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The meaning of life 2021東京 final

2021.11.07
Zepp Diver City


ついに来た!ツアーファイナル!!

早く観たいけれど、これでお終いかと
思うと永遠に来て欲しくないような…

複雑な感情をかかえながらも会場入り


今回は今までのどの会場よりも大きい

先行物販並ぶ人達の長蛇の列を見た時
より一層、yamaさんが大物アーティストに
なってきた…という実感がする

自分が歌うわけではないのに開場時間
になった途端、動悸が止まらない…


ランニングアウト


いつも通りBGMをバックに
メンバーがゆっくりとステージに登場

私たちは待ちきれずにもう立ち上がる!

そしてyamaさんもゆーっくりと登場

コレスケさんの思い切り歪ませた
ギターが鳴り、

観客からの期待を込めた拍手が


さあ!始まった!


相変わらずテンポの速い曲でも
冷静にクールに歌うyamaさん

私は無我夢中でジャンプしながら

一番最初に深夜のラジオでこの曲を
聴いた時に、
「ライブで飛び跳ねる自分しか想像できない!こういう曲を待っていた!」
と呟いていたのを思い出した


夢が、現実になってる。

しかも、周りには仲間たちがいる
みんなで、跳んでいる


Downtown


大好きな大好きなDowntown

yamaさん安定のクールな声

「あーらお上手、上手。」の後、

一拍置いて「タンタン!!」と
手拍子するのが好き


コレスケさんが早速これでもか
これでもか、と客席を何度も見て
煽ってくる。

最初の3曲はとにかく激しい

ランニングアウトのジャンプで
すでに息が切れ始めている私…

今日は不織布ではなく布マスクなので
余計息がし辛い‥

大丈夫だろか…私…
どうしよう、酸欠で倒れたら‥

一瞬不安が脳裏を過ったが、

イヤイヤイヤ!
今日で最後だから

たとえ倒れてもyamaさん!
ついていくよ!

