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人に頼ることは、温かい世界のはじまり






同じマンションで同じ幼稚園に通うお友だちが
昨日から親子揃ってインフルエンザでダウン

今朝、そのママからLINEがきた
薬局で〇〇と〇〇を買ってきて欲しいんだけど
頼んでもいいかな?




息子をバスで見送り、そのまま薬局に直行
ママも寝込んでいるならと
簡単に食べられるりんごも剥いていった




少し前は、皮膚トラブルがある友だちから相談を受けた
わたし自身アトピーと付き合ってきているから
肌トラブルについて相談されると
痛いほど気持ちがよくわかるから
相談してくれてありがとう、という気持ちになる


わたしもどうしようもなく苦しかった時に
セラピストさんが時間を気にすることなく
ただただ話を聞いてくださった
初めて行ったサロン、初めて会ったセラピストさんを前に
ほろほろ泣いた


体調が悪いとき、肌トラブルがあるときって
自分が思っている以上に
こころはガチガチに固まってる
相談できるって心の突っ張りを溶かしてくれる


子育てをしている時には
想像もしないトラブルが大なり小なり起きる
そんな時に『助けて』と言える勇気。



こんなこと頼んだら迷惑かもしれない
こんなこと相談したらどう思われるかな

こころにブレーキがかかり
わたしたちはいつのまにか頼れなくなった



『人に迷惑を,かけてはいけません』
子どもの頃から何度となく聞いた言葉に
縛られているようにも感じる


【人に無関心な世の中】と言われているけど
でも、そんなこと本当は幻で
その幻の中を、実際生きているわたしたちは
本当は助け、助けられる、お互い様の世界を
生きたいと心の中で思っている人
本当は人と繋がりたいと思っている人
多いんじゃないかなと、わたしは思う



今はオンラインで日本中、世界中と繋がれるけど
やっぱりリアルでの繋がりには敵わなくて
すぐに飛んで行ける距離でのお互い様!の関係を
実はみんな欲しているんじゃないかな。




親子共倒れの状況で
何時に帰ってこれるかわからない夫に頼るより
遠くに住む親をわざわざ呼び出すより
1分で行ける距離にいる
わたしに頼む方が断然早いじゃん!!!
絶対その方がストレスなく過ごせるじゃん!!



本当は頼れたら楽なのに。
助けて。と言えたら楽なのに。

そう思っているなら声に出したらいいんだよ。




だってわたしは今回すごく嬉しかったから。
頼み事をされたことが嬉しかった

あなたが迷惑かもしれない…と思っていても
それは幻かもしれない
今回のわたしのように喜んでいるかもしれない




お互いさまの関係を作りたいなら
まずは自分から頼ってみる
頼ってみて、次はわたしがお返しする番ね!って。
そうしたら、ほら
もう循環が生まれ、お互い様の世界が生まれてる🌍


自分から頼って、人に無関心な世界は幻!
本当はみんな頼りたいし,頼られたいんだ!
と叫んでいく大人になろう
それが子どもたちの世界にも繋がっていく




⁡追記✴︎


わたしの親は転勤族だったので、県内に親戚はいなかった
親が頼っていたのは、兄の部活で繋がった同じ団地の人
お互い様で、よく頼り、頼られ、をしていた
親がどうしても都合がつかない時は送り迎えをしてもらったこともある。

でも、そうすることで
何かあったらこの人に頼っていいんだ、って
親ではない誰か、に居場所ができた
わたしたち大人がお互い様の世界で生きることができたら
子どもたちにも安心の場所が増える

頼りたい。
お願いしたい。

声をかける時はものすごい勇気がいる
だけど、やってみたら無関心な世界は幻で
世界は優しさで溢れていることに気づく。

どうせ生きるなら
優しさで溢れている世界に生きている、と思って
生きたほうが
絶対心地いいよね。