絵の説明について。
わたしは、絵を展示する際になぜ描いたかなど、説明書きをのせない。
聞かれたら、なるべく伝えられるだけ伝えるけど、けっこう考えないで描いてること多いから、難しかったりする。
かわいいと思ったからーとか、楽しそうだったからーとかが大半だ。
説明するのが苦手というのもあるけど、あえて説明は記しておきたくないと思っている。
それは、その作品を見てくれた人の感じ方に委ねたいからだ。
わたしの作品に関しては、解釈違いという概念がない。
あなたの感じたもの、それが正解(というのも変かもだけど)だと思ってるから。
でも、作品によってはちゃんと、これはこーいう気持ちで描いた、っていうのもある。
楽しい気持ちで描いたものを、これは悲しい時に描いたんですね、っていわれても、まぁ違うっちゃぁ違うんだけど、あぁ、この人にはそう見えるんだぁって思うだけなんだ。
わたしの気持ちとは違うんだけど、あなたにとってはそれが正解、みたいな。かんじ。
色んな捉え方をしてくれるから、それが聞いていておもしろいよ。
人の数だけ、色んな角度から見てもらえるでしょ。
その人が、どう見てるのか知るのも楽しいんだよね。
小説にしても同じような傾向がある。
終わりの先がどうなったかとか、この子のきもちがどうだとか
あえてはっきり書かないことで、好きに考えてほしいんだよね。
そうすることでそれを読み手の好きな作品にすることもできるでしょ。
たぶん、わたし自身が好きなように都合よく解釈しちゃってること多いから、観賞者にも好きなようにしてほしいっていうのがあるんだと思う、きっとね。
わたしの絵はかわいいと思ったから、やったら楽しいと思うから、で基本描いてる。
でも気になるところがあれば頑張って説明するので、お気軽に声かけてね。
今日も個展やってるよ、よろしくね。
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