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帰国情調 東京キネマ倶楽部

アカシック、ワンマンライブ「帰国情調」。
一夜限り&離国のワードにザワザワしていた前回とは違って、おかえり~✌︎くらいの心持ちで当日を迎えました。
例の如く、超絶主観&懐古厨が見え隠れします。あしからず。

【2023.5.3 帰国情調 セトリ】
SE
今日から夜は家にいるよ
エリザベスロマン
Mr FANCY
サンデイバージンディアボーイ
マイラグジュアリーナイト
MC
かしこい食卓
互市才覚
邪魔
MC
憂い切る身
サブカルの域をでない(新曲)
さめざめ
飴と日傘
CGギャル
いちかばちかちゃん
プリチー
華金
8ミリフィルム
アルカイックセンチメント
好き嫌い
プリチー
~~~~~~~~アンコール~~~~~~~~
MC
ダ犬マイト
サイノロジック
終電

・SE
これまで同様、走馬灯SE。四方八方から飛んでくる曲の欠片とラストに向けて昂っていく音が、最後の「はい」でピタッと終わる感じ、毎度ドキドキさせられる。

・今日から夜は家にいるよ
まさかの一曲目。イントロのギターが鳴った瞬間、これで始まるのか!と衝撃を食らった。最高のスタートすぎるだろ。。。とにかく歌声と演奏をじっくりと噛みしめる時間だった。

・エリザベスロマン
勢いのあるイントロと理姫さんの叫びが耳に入った瞬間の“始まった感”。お立ち台に立ったことで見えた理姫さんの、シャツとスカートの着こなしが可愛すぎた。
ベースで始まる2サビ後間奏前、バンビさんが楽しそうに焦らしてたのうける。ラスサビ前のコウジロウ、ご挨拶が生ぬるいせいで理姫さんに「ひよってるやついるー?」って言われてたし、そこから最近理姫さんが東京リベンジャーズにハマった話になり、知ってる人ならわかるであろうノリ(私はミリも知らなかったけど)にファンが順応できず「弱そうすぎる」と評価されるところまで辿り着きました。

・Mr FANCY
エリザベスで高まった気持ちにより拍車をかけられる流れ。メロディーの清々しさも、ラスサビの歌詞も好きすぎる。

・サンデイバージンディアボーイ
まさか&懐かしすぎで超ハッピー✌︎手拍子をするのも懐かしすぎ。ラスサビのコーラスがとても好きだったなぁ。
ちなみに、“眠れない夜の時を退屈な猫が行く 可哀想な昼下がり”って歌っているらしいです。(表記は違うかも)

・マイラグジュアリーナイト
ライブで聴くたびに、バンドとしての力強さを感じる。そして、圧倒的翔ちゃん。2サビ後とか冷たい刃で~のあたりとか、とにかく翔ちゃんがエグい。ラスト、理姫コジで「1234いちにー」って言ってるの毎度微笑ましくなる。

・MC
リーダー子供爆誕おめでとう、最近人に言えるような話がない理姫さん、双子の卵を食べた結果太るし酒飲みたくなるし酒飲むと筋肉痛になるリーダー、ワンマンに照準を合わせて現れる吹き出物(通称:子りひ)、体調不良時は手を上げるようお知らせするコウジロウ...etc

・かしこい食卓
MC終わりにフワッと鳴りはじめた音の雰囲気で、あれ?かしこいっぽいぞ?本当に?ってソワソワして、確定した瞬間超アガった。
頭から離れないリフレインは中毒性抜群。終盤にギターのリズムがヘンテコになっていくのも堪らん。しかも、アウトロ長めのお得verでした。

・互市才覚
ついに可愛い連中がアカシックに吸収された!!!もともとアカシックを続けない代わりとして始めたバンドだし、前回のOAに関してはサポートドラムがコウジロウだったから、そりゃそうなるか~と思いつつ、可愛い連中も名曲だらけなので、可愛い連中としてのライブもいつかまた見たいなぁ、という願望。
間奏ソロリレーでいつも理姫さんがメンバー紹介するのに名前言わないな?と疑問に思っていたけれど、その理由を後で知ることに。

・邪魔
互市でダークさから抜け出したかと思いきや、イントロのベースの重みで一気に引き戻されて、そのまま暗がりへ引き摺り込まれる感覚。
この曲演奏してる時のメンバー、毎回とてもいい表情してて好きなんだよなぁ。

・MC
①みんな日々大したことがなくて平和な話。マッチングアプリで出会ったことを親世代にどう話すか問題、最近は「最新鋭の技術で出会いました」って言うらしい。
②声出し解禁に戸惑う客へ声出せよのお知らせ。互市メンバー紹介の時、誰も言ってくれなかった。メンバーの名前を呼ぶ流れで、\パパー/の呼び声。理姫さんが「今度からギターパパ!って言うわ」って言ってて笑った。
③用意してきた話を喋るセクション。「前回久々にライブをしたら、ライブをやめられなくなってしまった。元々説明したいしさせたいタチだったけど言葉足りないくらいがちょうどいいと思い始めた。」みたいな話をしていたら、体調不良者出現!コウジロウのアナウンスが役立った瞬間でした。理姫さんが「さっさとやろう、とにかく約束も決定事項もないけど一生よろしくお願いします。とりあえず今日をよろしくお願いします!」ってサクッと話を切り上げて曲へ。(もしかしてここでワンマン告知予定だった?)

