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離国情調 横浜Bay Hall(本編:アカシック)

アカシック、解散以来のワンマンライブ「離国情調」。
一夜限りの訳あり公演とのことで、一抹の不安もありましたが、何よりアカシックが一夜限りでも復活してくれることへの感謝を胸に臨んだ日でした。
先にお伝えしておくと、例の如く超絶主観なので、懐古厨みたいな事結構書いちゃってます。あしからず。

【2022.11.23 離国情調 セトリ】
SE
結婚
エリザベスロマン
Mr FANCY
ツイニーヨコハマ
マイラグジュアリーナイト
MC
憂い切る身
邪魔

ブラック
MC
you&i
エロティシズム
香港ママ
CGギャル
プリチー
華金
秘密のデート
8ミリフィルム
愛×happy×クレイジー
LSD
好き嫌い
~~~~~~~~アンコール~~~~~~~~
愛しき実話
MC
終電
サイノロジック
アルカイックセンチメント
~~ダブルアンコール(理姫さん出ずっぱり)~~
プリチー

・SE
「愛しき実話」ツアー(東名阪解散ライブ)で使われていたアカシックの走馬灯みたいなSE。
泣きながら聴いた思い出しかなかったけど、今回はまた違う心持ちで、ワクワクのほうが大きかった。
メンバーが全員衣装チェンジして、翔ちゃんも登場。いよいよアカシックのワンマンが始まるのか、と背筋が少し伸びた。理姫さんは髪を下ろしていて、衣装がお洒落だけどとてもシンプルなのが印象的だった。

・結婚
スタンドマイクの前で手を前に組んで直立のまま遠くを見て歌う姿はどこか無機質で、目が離せなくて、妙な緊張感を覚えた。開幕式みたいだった。

・エリザベスロマン
イントロの疾走感とともにお立ち台に理姫さんが来た瞬間、あの香水の匂いと、「こんばんはアカシックです」の絶叫。時間が動き出した感じがした。この言葉が聞ける世界線に戻ってこられた幸せを、これでもかと噛み締めた。
2サビ後のへんてこゾーンに入る時、バンビさんが何度か焦らしたりしてて、本人もメンバーも超楽しそうだった。
落ちサビ直前のコウジロウの叫びに「出だしから違う」って、理姫さんから速攻やり直しの指摘が入ったの容赦なくて最高だった。「悔い残すんじゃねえぞ!最後までよろしくお願いしまーーーす12」でラストへ。

・Mr FANCY
エリザベスからの勢いそのままに、ドキドキしっぱなし。

・ツイニーヨコハマ
冷たさを感じるイントロを聞いた瞬間、いい意味で熱が落ち着いたのか、アカシックのワンマンを見ていることを頭でも理解してきて、ハッとした。

・マイラグジュアリーナイト
この曲を歌う理姫さんの頼もしさたるや。
ギターソロでお立ち台に立った達也さんは既に汗だくだったし、翔ちゃんは相変わらずエグいキーボード捌きだった。復活後もサポートが翔ちゃんで本当に嬉しい!

