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The meaning of life2024 青森

2024.02.03 青森Quarter

初日については衝撃でセトリ曲順が多少入れ違っているかもしれません。
ご了承ください…

待ちに待ったyamaさんのNewアルバム
Awake & buildを提げてのツアー

記念すべき初日は東北、青森から

空港に着くとそこは雪
まさに『沫雪』がふわふわと降ってくる

念のため下見に会場に行くと
えええ、と驚くほど静かなエリアに
ひっそりと建つ小さなライブハウス

ほ、本当にここにyamaさん来るのか…

キャパは300。ツアー通して1番小さい


「あった…」呟きながら会場に近づくと、

ライブハウスの前の喫煙所に
上下派手な柄のスウェットを着た
見たことのあるコワモテの人が1人
タバコを吸っていた
(この方は…Fさんでは…)

「えへへ…こ、こんにちは…」

小さな声で挨拶をしたが
聞こえたのか聞こえなかったのか

すんっ。と
背中を向けられてしまった。

(もしかして、出待ちする
厄介なファンだと思われたのかな…)

ちょっと悲しくなってしまった。

あんまりファンに甘い顔をしたら
つけ上がってしまうかもしれないと
距離を置くのは仕方のない事だとは
思うけれども…

決してそんなことはしない
清く正しいファンであると
大きな声で叫びたい。笑


一旦ホテルに戻って落ち着いてから
再度会場へ


気温が0度近くあるというのに
30分前くらいから物販に10人位
並んでいる…!
青森の人たちの期待が見て取れる

ご当地のアクキーが出るガチャガチャを
回すが、なかなか目当てのものが出ない
友達と助け合おう、と言っていたので
さらにまた回すが…出ない…

このままずっとこの調子だと確実に
破産する…諦め…
確率は他のアイテムと同じ10分の1
なのかな…
もう少し増やして欲しかった…泣

10回やってやっと1個出た…涙

会場に入るとステージが…
めちゃくちゃ狭い!!

アマチュアの自分が出演している様な
小さな箱だ。
スペースの関係かお立ち台はない
(ちょっと残念)

ドリンクを取ってスタンディング
スペースに行くとと三列目が
ちょうど1人分ぽっかりと空いている

念のためその後ろにいた青森男子2人に
確認すると「どうぞどうぞ」と快く
入れてくれた。優しい…。

周りは割と若い人たちが多く
女の子が青森弁で話しているのが
とても可愛い

そうこうしている間に会場が暗くなり
期待に歓声が上がる

さあ、ツアー!始まります!!

これからの展開を期待させる
鼓動のようなビートの
新しいオープニングSEだ!

メンバーが入ってきて拍手が湧き起こる
(コレさんの煽りはないんだ…)

ちょっと寂しいなと思った矢先に
yamaさん登場!

「キャーーーー!!!」

(?????)

想像以上の黄色い歓声が飛ぶ。
(え!?すごい!!青森、熱いな!!)


期待の一曲目は…

血流


(まさか…!!!)

yamaさんの歌い出しと同時に
涙がボロボロ溢れた

絶対一曲目はアルバムから
『偽顔かな〜』なんて思っていた

いい意味で期待を裏切られた!
しかも、この曲は…

最初の全国ツアーの時
yamaさんにとって割と鬼門の曲で
歌詞を飛ばしたりして
下を向いて反省していた曲

この曲を一曲目に持ってきた所に
yamaさんの並々ならぬ気合いと
覚悟を感じる

あの時は直立不動で
歌っていたけれど

動いて歌う血流…
めっちゃかっこいい…!!

ずっとずっと今のyamaさんに
歌って欲しかった!!!嬉しい!!

そして、曲が終わると思いきや、
アウトロのアレンジがカッコ良い!
そして2曲目に流れるように繋がる…
…2曲目は…

偽顔

イントロでなんの曲か
わかった途端、観客からの歓声が上がる
ここの繋ぎのあまりのかっこよさに
鳥肌が立った

やっぱりバンドセットで
しかもこの距離で聴けるの嬉しい!
めっちゃカッコいい!!!!

観客もまだ出て間もない曲なのに
みんな聴き込んでる
手を上げたり歓声が上がったり
盛り上がりがすごい

そして、休む間もなく3曲目へ

Moonwaker

!!!!(歓喜!)

またまたサプライズ!!!
しばらくライブで聴かなかったけど
めっちゃ聴きたかったやつ!!!

yamaさんはイントロで両手を上に上げ
手拍子しながら客席を煽る
自然と身体はピョンピョン飛んでいる

それに合わせて客席も大きく波打つ
私もずっとジャンプしていたので
まだ始まって3曲なのに息切れが
すごい

MC

「The meaning of life2024、
来ていただきありがとうございます!

北からだったので本当にお客さんが
来てくれるか心配だったんですが
sold out!!ありがとうございます!!
(客席からすごい歓声と拍手)

「初めての青森で…今年雪を見るのが
…初めてでした
雪を見るとなぜだか懐かしくなります

タクシーの運転手さんに
『吹雪いてますね』って言ったら
『こんないつも通りですよ』って
言われてた(観客笑)

酷い時は5メートル先も見えないくらい
になるって言われて…笑

自分の曲にも冬がテーマになってる
曲が多いんですが

今回のアルバムの中にも…
アルバム聴いていただけましたか? 