あるいは映画のような


「1.2.3.4 !!」

エノさんの大きなカウントで始まった

バンドもごきげんなイントロを演奏

みんなの手拍子も一際大きい

yamaさんも落ち着いて歌っている

この曲のカツヤさんのベースソロ
めちゃかっこいい


相変わらずバンドのみんなは

めちゃくちゃ楽しそう

そんなふうに惚れ惚れしながら
聴いていたらいつの間にか
ジャンプの場面に…

慌てて「1.2.3GO!」と、跳んだ。

血流

すぐに歌からのスタート

とっても丁寧に
歌詞に気持ちを込めて
歌ってくれているのがわかる

サビのところでちょっと
飛んだけどすぐに回復

この曲はリズムが単調な割に
音程がめちゃ上下して
歌詞も似たようなフレーズが多いから
本当に難しいのがわかるよ…

間奏の時、観客はyamaさんを応援
するように一生懸命に手を叩いた。

yamaさん頑張れ、頑張れ!
ファンの心の叫びが
聞こえてくるようだった


クローバー


yamaさんは伸びやかな声で
しっかりスタート
もう落ち込まないし
ふらつきもしないね

バンドのみんなが本当に良い
チームワークで演奏してる

ニコニコしながら
JINさんがキーボードを弾いている
エノさんが楽しそうにドラムを叩いている
コレスケさんは横に揺れながら
カツヤさんは首を上下して弾いている

みんなもゆったりとした拍手で
リズムに合わせて体を揺らしている

曲の雰囲気も相まって
客席もなんかほっこりした



一寸の赤


わぁ!ーーーい!大好きな曲!
バンドの音をじっくりと楽しめる曲

「優しい声に」の後、の「ダンダンっ!」
の後、「あー」からオレンジのライトで
一気に夕暮れが始まる

2番の演奏も今回もビシッと決まっていて
ちょっとリズムが変速になるところも
目配せをしながら音のリレーをしていく


最初は部屋で1人で歌っていたのに…
本当に良いバンドの仲間に出会えて
お互い刺激し合ってこんなに素敵な
パフォーマンスが出来上がって

良かった、良かったね‥


と思ったら
涙が出てきた

Sleepless night


いつものように出だしは完璧
優しい声で語りかけるように
歌ってくれている

途中のサビから少し声が不安定になり

「あれ…?もしかしたら…
yamaさん泣いてる…?」

横を見ると最前列センターにいる
大ファンのsyaちゃんがタオルで
涙を拭いながら号泣してる

もしかして‥
yamaさんもらい泣きしてるのかな…
なんとなくちょっと声も弱々しいような…
その表情はマスクの下だから
よくわからないけれど


でも、後半から歌声は安定してきて
高音のところはしっかりとクリアに
すこーーーんと出してくれていたから
さすがだな〜‥

今回も曲終わりに思わず拍手

涙している観客多数。


希望論


一気に変わる明るい曲調に
少し涙ぐんでいた観客たちも
心地よいテンポの手拍子で
徐々に笑顔になっていく

yamaさんは変わらずクールに完璧に
この難しい曲をひらりひらりと
歌っていく


カーテンコール


「幕が上がる」のドラムのところで
コレスケさんがいつも通り手をクルクル

カツヤさんがいつも通り手拍子をアピール

この曲はyamaさんを本格的に
好きになって初めてみんなで
0時を待って配信開始を聴き、
YouTubeのプレミアム配信で
世界中の人たちとチャットしながら
MVをみんなで見た曲‥

