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METROCK 大阪 The田植え


2022.05.14 
 

5月、怒涛のLIVEフェスの第二弾
メトロック大阪

名古屋での対バンの衝撃を抱えたまま
翌日仕事の後荷造りをして深夜バスに

フラッフラになりながら
なんとか現場に辿り着いた

今回初めて参加するMETROCK
しかも予報はずっと雨…
噂には水捌けの悪い会場は
雨が降ると通称「田植えフェス」と化す

駅からのアクセスも徒歩20分歩いて更に
シャトルバス15分というなかなかな立地 


到着するとまさにぬかるみの中
ものすごい人が行き来している

ひええええ

朝早めに出たはずなのに到着が遅くなり 
クロークも物販も激混みで
効率よく進まず
あっという間に開演30分前に


今回も前側指定に当たっていたものの、
整理番号は800番台…

会場のグリーンヒルに着くともう
何やら音がする

まだ入場はできないため
先にトイレに行っておこう

すると…

yamaさんの声!!

もうサウンドチェックが始まっていた
トイレで聴くyamaさんの歌声

なんかごめん…

…‼︎

これは…この曲は…!


ACIDMANの式日!!


こんな風に普段歌わない曲を
サウンドチェックで聴けるのも
フェスの楽しみ。

去年のジャイガでキリンジの
エイリアンズを聴いた時の感激を
思い出した


そしてようやく入場、、、

syaちゃんが心配していた
ドラムセットの色は…赤!エノさんだ!
めちゃくちゃ嬉しそうにしているsyaちゃん

肝心の座席はあまり期待はしていなかった
ものの会場があまりに広いため、
なんと端っこの方は最前が空いていた

迷わずsyaちゃんと場所を確保
背の低い私にとってはありがたい!!

最前からの眺め


うん。悪くない!


さあ、開演だ!!
と思ったらまた雨がポツポツと…
前回のJJの土砂降りを思い出した。

苦しくもカッパはクロークの中…

ところが今回はあの大きな大きな
ビーチタオルが立派な雨除けとして
大活躍!ありがたい!

さあ、雨どんと来い!!

ビーチタオルで小雨はしのげる


いつの間にかメンバーが静かに登場
あら?今回はあのオープニング
SE無しですか?

そしてyamaさんもあっという間に登場
ステージの上でじっと待つ

お、今回はまた何か違うぞ…!


第一曲目はなんとあの逆再生イントロに

「わあ!」思わず声が出てしまった

MoonWalker

バンドメンバーが最初から
ものすごい熱量でのご機嫌なイントロ

yamaさんも手を高くあげて
客席全体を見て手拍子をアピール
とても楽しそうに笑っている

今日も手にマイクを持って歌うスタイル
やっぱりフェスは動きがあった方が
楽しいからね

ステージの上手から下手
移動したり
客席を見渡して大きく頷くように
リズムを取ったり


歌声は連日のライブの疲れを
微塵も感じないほど伸びやかだ

曲が終わると、元気いっぱいな声で

「yamaでーす!!
よろしくお願いしまーす!」


うん、出だしめちゃくちゃ好調!


あるいは映画のような

このイントロを聴くたびにワクワクする
背後にいるたくさんの観客からも
熱い雰囲気を感じた

「カチャ」に合わせて左に首を傾げる

完全にyamaさん意識しているね

勝矢さんのベース弾きまくりのこの曲
いつも通りカッコいい

ベースソロの時はyamaさん
勝矢さんの近くまで行って
ニコニコしながら見ている

「あてにならないさ誰かの噂なんて
曖昧な現実と…」

yamaさんは手を高くあげて
指で1.2.3.!と合図してくれたので
思い切り跳んだ

MC

「あらためましてこんにちは、
yamaでーす!よろしくお願いしまーす!

