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子どもは、願いを叶える天才だ!!



幼稚園の夏休みが始まって1週間。

毎日毎日、朝から晩まで
あれしたい、これしたい、に振り回されてヘトヘトだ。

朝起きたらシャワーを浴びたい
(これは夜にお風呂に入りそびれた夫が朝シャワーするのに便乗したせいでなぜか習慣化されてしまった😂)

朝ごはんはパパのお茶碗で食べたい。
ごはんはもういらなーい。
ヨーグルトはいらないけど、
ヨーグルトに入れる果物だけ食べたい。
ご飯終わったら、すぐにプールに入りたい。
ハチミツ食べたい。
トイレ行きたい!
ダンスしたい!
ブロックしたい!


もう次から次へと
あれしたい、これしたいの欲望で毎日が大忙し。


こんなに好き放題してて大丈夫なんだろうか?
ちゃんとご飯は食べさせた方がいいし、
なんでもかんでもいうことを聞いてたら
わがままに育ってしまうんじゃないだろうか?

以前の、わたしの頭は常にこんな感じだった。



でも、夏休みに入って、
わたしは新たな発見をした。

【しあわせと豊かさの学び】で学び、
そして振り返りを進めている中で、

『自分の心に浮かんだ声をすくいとり、その願いを叶えてあげよう!』ということを大切にしている。
そう思って動いてたら、
息子の『やりたい!』もなんか叶えてあげたい!って思えるようになった。

わがままにならないかな?という考えに
なんか違和感を感じるようになって、、、


子どもの頃から、
自分の願いを叶えていくって、
めちゃいいことやん!って思ったら、
息子の願いを叶えてあげよー!!!っていう想いが自然に浮かんだ。



そして気づいた。


子どもってふと浮かんだ、「自分のやりたい!!」をすぐに声に出してるなーって。

できるか出来ないか、とか
メリットデメリット、とか
これやるってめちゃめんどくさくない?とか
(自分がこれだ!って思ったら、大人からしたら、え?それめちゃめんどくさくない?ってこともめちゃ集中してやってることありませんか?)


そういうことは、全然考えてなくて、
自分の想いにただただ正直で、
全然、条件付きで物事を考えてないやーーーん!!!
これってめちゃすごい!!!!


ただ1人では叶えることができないから
声に出して、協力をあおってるだけ。



そうするとね、
なんで、わたし今「ダメだよー」って
言ってるんだろう?って自分に対して疑問が湧く。


『うわ、わたし今、段取りとか時間とか
できるできないとか、効率よくない〜とかめちゃ考えてしまってる』っていうことに気づくんだよね。


それも無意識のうちに。
息子の言葉を聞いたその瞬間から、
わたしはこうやって頭で条件を考えている。

そのわたしの本音、に気づいてしまったら…
もう息子の願いを叶えるしかなくなってくる。
めんどくさいけど、やるのだ。
そうするとね、すごく充実感に溢れる。


この前はTVを見てたら『マシュマロを食べたい』という息子の願いを即断即決即行動で、
夕方17時過ぎから買いにいく。
本当はごはん食べてお風呂へ繋げていきたい、大事な時間。

ありがたいことに我が家は歩いてすぐのところに
ダイソーがある。
そこにマシュマロはあるのだ。
息子の足で歩いても15分もあれば行って帰ってこれる。


買いに行くのがめんどくさくて、
ダメーーー!!!!なんて伝えたのならば
今日食べたいと泣き叫ぶ息子と
それにイライラするわたしの戦いは
軽く10分は越える。後味も悪い。

それならその10分でマシュマロを買いに行く。
なんて平和なんだ。


買いに行く途中の彼の満足そうな顔を見て思う。
冷静にひとつひとつを見てみると
3歳の息子の願いなんて
実にささかやな願いだ。
それに対して、ダメーーーー!と
抑え込むわたしの方がよく分からない。


そして、
子どもの頃から自分の願いを叶えていくって、
めちゃ最高やんって素直に思えた。

こうやって小さい頃からの積み重ねなんだ。
子どもの頃はきっとみんなできていた。


条件付きじゃなくて、自分の願いを叶えるってことを
わたしはこの夏休みで子どもから学んでいる。


子どもは願いを叶える天才だ。




息子がまだ幼稚園に行く前、つい半年前までは
平日がつらくてつらくて
早く週末になってほしいと毎日指折り数えていた。
ただただ早く時間がすぎ、
その日が終わるのを願っていた。


早く時間が過ぎることばかりを願っていた、あの時。
なんてもったいないことをしていたのだろうと
今になってやっとそう思えるようになった。
あの時はあの時で必死だったんだけどね。


夏休みに入ってからは
毎日があっという間にすぎて
1週間があっという間に終っていく。


ずっとニコニコしてるわけじゃないし、
イライラしたり、怒ったりもするけど
あの時、早くこの時間が過ぎてくれと願っていた
軽くて、薄い1日が、
今は、大事な時間を過ごしているんだと、
色濃くわたしに染み込んでいく。

そして毎日寝る前に
ヘトヘトな自分の身体に
ヨシヨシと労うのだ。
よくがんばったね。と。
自分で自分を認めあげる。
それだけで涙が出そうになる。


この夏、
息子にとっても、
わたしにとっても
大切な季節になる。