思えばこの曲頃からyamaさんの
活動も加速的に増えていった気がする

そんな思い出が浮かんでは消え
気がつけば本当に全身で
音楽に身を任せて
飛び上がって手を叩いていた

a.m.03:21

すぐに始まるこの曲

この曲のyamaさんの安定感は半端ない
本当に難しい曲なのにきっと
妥協を知らないyamaさんは

何度も何度もこの曲を歌って
理想に近い形に仕上げたから

この曲になると少しだけ自信が出て
ほっとしているのかもしれないな

間奏の後、2番は前回の名古屋と同じく
掛け合いがカツヤさん、JINさん、
コレスケさんとアイコンタクトをしながら
順番に掛け合いをしていて楽しい

そしてこの曲のピンク、黄色、緑の
ライティングがいつ見ても本当に素敵


クリーム


マイクを持っていつも通り左を向く

「ベランダに出た」の
出だしが本当に素敵

一言一言
丁寧に、丁寧に

「茜色の空を眺めながら」

私が一番最初にクリームを聴いた時
本当に目の前に茜色の空を見ている
昔の自分が浮かんできた

あの時の気持ちを思い出した。

初めて見たテレビのインタビューで
口下手ながらも一生懸命手振りを交えて

「最初から、最後まで、
手を抜かないように…」

この発言に衝撃を受けたことを
思い出した

今日のクリームも素敵だった

後半ギターが入ってドラマチックに
なった時に

魂を揺さぶられるとはこの事かな
自然と涙が出てきて、

「ずっとこの時間が続けばいいのに」
と、また思ってしまう

終わった後も一瞬、拍手をする事を

忘れてしまうくらい素敵だった


名前のない日々へ

歌っている時に色々な想い出が
どんどんどんどん溢れてきているのかな

時々片手を上げながら
エモーショナルに歌うyamaさんの声が

なんとなく涙声に近づいてきている
ような気がする

けれども、丁寧に、丁寧に
みんなに話しかけるように
最後までしっかりとブレることなく
この曲を歌い上げた

必死で走り続けた
この一年の季節の移ろいを
感じていたんだろうか


真っ白

JINさんのピアノソロは
静かで優しくてどこか懐かしく
荘厳なクラッシック調

後半は渋いジャズであったり
ポピュラーのようであったり
まるで今までのソロをミックスした
ような素敵な演奏だった

yamaさんはいつも通り
ステージ右寄りにある台に腰掛け
俯いて気持ちを曲に入り込んでいる

今日の真っ白は静かだけれど
しっかりと柔らかくしなやかな
芯が通った真っ白だった

一言一言、
観客一人ひとりの心に
話しかけるように

「君の笑い方を…」

からは本当に本当に
限りなく透明に近い真っ白だった

「君が現れただけ…」


一瞬ホールが静寂に包まれる


観客は身じろぎもせずみんなただ、
黙って聴いていた。

もうこのツアーが終わったら
こんな雰囲気の真っ白は
聴けないのかもしれないな
なんて思いながら聴いていた


終わった後、しばらく脱力する
yamaさんと共に、私たちも
しばし拍手する事を
躊躇うくらい曲に没入していた


ブルーマンデー


再び最後のエンジンかけるよ!
と言わんばかりの
サンプリングとエノさんのドラムに
JINさんが絡み

よく見るとyamaさんの足は
すでにリズムを刻んでいる


きょ、今日は
やる気満々だな!と嬉しくなる

そして恒例のバンドメンバーの
ソロパートメドレー

コレスケさんの先導で、

バスドラマシマシのエノさんのドラム

カツヤさんの速弾きベース

JINさんのおしゃれなピアノ

最後にめちゃくちゃヤンチャな音の
コレスケさん


そして…満を辞しての
yamaさんの歌

会場はもちろん大盛り上がり

重たい音のリズムと共に
会場が揺れている

yamaさんの歌はクールで
2番からはギターと絡んで
まさに「yama、パート、声」

高いところも完璧で
バンドと一体になって
本当にカッコいい

麻痺

さあ、ここまで来たら
酸欠覚悟だ!!
跳ぶぞ!

おっとここでカツヤさんに
音響トラブル発生
必死でスタッフが駆け寄り
何やら調整している


でもベースの音の分は
メンバーがカバー!
聴いていても全然違和感ない

何が悪かったのかわからないけれど
ソロパート前後頃から復活できた

人気のこの曲に合わせて
会場全体に浮遊している
観客の魂が揺れている

会場は最後まで最高のテンションで
曲を終えた


天色


「ああ、もうすぐ終わっちゃう」
そんなため息に似た声が
そこここから聴こえてくるようだ


今までは
静かに聴いていたこの曲だけれど
今日はみんな手拍子をしていた

この曲がyamaさんとファンを繋ぐ
大切な一曲だと思っているから

本当ならばきっとみんなで
大きな声で大合唱になっていたのかもな

この手拍子は観客の声なんだ

そして、「yamaさんの気持ち
歌になってみんなにしっかりと
届いているよ…」

と伝えているのかもしれない…


yamaさんはしっかりと歌いきり

最後は落ち着いた声で

「ありがとうございました」

と、言ってステージを後にした



観客からは当然の拍手の嵐と
アンコールを求める拍手

同じリズムで叩き続ける

先程トラブルがあったからか
ベースの調整にスタッフが素早く入り
何度も何度もチェックしている


「ここで直らなかったら‥スタッフさんの
プレッシャーもすごいだろうな‥」

なんて考えながらいつもよりも長く
手を叩き続ける

みんなの気持ちは
「頑張れ!スタッフの人!」

今までと比べて多少時間はかかったけれど、
拍手の音が小さくなることはなかった

そしてメンバーが徐々に姿を現し
JINさんがピアノを鳴らすと


暗がりで見えなかったのか
下を見ながら今までで一番慎重に
yamaさんが登場


さあ、アンコールだ!!

