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『ノーベル賞級YouTuber』10月13日に考えたこと

  • 中国の大学の評価が高い。一方で、ノーベル賞を中国人研究者が受賞した例を知らない(調べたところ過去に一人、2015年に抗マラリア薬を発見した屠呦呦さんが受賞しているらしい)。なぜなのだろうか。

  • 基本的に一定以上の資質を持つ研究者は、教育システムの影響はもちろんあるだろうが、人口比で一定の割合で存在するのではないかと思う。その点からは多大な人口を有する中国に人口に見合った多くの優秀な研究者がいてもおかしくない。

  • 研究者の質と数が十分だとするとあり得るのは次の2つの可能性があると思う。①ノーベル賞の選定基準が中国科学界の方向性と異なる、②先程の仮説が正しくなく人口比で資質を持つ研究者は産まれない。

  • ①について、ノーベル賞のイメージは基礎研究での斬新な発見/発想だが、実際には、基礎研究は重要視されているが、応用/実用分野での受賞も多いはずで、仮に中国科学界が基礎よりも応用/実用、という方針であったとしても、それだけでこの受賞者数の少なさにはならないはず。

  • 可能性としてはあまりに最近に伸びすぎたために、実績の評価がまだ確立していないという可能性もある。二十年後のノーベル賞候補がたくさん種蒔きされている状態。この可能性が一番あるか?

  • YouTubeの『カフーカTV』が面白い。まだ登録者数は五千人にみたないくらいだが、廃棄される鮫を活用した細工という唯一無二のコンテンツ力、そのコンテンツに頼り切るわけではない企画力、この規模の視聴者数ではもったいないくらいの編集と演出力で、かなりのみごたえ。

  • あと同じく好きだけど登録者数が少ないのが、『右京大夫政元』。一万人弱の登録者数(見始めた頃は五千人もいなかった)だが、異常な質の高さ。何よりも室町時代をテーマにした替え歌がすごいうまい。その辺の知識を少し知ってるくらいでも楽しめる替え歌。こういう謎の高質の隠れたコンテンツが転がってるから面白い。

  • 元キーエンスの営業トップがカンボジアの警察に捕まった話が読みたいんだよ。

おしまい

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