・MC
ライブのために一週間不摂生していなかったのに、一昨日突如大きい吹出物(通称:出たがり、リトル理姫、子理姫)が出来た話。
お客さんに子理姫が見えてるか確認したり、配信用カメラさんに子理姫側をアップで映さないようにお願いしたり。

・憂い切る身
あざといセットリストなのでよろしくお願いしまーすって軽い感じに言った直後、ふぁ〜んって感じの音。すぐに何が始まるか気づいて、序盤からやってくれるな。。。となった。
歌も演奏もバランスも完璧すぎる曲。イントロでクラクラして、Aメロで体がずっとザワザワして、サビの重量感で一気にやられる。ニュアンスすぎるけど、まじでこれ。
ラスサビの絞り出したような声と、呼吸の音ひとつひとつに心がぎゅっとなった。

・邪魔
憂いから邪魔に繋がる流れ、めちゃくちゃ懐かしい。
イントロのユニゾンも、これを歌う理姫さんのダークさも好きすぎる。
途中コウジロウが舌をペロって出したままバンビさんのこと見てて、それ見たバンビさんが笑ってて、それを見た私は、よっ!コジバンビ!と心でガヤを入れた。

・私
サビの一言一言に力強さがあって、理姫さんから目が離せなくなる曲。
“夢は私だ”で歌声が一気に柔らかくなって、深い所まで潜った気持ちをアウトロで光の方へ引き上げてくれる感じが好き。
 
・ブラック
“それはどうかな”ver。理姫さんが指揮者みたいに四拍子の動きをして、メンバー全員円になって演奏するアウトロは、毎度見ているだけで元気になれる。

・MC
①達也さんが、ファンから太ったと言われたことに傷つき、今日に向けてちょっとだけ痩せたし、人生初の接骨院に行ったからいつもより姿勢がいいし、今日もギリギリまで耳に輪ゴムかけてむくみ取りをしていた話
②ファンの男の子が、女の子に好きなタイプ聞かれて理姫さんの写真を見せたら泣かれた話
③高級店で働くホステスの子に、ノリで私も働こうかな的な事言ったら、その前髪だと落とされると思いますって言われた話
④達也さんは腹筋ローラーを買ったけど1回も出来なかったし、コウジロウは膝コロならできるし、バンビさんは話聞いてなかった上にそもそもやったことがない話
⑤今のところ楽しすぎて、明日からどう生きればいいか心配になって暗い気持ちになってきた話

・you&i
お立ち台に胡坐をかいて歌う理姫さんがとても綺麗で絵になる。
コウジロウのコーラス、心地良くて好きだなぁとこの曲をライブで見るたびに思う。

・エロティシズム
イントロのギターが鳴った瞬間、you&iの緩やかな切なさから、静か且つ確実に心臓を刺されたような痛みへ一気に切り替わった感じがした。暗闇の中で赤く照らされた理姫さんの佇まいがそれを助長していて、息苦しさを感じるくらいだった。
サビの叫ぶような歌声とともにステージ全体が真っ赤になって、サビが終わるとまた暗闇の静けさに戻っていくのが、この曲を聴いているときのイメージにバチっとはまっていた。だから没入感があって、演奏の凄みも相まって、なんか、めちゃくちゃ泣いてしまった。。。
アウトロで理姫さんが楽器隊にバトンタッチするかの如く無の状態になって、一旦死んだように音が止まってからドラムを皮切りに音が生き返るのをきっかけに、少しずつ理姫さんが動き始めて、最後は白い光の中で演奏が終わるっていう流れも良すぎて、曲が終わった瞬間、映画を見た後に出るような溜息が出た。

・香港ママ
ドラムのドンドンドンドンってリズムで、もしかしてあの曲やるの!?となった。
理姫さんに言われて翔ちゃんが見本として踊ることになったんだけど、正解みたいな顔して初っ端からどすこいし始めたの意味わからなさ過ぎて、膝から崩れ落ちるくらい笑った。久々のダンス楽しすぎたなぁ。

・CGギャル
これまたジャーンの音でみんながこの曲だってわかった瞬間、一気に人の波が押し寄せてきた。
理姫さんの「私の人生はいつどうなるか分からなくて、そのせいで振り回してごめんなさい!みんなのために最後まで歌います、よろしくお願いします!」(ニュアンス)と、イントロの「全員跳べ!」でファン側の熱量も爆上がり。これが地獄の圧縮の始まりでした。。。