・憂い切る身
最強の演奏と最強の歌。アカシックって本当に凄いバンドなんだよ!!!って声を大にして叫びたくなる。
この日は“深呼吸して微笑めばいい”って歌詞が妙に刺さって、泣く予定じゃなかったのにほんのり泣いてしまった💭

・サブカルの域をでない(新曲)
ここで突然の新曲。聞こえてくる歌詞ひとつひとつが全身に突き刺さっていくみたいな感覚で、全容がわからないはずなのに、曲中ずっと泣いていた。
“覚えといて許さないで”があまりにも理姫さんすぎて好き。早く音源化してほしいです。

・さめざめ
サブカル終わりで鳴り出したドラムのリズムが絶対にさめざめのそれであることを察した瞬間、ため息が出た。緩みっぱなしの目元に追い打ちをかけてくるある種の鬼畜セトリ。抗えるわけもなく、なし崩しの如く震えるくらい号泣してしまった。
ラスサビでお立ち台に座り込んだまま歌う理姫さんの、悲痛な叫びから消え入りそうな歌声に切り替わる瞬間は鳥肌モノ。そのまま無になって、ドラムの一打を皮切りに始まるアウトロのエンドロール感。最後のギターでカノンが混ざるのも好きすぎる。
余談ですが、さめざめといえば2014年MOOSIC LAB。自身のドキュメンタリー映画のテーマソングになっていたさめざめを小さな映画館で聴いた時、カッコよすぎて震えたし、音源化を心待ちにした記憶。一年越しでくノ一に収録が決まったときはガッツポーズしたなぁ。横山監督とライブで会うたび、挨拶みたいに「映画のDVDください」って言ってた覚えある。

・飴と日傘
さめざめで一旦大団円を迎えて、曲が始まる前の軽快なセッションで気持ちの切り替え。理姫さんが「後半戦頑張ります、最後まで張り切って参りましょう」みたいに言って後半戦スタート。
ぴょんぴょん跳ねたくなるメロディが心地よくて、さっきまでの涙はどこへやら。2サビ後間奏翔ちゃんのキーボードソロもバッチリ注目。
最後“恋人~”前の溜め、懐かしいコウジロウのスライディングストップも健在だった。理姫さんが「もっといけるでしょ、このままじゃこの曲あと5回やるよプリチーとかやらないよ、どうせみんな8ミリが聞きたいんでしょ?ゼーハーいってるテンションのまま8ミリを流れるようにやっていいのか会議した、あんたたちのせいだからね!」みたいに言ってて笑った。

・CGギャル
理姫さんの「全然たりねぇんだよ」の言葉も加勢して、お馴染み突然の圧縮。前回ぶっ飛び寸前になる程の地獄を見たので離脱しようと思っていたのに予期せぬ方向に圧縮がかかって見事逃げ遅れ。
なんとか、バンビさんのヤバ顔と空中蹴り(今回もバッチリでしたありがとうバンちゃん)を拝み、もみくちゃにされた後、いよいよ死を悟って気合いで後ろへ。圧縮で逸れた友達とアウトロで奇跡の再会を果たして、恒例の全力ダッシュかました。無事シャワー浴びレベルの汗だくになって完走。

・いちかばちかちゃん
どれだけ汗でぐちゃぐちゃだろうが、サイレンみたいなギターが鳴ったら小指を絡めて頭を振るしか無い。
マスクあり声出し解禁のおかげで数年ぶりに「いちにー!」「さんしー!」を叫べたの嬉しすぎたなぁ。ラスト“スーハー”直後の爆裂部分、狂気そのものと、それに救いを求めるみたいに吸い寄せられる無数の手は宗教を思わせた。

・プリチー
はいかわいい、理姫さんのギャルピ✌︎そして、待っていました三年半ぶりの全力コール!喉をキネマに置いていくくらいの気持ちで叫んだよそりゃ。プリチーはこうでなくっちゃね。
暴れん坊将軍決め、理姫さんが「男気じゃんけんしようぜ」って言って、達也さんが男気じゃんけんの解説入れてたの笑った。勝者翔ちゃんによる「暴れん坊将軍でさぁいこーう!」でラストへ。
翔ちゃんが勝った瞬間「翔ちゃーーーーん!」ってめちゃ叫びました。アカシックのおたくはみんな翔ちゃんが大好き!

