながら
仕切り直ししたyamaさんに

観客からの温かい拍手が

随分頼もしくなったなぁ
と嬉しくなってしまった


後半yamaさんとバトンタッチした
崎山くんの歌と演奏も本当に素晴らしく
しっとりとしたyamaさんに対して


ensembleのアレンジが本当に
スリルと疾走感、迫力があって

バイオリンの方のソロでは
曲中拍手が起こったり
曲の後歓声が起こったりした

客層を見てみるとアリーナ席は
私たちファン層の他に

興味のあるアーティストの時は
気軽に聴きに来ている様な
Blue Noteの常連さんの
年配の男性も多くいた

そんな耳の肥えた方達からも
しっかりと拍手や歓声を
貰っていたyamaさんと崎山君
そしてensembleの方々

本当に素晴らしい夜だった



ありがとう

絶対来年もやって欲しい



SONY様…よろしくお願いします



夢の様な時間でした






















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