12/29 YEAR END LIVE:FUCKIN' 2020/THA BLUE HERB
2020年のLIVE納めはTHA BLUE HERB。なかなかの倍率だったようで、当たった幸運を噛み締めつつ。
ちなみに日中は蹴り納めでフットサルしてきたんだけど、今年イチ散々の出来だった。脳内でAKLOの「狙えよ 枠ー!」が再生されるレベル。来年はもうちょっと定期的に蹴りたい、上手くなりたい(毎年言ってる気がする)
そのあとは急ぎ恵比寿へ。アトレをぶらついからLIQUIDROOMへ移動。web問診票に登録して、感染症対策の説明書を受け取って中へ入る。
さて300番台だったから後ろの方かなーと思ったんだけど、意外と前の方も空いてて運良く前方。左の前から2列目(中央は舞台に向かって凸になってたから厳密にいうと4列目なのかな?とにかくその辺)
正直曲順とかどの曲をやったかとかは結構あやふやなんだけど2020やTHA BLUE HERBからの曲はもちろん、野良犬とか古い曲も聴けて嬉しかったし個人的にはLIFE STORYからのMIC STORYにきゃーってなりました。
以前も似たような感想を書いたけど、冒頭と終盤を除いてほぼMCもなく曲と曲の繋ぎが滑らか過ぎて、次の曲に入ってることにしばらく気づかず"あれ…?あ、今この曲か"って思うような感じ。(途中2曲を交互に歌ってたりしたよね?気のせい?)芸が細かすぎて、一言一句聞き漏らさずについていくのが必死な時間。2時間と少しという長い長い1曲の中にいるような感覚なんですよね。
MCでの言葉は少なかったけど、その中で繰り返された"FUCKIN' 2020"という短い言葉に今年の全てが詰まってたような気がする。本当に思い通りにいかなかったし、誰も予想してなかったような2020年だけど、だからこそ出来たことも各々きっとあって、そんな今年の自分を肯定してもらったようなそんなライブだったように思う。「年末調整」とBOSSは表現していたけど、まさしく今年の諸々の出来事を想起して調整するような、そんな時間でした。
あと皆様言及されてたけど、ソーシャルディスタンスの枠内にお行儀良く収まってる私たちを見て「(枠の角に置く囲碁じゃなく)みんな将棋派なんだね」と表現する茶目っ気とかがすごい好きで、凄い人って必ず可愛らしい親しみやすい一面があるよなぁなんてちょっと失礼なことを思ったんだけど、そういうところも魅力なんだと感じてます。畏れ多いけど。
終盤、brahmanのTOSHI-LOWがゲストで現れてびっくり&会場のボルテージも最高潮。私よりも一緒に行った母のはしゃぎっぷりがすごかった。TOSHI-LOWは捌けたその後も舞台の袖にしゃがんでBOSSのライブを見てて、そう言えば、去年のZORNとのツーマンの時は同じ位置でMACCHOがBOSSのライブ観てたことをふと思い出した。(奇しくも私もその時とほぼ同じ位置にいたので)
長丁場だけど一瞬のライブの最後は"今日無事"で。
ライブやイベントが軒並み中止になってしまった今年の情勢を思うと、BOSSの「今年無事」という言葉が昨年聴いた時以上の重みをもっていて「此処」に辿り着けたことへの感謝もひとしおでした。個人的には今年もやり残したことは多々あって、この曲を聴くと"やらなかったことと向き合わないと"と律してもらった気持ちになれるので来年も頑張りたいと思います。
さてあと数時間で今年も終わるけど、無事2020年を納められそうです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
今のところ、次のライブは年明けZORNの武道館です。無事開催されることを祈って。ではでは。