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ビートフェニックス

フェニックスプラザ
2023.09.24

9月10日のミラパレに続き
キョードー北陸さんが
yamaさんを福井に呼んでくれた

フェニックスプラザといえば
一昨年の12月、Vaundy君との
伝説の対バン、ミラパレがあった
場所だ

名古屋福井は案外近いので迷わず
申し込み

出演者も今注目を集める
アーティスト達ばかりで
非常に楽しみ


名古屋からバスで約3時間
福井駅からローカル電車に乗って
10分程度で着くはずが

まさかの別路線に乗ってしまい
単線のため無人駅でぼーっと
折り返しの電車が来るのを
待つというアクシデントもありながら
開演時間ギリギリに到着

指定席で良かった…

会場前にフードトラックもたくさん

11時スタートから19時半までの
長丁場、久しぶりのぼっち参戦だ

会場に入るとパイプ椅子が並ぶ
この光景はミラパレの時と全く一緒
今回は更にステージに近い
センターブロックの5列目だった

ステージ近い!とってもよく見える


気になったのは
オープニングアクトが始まっても
周りの座席に空席が目立つ

私の前の席もぽっかり空いている
ので視界はめちゃくちゃ良好だ
だけど…大丈夫かな…盛り上がるのか?

そうこうしているうちに開演

地元福井出身のARAMAKI YUJIN君
とても良い声だった

にしなちゃんはある変わらず
楽しそうで可愛かった
新曲も良かったし
やっぱりヘビースモーク聴くと
グッと来るものがある

Teleは初めてだったけれど
ボーカルの人の声が良かった
演奏も上手くてそれぞれの
ソロパートとても楽しそうに
弾いていたのが印象的だ

おとなしい観客に向かって
時折結構強めに煽ってきた
いかんせん空席も目立つし
前の席の観客はみんな
大人しく手拍子するだけ

これはあの…あれだ!
昔懐かしい大阪城ホール!
HIGH!HIGH!HIGH!の時と同じ!

長時間の室内フェスで椅子があると
お目当てのアーティストが出るまで
みんなスタミナ配分考えちゃうヤツ!

何にも考えず最初から結構
全力で1人わーきゃーしてたわ…

でもせっかく来たのだから
楽しく過ごしたいし
出演するアーティストにも
楽しく演奏してほしい!
ということで私1人いつもの
「とことん楽しむ」スタイルは
崩しません!

そうこうしているうちに
次はyamaさんの番だ

そして、少しずつ客席も
埋まり始めた。
「yamaは見たかったんだよな」
そんな声が聞こえてくる


リハのためバンドメンバーが
ステージに登場

ギターコレさん
ベース勝矢さん
ドラムGOTOさん
キーボード半田さん

勝矢さんが戻ってきてくれて
実家の様な安心感…
やっぱり嬉しい

サウンドチェックは
まずはメンバーだけで
春を告げる
を一通り

いつもならこのタイミングでもう
仲間たちと盛り上がるんだけれど
今日は寂しいぼっち参戦、大人しく
他の観客と同じ様に着席して聴く

次に、あるいは映画のようなの
イントロが流れ
yamaさんが舞台袖から
歌っている!!

1人「わーわー!」
と大騒ぎして首を左に傾げる

コヤブソニックの時みたいに
舞台袖で全力で歌っている
yamaさんの姿が見えないかなと
キョロキョロしたけれど
今回は見えなかった、残念

さあー!本番始まります!

いつもと同じオープニングSEが流れ
バンドメンバーがステージに登場

(今回は設備がないからか
アニメの映像はなかった、残念!)

コレさんがいつもの様にお立ち台
に立ち、結んでいた髪を解いて煽る

今日もメッッチャかっこいいぞ!!
期待が膨らむ

そこでyamaさん登場!
会場前から「おおーー!」
という声が。

今までで1番声援が大きい!!

色彩

登場してすぐyamaさんの表情が
笑ってるのがわかる
今日も楽しそうだ

観客も手拍子で応援
この曲は広く知られているなあ
yamaさんは客席を見ながら
左右移動して歌う

コレさんと半田さんが
めちゃくちゃ煽って盛り上げる

私はいつも通り両手を上げて
手を叩いたり踊ったりしたが
周りがめちゃくちゃ大人しい拍手なので
ちょっと恥ずかしい

気になって周りを見渡すと
ポツン、ポツン、と同じ様な人が
ななめ後ろにも1人盛り上がってる
女性が

会場に散らばったyamaさんのファン達
みんなそれぞれ頑張ってる!!

