映画『AKIRA』はじめて見ました

 映画AKIRAをやっと、はじめて見て、衝撃すぎて、2回目を流しながらこれを書いています。

 きっかけはTwitterで「金田バイク」という単語を目にしたこと。金田バイクってなんだ?とくぐってあ〜あのかっこいいポスターの映画か、4連休初日暇だし見るか。とNetflixで片手間に流したら、目を離せなくなってあっという間に2時間が終わりました。

1回目終わったあとにすぐにぐぐったら「原作・脚本・監督 大友克洋」って書いてあるんですけどそれって……………どういうことですか????ナウシカってことですか?

 とにかく最初から最後まで、絵がかっこよすぎて、画面をもう一度見たいがために何十回も巻き戻しながら見ました。一番繰り返し見たのは、金田と鉄雄が瓦礫の上で向かい合うシーンを上から撮ってるところ(「さんを付けろよデコ助野郎!」の流れの最初のカット)。美術とか映像とか全く詳しくないんですが、話の流れとか人物とか関係なく、なんかすごくかっこよく感じて何回も何回も見たくなる画面でした。

 あと、確信があるのは、金田と鉄雄の関係性は先人たちによって語り尽くされてるだろうなということ。(このあと調べて読みます……ありがとうございます……)
冒頭、金田が行くぞ鉄雄!とだけ言って山形のことは呼ばないとか、鉄雄が最後ああいう姿になってからも煽り文句が「泣きべそかいてんじゃねえかと思って」だとか。色んなところに、金田が鉄雄を庇護対象というか、ある意味下に見ているということがよくわかる、つらさがじわ〜〜〜と沁みる演出でした。

金田のバイクに対するリアクション。山形は山形のバイクに乗ってて、「そんなバイクに乗ってるやつの気がしれね〜ぜ」なのに、鉄雄は金田がいないうちに弄り回して「乗れるさ……」なのが……。鉄雄は鉄雄のバイクに乗ってればよかったのに。でもそれができなかったから、あの結末なんですよね。

金田は鉄雄を「ある意味下に見ている」と書きましたが、このシーンで鉄雄が金田のバイクをポチポチできるのって、金田がバイクにカギさしっぱの状態で鉄雄を待たせてる、それだけの信頼関係はあるということ。それが鉄雄が力を持った途端……という語り方。鉄雄悪いやつ!金田かっこいいやつ!で終わらない、丁寧な演出かすみずみにあって、初見でもウワーーーーッ!仲良くしてくれーーーーッでも無理だよね…………………!とのたうち回れました。(褒めています)

あとちょっとよくわからないんですけど、音楽があまりにいいのでこちらもぐぐったら科学者の方が作ってるんですか?
情報量が多すぎる……とにかく色々調べて、漫画も読んで、他の映画もあれば、見たいなと思います………ここからのおすすめコンテンツがあれば、ぜひ、教えて下さい!
まずはとりあえず、映画AKIRAをあと5回見ます。

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