アルバムの曲も…いろんな曲も
やりますので楽しんでください!」

日々

次はアルバムからの曲だ!
こめだわらさんの曲なので
アルバムを聴いた時
「まるでBINじゃないか…良いのか!?」

と驚いたけれど

ライブでyamaさんが歌うと
それはもうBINではなくてyamaの
曲になるのがわかった

本当にかっこいい!

そして曲中に出てくる「YEAH〜!」を
一緒に歌えて嬉しい!

灰炎

こちらもアルバムから!
息継ぎできないほどぎっちり
詰め込んであるこの曲を
yamaさんはさらっと
本当にさらっと歌っている

前日私がカラオケで歌った時
死にそうになった笑
本当にすごい…

そして、カッコいい…!!!
これは小さい箱でバンドで聴きたい!!

Slash

おお、ここでもうSlash
前半はめちゃくちゃ飛ばすセトリだ

ライブでこの曲を歌う時
「今迎えに行くよ」のキメるところで
なんとなくその日のyamaさんの
コンディションがわかる
(と勝手に思っている)

今日はなかなか良いみたいだ!

前回のツアーの時と比べて
圧倒的に声の安定感があって
なんだろう?体幹鍛えたのかな?
なんて思ってしまった

MC

「たたみかけてきましたが
楽しんでますか?
こちらはもう…へばってます笑
(観客笑)

昨日青森入って夜せんべい汁食べました!
めちゃくちゃ美味かった!!

(青森のファン「キャーーー!!」)

ここでメンバー紹介を…

今回からメンバーの仮面が
新しくなってカイホさんが作って
くれました

仮面は桃太郎がテーマらしく
勝矢さんが猿、ヨッシーさんがキジ、
半ちゃんが鬼!あ、今日節分か!
(半田さんに豆を巻くふりをする)
コレさんは犬です(あっさり)


今回のツアーはこのメンバーで
お届けします!」


半田さんのなんだかジャジーな
ピアノのイントロが始まる

…???なんの曲だ???

yamaさんがゆっくりと歌い出す

「手放したっていいさ」

愛を解く


これも!!大好きな曲だ!!
うれしい!!歓喜

観客もやっぱりこの曲はしっかり
聴きこんでる人が多く


「愛だろう!」
声を出す人もいる

これ、みんなでやりたかった…涙

少しずつyamaさんの緊張がほぐれて
きたのか、ステージの両端まで
移動して歌ってくれる

その度に観客からアイドルに向ける
みたいな女の子の
「キャーー!」という歓声が

こんなの日本で初めてかも…!!

パレットは透明

街頭のざわめきの様なSEが流れ、一瞬
(も、もしかして、クリーム?)

と思ったら、パレットは透明だった

今までの大騒ぎは嘘みたいに
みんな静かに手拍子だけして
聴いている

そして、サビに来たら

パレットは透明

みんな自然と歌ってる…!

ゲリラライブの時もそうだったけど
もうこれはお約束になっているのね

yamaさんも1番は自分で
歌っていたけれど
2回目からはごく自然に
観客にマイクを向けてくれる

みんなでこの曲を作り上げてる
気がしてとても嬉しい

沫雪


おしゃれなイントロで最初何の曲か
わからなかったけれど
yamaさんの歌い出しで歓声が上がる
この曲も人気みたいだ

私はさっきまさに見た空から降り続ける
沫雪を思い出して
「遠くまで来たんだなぁ」
なんて、なんだかジーンとする


ステージの端に移動する度に
yamaさんがアイドルみたいに
キャーキャー言われている
なんか本当にすごい

yamaさんは首を横に振って
独特な感じにリズムに乗る

「不意に降り始めた雪」

yamaさんはググっと後ずさりして
下を向いて歌う。

時々やるこの仕草、好きなんだよな…
そしてこの部分のyamaさんの
声の透明感もとても好きだ…

麻痺

驚いた事に、普通にみんなイントロで
拳を上げて
「オイ!オイ!」
と言うようになってきた
日本なのに、台北の時と同じくらい
熱量がある!

yamaさんも拳を上げてアピール
そして、これも自然とみんなが
揃ってきたんだけれど

「はるかに遠く飛んだ丸い太陽」

の所で観客みんなが両手を上げて手拍子
yamaさんも同じように手を叩くから
さらに盛り上がる

熱い!!!