春を告げる


yamaさんの「深夜、東京の6畳半」

ハッとさせられるほどの声だった


ほとんど休みなしでここまで歌って

まだこんな声が出るんだ


以前インタビューで春を告げるについて
「これからも大切に歌っていきたい」

と、yamaさんが言っていたこと

こういうことなのかもしれない

テレビや配信ライブでも
セットリストに絶対入るこの曲

思いがけず大ヒットしたばかりに
いつでもこの曲が後をついて回り

『「春を告げる」で注目の
ネット発のシンガー』

という紹介をいつもされていて
常にプレッシャーを感じていたのかも
しれないのに

本当に丁寧に毎回歌っているんだね

変わらず安定した完璧な歌に
音に全身任せて大騒ぎしながらも
「yamaさんて本当にすごいよ」と思った。

今回もステージ脇に立っている
スタッフ達が両手を上げて
手拍子をしているのが見えた

みんな、yamaさんが
大好きなんだなぁ…



そして…


いつもなら、ここですぐに最後の曲
「世界は美しいはずなんだ」の
イントロのバスドラが
「ドンドンドンドン!」と
始まるのだけれど‥


バンドは黙っている

yamaさんがしっかりとした声で
喋り出した

普段MCをしないyamaさんの
想定外の行動に観客の緊張が走る
全身が耳になる


「本日はツアーファイナルに来て頂き
ありがとうございます

(拍手)

他の公演では披露しなかった新曲を
最終日ということで披露したいと思います。

(拍手)


それでは聴いてください、


Oz.…。」


大きな声を出すことができない
観客の息を呑む、声にならない声が

そして大きな拍手

もう泣いている人もいる

歌い出しから
テレビや配信で聴いていた

原曲そのままの素晴らしい
歌声と演奏


「本当に目の前のyamaさんが
歌ってくれているんだ」

あまりの感激に涙が出る


「ああ、寂しい思いはもう
僕にはさせないでよ」

力強く歌った後で一番高いパートも
完璧に力強く歌い上げた。

以前、yamaさんがダイアリーで
書いていた言葉


「隣り合って一緒に歩いていきたい」
を思い出した


ひとりぼっちで
自室でひっそりと歌っていたのに

今はこんなにたくさんのファンや
スタッフに囲まれて

みんなに勇気や元気を与えてくれる
存在になっても尚、

「救われたのは自分の方でした」

と言ってくれるyamaさん

うんうん、一緒に歩いて行こうね

みんな、yamaさんが大好きだよ…

何度も同じことを思ってしまう

世界は美しいはずなんだ


ここで聴き慣れたバスドラのイントロが

今回は何とステージの背面の黒い幕が
さーっと開いて白い壁が出てきた!

明るい照明と、キラキラとした
ミラーボールが会場全体を包む
本当に華やかな最後だ

yamaさんはしっかり歌っていたけれど
私の感じ方なのかな

やっぱりどこか鼻声に聴こえてしまう

でもしっかりと決してブレないように
頑張って歌っていた

まるで必死に駆け抜けた1年間
たくさんの想いが込み上げてきた
そんな感じだった


曲が終わるとすぐに
いつもよりも高めの声で

「ありがとうございました。

またお会いできる日を

楽しみにしています」


と言って足早にステージを後にした

バンドも今まで共有してきた
時間を惜しむかのように
長めに音を出しての終了


本当に、笑ったり泣いたり
させてもらった

すごく良いステージだった。


おまけ


今回もコレスケさんは客席を煽ってくれた
時々客席に向かって頷いてくれたり
親指を立ててくれたり
「こっちも見とるよ」
という気持ちが伝わってきて

本当に嬉しかった



来年のツアーはきっともっと大きな会場で
こんなに近い距離感で聴くことは
できないのかもしれない

それは嬉しいことだけれど
寂しいような

でも

私がそうであったように

たった1人でyamaさんの歌を聴いて

「yamaさんの声が好きだ、
もっと聴きたい、知りたい。
yamaさんについて語りたい
一緒に喜びを分かち合いたい」


と思う人が迷っていた時は
「こっちだよ、ここにたくさん
仲間がいるよ」って歓迎したい


そんな事を思っている


2021年11月8.日 自宅にて










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