・華金
事前に予告があったので、しっかりタオル用意済み。それはもう爆回し。
2Bメロ安定のケチャ脇。ソロリレーで達也さんがミソカツ入れてくるのいいよね。

・8ミリフィルム
飴と日傘での理姫さんの発言もあってなのか、久々にゆったり8ミリをライブで聴けた気がする(前回は秘密のデートのお祭り騒ぎ直後でずっともみくちゃだった)。個人的にこの曲をゼーハー言いながら聴くのはもったいない派なので、ちょっとホッとした。
改めて名曲すぎて、そりゃTikTokでもバズりますよねって感じ。

・アルカイックセンチメント
達也さんの「よろしくお願いしまーす!」でスタート。全員コーラスの豪華さと、空間に満ちる多幸感。これも8ミリと同様、久々に穏やかな気持ちで聴けたかも。
思い出したのは、凛々ツアーキネマ公演でのサイリウム企画。ジャケ写をイメージした5色のサイリウムをアンコールで光らせることになっていて、セトリ的に偶然この曲がそのタイミングだったんだけど、手持ちのリウムを配布しきって友達と一番後ろから見たあの景色があまりにも綺麗だったなぁ、とか思ったりして。

・好き嫌い
後半戦お馴染みのこの曲。よく考えると、これがまさか定番曲になる日が来るとは!って感じ。
ここでも全力「地租改正ー!」コール。理姫さんの“好きだ!よ!ね!”からのリコーダーソロ、微笑ましくていいですよね。

・プリチー
理姫さんによる突然の「プリチーやって終わりにしよ」で、プリチーおかわり。本来は好き嫌いで本編終了、アンコールで愛ハッピーの予定だったみたいだけれどライブがアツくなりすぎて、色々加味した結果その場の判断で変更したらしいです(理姫さん談)。
こちとら久々の声出しOKが嬉しすぎたので、おかわりどんとこい✌︎って感じでもちろん全力コール。
第二回男気じゃんけんは、コジバンビが残って最終決戦しようとしたところ、コウジロウが「バンビ一緒に言おう」って、強制二人勝ち展開に持っていき、「せーのでいくからね」とか謎のイチャコラを見せつけ、「せーの、暴れん坊将軍でいくぞ!」でラスト。コウジロウは紛れもなくバンちゃんTO。

・アンコールMC
男子たちがグッズTで登場。コウジロウが「メンバーの手書きだから、どれを誰が書いたか当ててみて」って言った瞬間に、リーダーが「真ん中のラブアンドドッグは俺」ってバラしてたの笑う。久々にスキニー穿いて太ったことを実感したらしい。
後から登場したツインテの理姫さん、可愛すぎ。「アツすぎて危険な感じなのでちょっとやって終わります」って言ってすぐ曲へ。

・ダ犬マイト
アンコール一発目がこの曲で、やっぱり可愛い連中が吸収合併されている。。。!となった。イントロの何かが始まりそうなワクワク感、大好きです。
みんなで犬T着てダ犬マイト演奏してるのも、理姫さんの犬耳ポーズも可愛すぎかよ。

・サイノロジック
「みなさん結婚してください!最高潮だと伝えたいサイノロジック」なんて言われたら、もう婚約者立候補するしか。メンバーみんなに最高潮な気持ちが1ミリでも伝わればと思いながら指差ししてた。
ギターソロへのフリ、理姫さんの「パパー!」は笑ったけど、パパは相変わらずのギターヒーローっぷりでした。
“あくびする昨日”をお客さんに委ねる感じ懐かしかったな。最後の最後、タイミングを合わせるためにコウジロウのドラム暴れをみんなで見届けてる時間いいよね。
曲の最後のほうでDJタケオがブースにスタンバイするの見えて、あ~もう終わっちゃうのか~って寂しくなった。

・終電
終わりかと思いきや終わらせない女、我らが理姫さん。「もう限界の人は帰ってください、なんかやります」って、あゝもう最高すぎかよ。
メンバーへの「何やる?」の問いかけ後に速攻終電のイントロギターが鳴り出して、何の違和感もなく曲が始まったの堪らなかった。
この曲はいつだって、尖った夜の香りがするアカシックを好きになったあの頃に引き戻してくれる。間奏のベースソロでバンビさんがお立ち台まで出てきて、3人が横並びになった時の最強感。
後ろに下がったおかげで空間も確保できていたので、ラストはもう体に染みついたアレを爆踊りして完全燃焼。

理姫さんだけがステージに残って、「そういえば集合写真撮ってないじゃん」って、理姫さんのスマホで自撮りして終了。

一夜限りではないアカシック復活の喜びを、改めて噛みしめた二時間。
声出しOKとのことで、あのもどかしさからやっと解放されて、全力でコールできたのも嬉しかったなぁ。(振り返ると、一番叫んだ言葉は「翔ちゃん」だった説ある)
しかも、アカシックの新曲を聴ける日がまた来るだなんて、生きていたらいいことがあるもんですね。
そして、アカシックとしては凛々ツアー以来、7年ぶりの東京キネマ倶楽部でした。個人的にとても思い入れのあるツアーだったから、所々で当時を思い出して感慨深くなっちゃったり。
次回は、11月25日の横浜ワンマン(ライブ中に告知を忘れてたの流石すぎて笑う)。メンバーにとって心地よいペースで続くアカシック、これからも目が離せないです。おわり!

p.s.今回もDJたけおの選曲が最高でした

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