「今日は朝から雨が…ん?止んだ…?
いやまだ降ってる…?のかな」

とコレスケさんと2人空を見上げる
会場もその姿に和やかなムードに

「まだ雨が降りそうではあるけれど
その分歌で元気をお届けしますので
一緒に楽しみましょう!!」


めちゃくちゃ堂々としたMC
自然な口調に少しずつ
慣れてきている感がある

a.m.3:21

こちらも人気の曲のため
後ろから「わー!」という反応が

コレスケさんがステージの上から
めちゃ煽ってくる

この曲の合間のメンバーの掛け合いが
お互いにアイコンタクトを取ったり
本当にバンドの絆を感じる


歌声はいつもと同じく安定感抜群
だけれど、yamaさん自身から
すごく「楽しい!」が感じられる

以前のラジオでyamaさんが発した
「フェスはいいぞっ!…ってね!」
の言葉を思い出し思わず笑顔になった


春を告げる

続いても大人気の曲の登場に
観客は大盛り上がりだ
声は聞こえずとも、気配でわかる

後ろを振り返るとやはり…
朝一番の出番にも関わらず
遠くの丘の方まで見えないくらいの
人、人、人…!!

そのみんなが、yamaさんの歌に合わせて
手を高くあげてハンズクラップしている


おおおお!これはまたまた一体感!!!

気がつくと雨は止んでいる

ブルーマンデー


今回もめっちゃカッコ良かった!
特にバンドの演奏が神がかってた

コレスケさんがカツヤさんの方まで行って
お互い向かい合って弾いている!

こんなこと言ったらちょっとアレだけど、
何かバンドっぽい!!

こんな光景初めてだ!!

yamaさんはいつも通り
しっかりと歌いながらも

ステージの上でじっとすることなく
間奏に入ると下手から上手に移動して
目の前まで来て歌ってくれた

「乾かないバスタオルが一つ」

と歌いながら、指を1にしたり

左手を高く上げて歌ったりと
ステージ映えするパフォーマンスが
増えてきていると感じた

観客もそんなyamaさんに惹きつけられ
相変わらずノリノリだ


麻痺


「痺れちゃうくらいに怖くてさ」

何度も聴いてるはずなのに
今回このyamaさんの歌い出しの声が
メッチャカッコ良かった

間奏でyamaさんは頭上で手拍子を
したけれど、前回と変えてテンポが
遅くなった

観客がついていくの必死だったの
察してくれたのかな笑


タクマさんのピアノソロの時、
カツヤさん、yamaさん、タクマさん
みんなが集まってきて
ソロを見届けているのが微笑ましい


もう限界!酸欠になる!
と言うところまで盛り上がったところで
曲が終わった


ここで、MC

「ありがとうございます。

次が、最後の曲になります。

自分は歌を歌うお仕事を
させて頂いてからもこんな風に
人前で歌うのが苦手でした

でも、最近やっとライブで歌うことの
楽しさをわかってきました

(観客からの拍手)

人は生まれた瞬間から終わりに向かって
歩き出していて、その大切な時間、
この一瞬をこうやって皆さんと一緒に
楽しめること心から大切にしたいと
思うし本当に嬉しく思います

聴いてください。


世界は美しいはずなんだ


今回もポツリポツリと自分の言葉で
一生懸命伝えてくれた

yamaさんは精一杯の気持ちを込めて
時に手をあげ、遠くの観客を見渡して

時に両手を上げて拍手をアピールしたり
広げた両手で小さくおいでおいで
したり

観客と真っ直ぐ向き合っている
しかも


とっても楽しそうだぞ!!


名古屋の時に感じた
あの思い詰めた感情はなく

もう純粋にこのフェスの雰囲気と
音楽と歌と空気を
楽しむことができた


そしてyamaさんは
名古屋の対バンの時と同じく

バンドのアウトロ演奏が終わるまで
長い長いお辞儀をした

こちらこそ
本当に
ありがとう!

これからも楽しみだ!!


おまけ

とにかく広い会場

手に持っているのが入場時貰える
ディスタンスシート
広げると1m×1mくらい
この上に乗ってソーシャルディスタンスを確保



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