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TOKYO CHEMISTRY

築地本願寺
2023.09.30

東京2往復目はこれまた珍しいイベント
なんと築地の本願寺でのイベントだ

アートやライブ、ファッションショー、
プロジェクションマッピングなど
本当に盛りだくさん

とっても楽しみだった

だけど今回は少し残念な点が…

まず、この都会の真ん中で
行われるフェスで、
整理番号制で無かったこと

ステージが一つのフェス
しかも出演者も錚々たるメンツ

運営側は「15:30までは並ばないように」
と、厳しくアナウンスしていたけれど

いや、無理でしょ…。


しかも、タイテ発表されたら
yamaさんほぼトップバッター

会場はオールスタンディング
背の低い私たちは圧倒的に不利だ…

でも、迷惑をかけたくはない…

結果、とりあえず様子見で30分前に
会場に到着し、まずは「お騒がせします」
と本願寺でお参り。

そこからは…邪魔にならないように
会場の周りを回遊魚のようにグルグル
歩き周る…

同じ考えをした人たちが会場の周りを
グルグル周っていたり、遠巻きに
見守ったり

なんだこれ…。

そうこうしているうちにいい時間になり
ちょうど15:30に入口前に辿り着くと

あっという間に長い列になってしまい
入口付近は押し合いへし合い、係の人の
大声が聞こえ、ちょっとした
パニック状態だ

「危ないねぇ…」と言いながら列に
逆らって歩き最後尾を目指すも
どんどんどんどん「最後尾」のプラカードが
遠ざかって行って…遥か遠く向こうの角まで
折り返している

「ええええ」

参加者に整理番号を与えていれば
番号を道沿いに貼り出すだけでみんな
時間を守って大人しく並んだのにね…

お寺の前であんなふうな押し合いを
せざるを得ない状況はいかがなものかな

なんて思ってしまった。

なんだかんだでようやく入場。
会場が比較的横に広かったので
なんとか視界が開けそうな下手側の
7列目位を確保できた

ステージが比較的高めなので良かった

幸いステージが高めだったので
人と人の間から比較的見える場所に
落ち着くことができた

ホッとした…
後ろを振り返るとすでにすごい人
最後列なんてきっと全く見えないであろう

これはyamaさんの番が終わったら
速やかに次のファンの為に後ろに
退こう…

しばし開演までみんなで
おしゃべりしながら待った
最初は直射日光がきつかったけれど
日没とともに涼しい風も
少し吹いてきて

オープニングアクトのNAQT VANEは
雰囲気がとてもオシャレで
自然の光と音の混ざり合いが
とても心地よい
やっぱり外のライブは良いね


「???」

ステージ脇に不思議な人影が…

白い衣装を着ている!?…?ya…?

いやいや、あの背の高さ…
yamaさんではないはず…

一瞬、コレさんが白い衣装を
着ているのかと思った

すると、鐘が鳴り、
ついに本編のスタートを告げる

階段の上の正面のお堂の扉が開き
白い紙みたいなガサガサの衣装を
きた女の子が階段を降りてくる

そして、ダンスを始める

その次にスキンヘッドの背の高い
男の人がドラム缶みたいなものを
鳴らして登場
(コレさんではなかった)

????

前衛的な演出にただただ、
ポカーンとしてしまう

さすがアートとの融合、刺激的な
幕開けだ…

そうこうしているうちに
今度こそyamaさんの出番!!

ステージには椅子が並べられる
これは…バンドセットではなく
もしかして…和楽器とか?
期待に胸が膨らむ

ステージに並んだ椅子
もしかして和楽器!?と思ったら

見覚えのあるキーボードが…
お久しぶり!沙良さんだ!

そしてあのチェロの林田さんもいる!
(今日は裸足ではなくサンダルだった)

そのほかにバイオリン、ビオラ、
コントラバスと今回はあの懐かしい
5月のアコースティックライブと
同じ編成なのだと理解する

yamaさんの出番を知らせる
音と映像が左右の大きなモニターに
映し出されると

階段の両脇からスモークがモクモクと出て
正面のお堂の扉がゆっくりと開く…

yamaさん登場。
紅絨毯を敷いた階段をものすごく
慎重に降りてくる

なんだか荘厳なオープニングだ

こちらが裏側


色彩

ストリングスの前に立つ
yamaさんにみんなの歓声と拍手が
新鮮な光景にドキドキ

いつも通りの色彩からのスタートだ

真っ白な衣装と青い髪が
少しずつ翳り始めた日差しの元
後ろに大きな本堂を背負って
ひらりひらりと歌う様が

なんだか神々しくさえ思えてしまうな

春を告げる

5月のライブ以来のアコースティック
アレンジの春を告げるだ

yamaさんはまるで音の波に乗って
泳いでいるように生き生きと
歌っている

観客は歓声は起こるが
前側の列にいる人たちの多くは
おそらく別のアーティストのファンで

私の周りだけやけに手を叩いて
盛り上がっている笑


新星

ピアノのソロから始まるイントロで
新星だ!と判り声が出た

さらに日は落ち、空はうっすらと
夕暮れの色がつき始めている
こんな風に外で聴けるなんて…

yamaさんはいつものように
俯いたり体を曲げたり
全身で歌を届けてくれている

…しっかりと…その姿を…

…目に焼き付けたい…のに…

最前列付近にいる結構体が大きい
男の人が曲に合わせて横に揺れている

yamaさんが見えたり…
見えなかったり…

最終的にはそれを避けるように
後ろの人が位置を調整して
またその後ろの人も…

完全に視界が遮られてしまった

悲しい…声は聞こえるけれど…
こんなに近くにいるのに姿が
見えないなんて…

yamaさんの歌で気持ちよく
聴いてもらえるのはファンとして
嬉しいけれど…

横揺れは…横揺れだけは…


MC
「次は自分の作った曲を
聴いてください」

一生懸命爪先立ちしたりして
yamaさんを見ようとしていたので
ほとんどMC覚えていないが
非常にあっさりしたものだった気がする

ストロボ

特徴的なストリングスのイントロ

ずっと視界は遮られたまま
静かに歌うyamaさんの声だけが響く

私はもう背伸びすることも忘れて
yamaさんの声に全神経を集中する

アコースティックバージョンの
ストロボは久しぶりだ

ストリングスとピアノの音のうねりに
心を揺さぶられる


世界は美しいはずなんだ

最後の曲になります、と
始まったのは久しぶりの
世界は美しいはずなんだ!

最近ライブでも歌う事は
少なくなったので
とても嬉しい

yamaさんの声は変わらず
きっと全身を振るわせるように
歌っているのだろう(見えない)

サビのところで手を上げたけれど
手を横に振っているのは残念ながら
私の周り数人だけだった


結構楽しみにしていた
『プロジェクションマッピングとの融合』
はyamaさんの出番がが早過ぎて
まだ明るいため見る事はできなかった

暗くなってからのアイナちゃんの時とか
とても綺麗だっただけにとても残念…。

そのあとファッションショーや
プロジェクションマッピングなど
アーティストのライブの間に
色んなコンテンツがあって

盛りだくさんだったけど
そのせいで

各アーティストの持ち時間が短くて
5曲だけというのはなんだか少し
物足りなかったかな

もちろんyamaさんのパフォーマンスは
とっても素敵だったけれどね


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