イノセント

ここでちょっと一息の曲。
この曲はギター2本あるからどうやって
演奏するのか知りたかったけれど
どうやら半田さんがギターを弾いている
らしい
ちょうど私の視線の延長線上に
人が重なって、今回残念ながら
コレさんが100%見えなかった。涙

小さい箱だと動きようが無いので
時々こういうことが起こる
仕方ないことだけどね

yamaさんの声の伸びは素晴らしくて
何だか清々しい


ストロボ

今回のツアーでもこの曲は必ず
入るんだね
曲を作った背景を知っているからこそ
すんなりと歌詞が入ってくる

そしてなんだか去年聴いた時より
この曲を歌っているyamaさんの
肩の力が抜けているような気がする

去年は本当にこの曲で
燃え尽きちゃうんじゃ無いかなって
いうくらいすごい力がこもっていて
その迫力にただただ立ち尽くすしか
できなかったけれど

今はむしろ楽しいくらい

あるいは映画のような

おお!この曲もやってくれるの?
嬉しい!!

原曲と同じお馴染みのイントロで
すぐに気がついた

「カチャ」でいつもの癖で
左側に首を曲げるが
yamaさんはもうしてくれない笑

観客のテンションも上がる
yamaさんはステージを移動しながら

「知らないはもういない!」
でマイク向けてくれる

流石にワンマンに来ている観客は
心得たものでそこここから声が
聞こえる。

「1.2.3go!」
で、声は更に大きくなる 

色彩

ここで色彩!
さらに熱を帯びたまま盛り上がる

たくさんの人に聴かれているこの曲も
ずっとライブにかかせない

「やわらかなままでいい
そのままでいい」

で片手を上げて首を傾げる仕草が
すごく好きだ



MC
「いや〜…早い。本当に体感5分です

The meaning of life というツアー名で
最初のツアーから変えずにきていて

ようやく地に足つけて一歩ずつ
歩けるようになってきました
(トコトコと歩くポーズ。可愛い)

初めはライブも苦手だったのですが、
最近は「楽しい」って思えるように
なってきました

まだまだ未熟ですがこれからも…
頑張っていきます

新星

これが本編の最後の曲だった

今回のライブはMCは少なめで
ぎゅっと凝縮されている

その代わりに歌でたくさん
私たちに伝えてくれる

「君のことを想って歌っているよ」  

最後にこの曲を持ってきてくれた事が
この歌詞そのものなのかもしれない

yamaさんは顔を真っ赤にして
全身を使って歌った

初日の緊張からかyamaさんは
「これが最後の曲」と言うのを
忘れちゃったので
yamaさんとメンバーが
ステージを後にした後

(え…??これで終わり…??)

みんなまるで突然夢から覚めた
みたいな感じになった

そして、すぐに我に帰った様に
アンコールの拍手が始まった

アンコール

グッズのグレーのパーカーを着て
再び登場したyamaさん
肩にはグッズのバッグを背負っている
(可愛い…)

一変してなごやかな雰囲気に
ショルダーバッグからグッズを
次々と取り出して紹介する

アイマスクは最初の頃から
作ろうと言う声が上がっていたけれど
自分が「売れないでしょ」と言って
なかなか実現しなかったらしい
紹介しながらもまだ半信半疑な
yamaさん 

「アンコールの曲は日替わりになります。

今日は、a.m.3:21です」

歓声と拍手が上がる

a.m.3:21

安定感あるこの曲
やっぱりライブで聴くと特別に良い
観客もこの虚偽好きな人が多いようで
みんなの盛り上がりがすごい

春を告げる

間髪入れずアンコール2曲目は
やっぱりこの曲
「オーーーーーッッ!」
観客からの声が後ろから聞こえる
やっぱりこの曲を期待して来た人は
たくさんいる様だ

みんな手を上げてきっと
ニコニコしながら楽しんでるんだろうな

「今日は本当にありがとう
ございました!」

曲が終わるとステージ中央で
深々とお辞儀をするyamaさん

いつもなら1番にステージを後にするのに
バンドメンバーがステージを
去ってもステージに残っている

(???)

コレさんがアコギを用意する
(あれ、もしかして…)

「本当はここで終わりにする
はずだったのですが、
あと一曲、アルバムに急遽入れた
曲があって、それを歌いたいと思います。

この曲は自分の家族…祖父なんですが
ずっと体調が悪くて、
『生きているうちにこの曲を残したい』
と思って急遽作って入れました。

「…結局その後すぐに亡くなって
しまったのですが、きちんとお別れも
できたし、悲しいとかはなくて、
この気持ちを歌に表現したかった。
皆さんにも自分の歌で少しでも
癒されればと思っています」

陽だまり

クリスマスライブの時と同じ
アコースティックギター一本の
演奏。

yamaさんの歌声は
音源の時の儚さや不安定さ
とはまた違っていて
だけどきちんと感情もこもっていて

ワンマンと言う一つの大きな
ステージを無事に終えられた
頼もしさすら感じた。

この曲を聴くと幼かった頃の
yamaさんとおじいちゃんの姿が

自分の子供の頃と重なって
やっぱり涙が出る

でも悲しい涙じゃなくて
なんとも言えない
あたたかい涙だ

あの頃の自分に戻って
「ありがとう」って言える
感謝の涙だ

記念すべきツアー初日
沫雪が降るこの土地で
yamaさんも
観客も
本当に熱かった

そして最後はこの曲で
心の奥からほんわりと
あたたかな気持ちになれた

ありがとう

この日のことを
絶対に忘れないと思った



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