なんかちょっと勇気もらったし
嬉しかった

春を告げる

2曲目yamaさんが歌い出すと
またまた「オオーー!」という歓声が

yamaさんはまずステージ中央の
お立ち台に左足をかけて歌い
サビでお立ち台に上がる
全身で楽しそうにリズムとってる

後半のサビのところで何故か
歌がすっぽり抜けて苦笑い

歌が終わるとすぐに
「…落ちサビ間違えてしまって恥ずかしいです」


「福井久しぶりです
あの時は雪が降っていて寒い日でしだが…
2年ぶりに戻ってくる事ができました」
(拍手)

Oz.

集中して曲の間頭をふるふるしたり
歌いながら手のひらをかっと開いたり

いつもの全身全霊を傾けて
歌うyamaさんの姿に
会場のみんなの空気が止まった

後ろの席では多分
涙を流しているんだろうなって
気配も感じた

麻痺



やっぱり来た!

会場はどよめいたものの
まだOz.の余韻で全然ついていけない
1人で拳を上げて盛り上がる

気持ちは「さあ!みなさんご一緒に!」

yamaさんもyamaバンドも
めちゃくちゃ盛り上がってる

くびったけ

そのままいつもの流れに
観客は本当におとなしく手を叩いて
いるけれど決して集中が途切れる事は
なく、会場の雰囲気は悪くはない

yamaさんもいつもの様に
今日は1番を上手、2番を下手の
ギリギリまで行って客席に
アピールしながら歌う

ミラパレの時下手側にちょこっとしか
来てくれなかった事、キャスで伝えたら
「わかったよ、今度からちゃんと
どっちも行くよ」って言ってくれた


それ以来、今までのライブ全部に
ちゃんとステージの端っこまで
均等に来てくれるようになった

ありがとう…

yamaさんの優しさに
なんか涙出てきた


MC「一昨年、ここフェニックスプラザで
Vaundyさんと共演させて頂きました。
そのおかげでこの『くびったけ』が
出来たと言っても過言ではありません!

また11月にクリスマスライブを
ここ福井でやりますので…
またみなさんにお会いしたいです。
(拍手)


みなさん日々色々大変な事が
あるかと思いますが…
今ここにいる間は、一緒に
音楽で楽しんでいただけたらな
と思います

後数曲ですが…次は自分が作った曲を
聴いてください。ストロボ。

ストロボ


いつもの様にこの曲で全力を
使い切りたいと思っているかの様な
フルスロットルの歌声と
バンドの演奏
今日も迫力がすごい

観客は煌びやかなライトと
ものすごい音の渦に
もはや手を挙げることも
手をたたくことも忘れ

最後のロングトーンをただただ
聴いている
みんな、ステージに釘付けだ



「最後の曲です
今日はありがとうございました」

Slash

赤と青の照明に照らされ
最後の気迫を感じる歌と演奏

どんどんと展開する曲と歌に

引き続き観客はまるで
麻酔を打たれた様に
微動だにせず聴きいっている

私も一瞬手を上げるのをやめて
聴き入ってしまった

それくらい集中していた
ステージだった

曲が終わるとものすごい拍手と
ざわめき、それは口々に

「すごい…」
「鳥肌…」
そんな声が聴こえてきた

終わった後、休憩のため一旦
外をぶらついてみたら

開演前は人がまばらだった
yamaさんの物販が賑わっていて
タオルが売り切れになっていた

きっとyamaさんの歌を聴いて
次もライブに行きたいと
思った人たちがたくさんいたのだろう
これは観客の最大の賛辞だ


2年前ミラパレで
それまでほとんどMCをしなかった
yamaさんが

「yamaです。よろしくお願いしまーす」

と言っただけで、

「しゃべったあああ!!!」

と友達と驚き、喜んでいた

あの雪の日のことを思い出して

なんだかとてもとても
感慨深かった

そんなライブだった




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