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観戦のつぶやき・レビュー(2023.11.16更新)

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WEリーグ・なでしこリーグ・なでしこジャパン・ヨーロッパチャンピオンズリーグを始めとする海外の試合の観戦のつぶやきやレビューを書いていきます。
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2021年9月の記事一覧

第3節神戸-千葉。90分を通して球際の攻防は互角だったが、プレッシャーのかかるバイタルエリアでのポゼッション能力の差が勝敗を分けた。

第3節東京-広島。出足の早い東京。前線からのプレスが効き広島はDFから余裕をもった組み立てができない。ロングボールも読まれている。中盤制しながら2点で終わった東京。広島のCB2枚が集中していたというべきか。1点目は飲水タイム直後の集中力の違いが出た。2点目は植木の技ありヘッド。

第2節浦和ー神奈川。浦和は硬い立ち上がりだったが、徐々にリズムをつかみ始め、CKから高橋のヘッドで先制。後半も猛攻を続け、菅澤がゴール前の1対1を冷静に制し追加点。もっと点が入ってもおかしくない内容だったが、相手GKのファインセーブもあり、2-0でタイムアップ。

浦和は、全員、囲まれた狭い局面でも冷静で簡単にボールをロストしない技術がさすがだった。センターバックの南と高橋の気の利いたフィードが印象的だった。攻撃は、攻撃陣だけでやるものではなく、DFラインの組み立てからスタートしていることの重要性を改めて学んだ。

第2節広島-仙台。序盤、前線からハイプレッシャーの仙台、途中から広島もうまくいなし始めて球際激しい攻防の時間帯が続いた後、仙台、クロスボールのミスキックがゴールとなり先制。後半、早々サイド崩し仙台追加点。広島の魅力的なサッカーが展開されつつあったが、フィニッシュの迫力がなかった。

第2節広島-仙台戦、巧い広島を、気迫の仙台が、勝ちたい気持ちの強さで上回った印象。両チーム今後も楽しみ。