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WEリーグ第16節 神戸対ベレーザ※前半のみ(ピックアップチーム:INAC神戸レオネッサ)

無敗・首位を走るINAC神戸の強さの秘密に迫る!

試合を観る予定ではなかったが、首位対2位の対決ということで、INAC神戸の強さの秘密に迫るべく、急遽レビューを書くことにした。今回は時間がないので試合前半のみを観ただけのレビューである。4月29日(祝金)、サンフレッチェ戦で改めてじっくりレビューを書く。ちなみに、最短で4月29日にも優勝が決まる可能性があるとのことである。

前半出場選手の印象

GK山下 安定感のあるプレーでチームに落ち着きをもらたした。

DF竹重 前半37分、植木とのマッチアップにしっかりとついていき、負けなかった。

CB三宅 出足の速いプレーで危険を未然に防いだ。

DF西川 前半14-15分、左MF水野に良いフィードを展開した。

ボランチ成宮 成宮経由のゲーム展開が非常に多く、ポジショニングの良さや味方選手からの信頼の厚さを感じ、また、得意の出足の速さからのボール奪取を始めとして、チームのエンジンとして大きな存在感を放った。

ボランチ中島 前半19分、DFからの縦パスを受けて前を向き、前線にテンポよくフィード、つながらなかった。

右MF守屋 攻守に渡り、高い技術力とタフさで何度もチャンスメイクした。

左MF水野 前半14分、西川からのフィードを受け、プレッシャーを受けながらも強気でカットイン、クロスを上げチャンスメイクした。

FW田中 ポストプレーで展開するなど、派手さはなかったが、しっかり役割を果たした。

FW阪口 高いシュートセンスを感じさせる2得点。

まとめ

前半しか見ていないが、中盤の攻防の激しい、奪っても奪い返されるというような展開の試合だった。第12節ちふれ戦を観たときには、「杉田妃和選手の不在」をどうしても感じてしまうような、軸となる選手のみえない不安を与えるような試合内容だったが、今回のベレーザ戦では、成宮が中央で君臨し、チームのエンジン役として強い存在感を放っていた。出足の速さが抜きんでている成宮選手だが、それがボール奪取時だけでなく、ポジショニングの良さにも生かされているのか、怖い選手にも関わらず、しばしばフリーでボールを受けるシーンがみられた。右MFの守屋選手も攻守に渡り存在感が大きかった。1対1でしっかりと闘い、ボールを奪いきり、攻め上がり、チャンスメイクし、といった一連のタフなプレーを前半を通して繰り返していた。後半を含めると2点を決めた阪口選手のシュートセンスの高さも光った。対するベレーザも、失点するまではボール支配し、何度かシュートまでいくシーンもあった。しかし、決めきれなかった。特に中盤で三浦選手が球際強く闘うプレーを何度も見せ、成宮・中島といった代表級の選手相手とバチバチ負けずに好プレーをみせていた。ペースを握る中で、先制点を奪われ、さらに追加点を奪われてしまったことがゲームを苦しくした。後半はみていないが、ハイライトを見る限りは、しっかりと神戸が勝利を収めた試合だったのだろう。このまま神戸は快走を続けるのか。せめてどこかのチームが勝利することはできるのか。もし神戸に勝つとしたらどんな試合になるのか?今後の展開が楽しみである。

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