冒頭のベースを弾くバンビさんがちゃんとヤバ顔してたのも、サビ入りでブランクを感じさせない200点の空中蹴りかましてくれたのも最高すぎた。行けバンビ!って早く叫びたい。

・プリチー
理姫さんのギャルピ✌︎可愛すぎか!?Aメロで叫べないのがもどかしすぎた。
2サビ後の暴れん坊将軍パート、達也さんが「今日は暴れん坊将軍で行きたいね」ってしっとり言った後、理姫さんが「みんな3年間何してたの、3年ぶりと思えないんだけど」みたいに言ってて、超絶圧縮の中、まじそれな~!って思った。
暴れん坊将軍を誰が言うか決めるためにドラムセット周りに全員集合して、指スマ始めたのめちゃくちゃ笑ったし、なぜか達也さんがずっと俺のターン状態で試合にならなかったから、結局達也さんが「俺たちが暴れん坊将軍だー!」って言ってラストへ。

・華金
間髪入れず、まだまだ続くぶち上げゾーン。2Bメロのケチャ脇も、理姫さんの「回せー!」も、楽器隊ソロリレーも全部が懐かしかった。この頃にはもう足の踏み場は無く、柵に体がめり込み続けてた。もはやその痛ててて状態とか、宙を舞いまくるタオルの塵にすら、懐かし~!とか思う脳になっていたのヤバい。

・秘密のデート
達也バンビがお立ち台まで出てきて、コウジロウのイェーイ煽り。理姫さんが「声出し禁止のルールは守りたいけど思わず出ちゃったらそれは自己責任、出禁になってもライブの予定ないし」みたいなこと言ってて笑った。
サビのお祭り感、たまらない。圧縮マシマシ&無限発汗でぶっ飛び寸前、もうなんでもいいや~~~✌︎✌︎✌︎ってバカにならせていただきました✌︎悔いなし✌︎

・8ミリフィルム
理姫さんもファンも、全力のイェーイ✌︎
ライブが後半戦の後半に突入した気がして、この時間が一生続けば良いのにと思った(蓋を開けたらその後8曲もあった最高かよ)。

・愛×happy×クレイジー
“いちにー”をまた叫べる日までは死ねない。
音の豪華さと、メンバーの表情の穏やかさと、蘇る色んな思い出を贅沢に楽しむ時間だった。
全国津々浦々リリイベに行って横浜でゴールしたり、東名阪ワンマンで色々サプライズしたり。私たちの自己満と言われればそれまでなんだけど、とにかく思い出が詰まりまくりの曲なわけです。

・LSD
「ありがとうございましたアカシックでした」って言葉を聞いて、本当に終わっちゃう。。。と心底名残惜しくなった。
2サビ後間奏の大暴れコウジロウ中、理姫さんが床に寝そべったり座り込んだり。「さっきも言ったけど、私の人生何があるかわからなくて振り回しちゃう。今日は気分的に帰りたくない、誰も泊めてくれないなら伊勢崎町に置いて帰ってください」(ニュアンス)からの絶叫で、ラスサビへ。

・好き嫌い
リコーダー片手に歌う理姫さんのお茶目さ。地租改正~!も叫びたすぎる。
ラスサビでコジ達也が「へーい!」みたいな合いの手入れてたのも、「好~き、だーよーね!」も楽しいに溢れてて最高だった。
アウトロのリコーダー生演奏もバッチリ✌︎

曲が終わってメンバーがはけて行って、理姫さんが「またすぐ会いましょう」って念を押すように言ったら、理姫さんがはける前からアンコールの手拍子始まったの笑った。

・愛しき実話
アンコール1曲目。メンバー全員グッズTに着替えて、理姫さんは牌ゴムでツインに。
この曲は解散のイメージが強くて、実はあまり聴けていなかったけど、改めて聴くと歌詞もメロディーも良すぎるから、これからは沢山聴こうと思った。
解散に直面した頃の自分に、この曲を幸せな気持ちで聴ける日がまた来るよって教えてあげたい。

・MC
「解散の時、私がまた召集しますって言ったと思う。今回は私の一言で一年前には訳あり公演することが決まっていて。でも一年で人生は変わるから、訳ありじゃなくなりました!コウジロウは訳ありだと思ったからいっぱい練習してくれたけど、今回唯一の訳ありは、ポーチの誤字だけですすみません!あと、誰にもまだ言ってないけど後で辻褄合わせるので、帰国情調やりまーーーす!私はこうやって生きていくしか無いのでよろしくお願いします!」的な内容。

・終電
達也さんの「よろしくお願いしまーす!」でイントロへ。1サビ後、達也バンビがお立ち台に出てきた時の“最強の3人”感は、アカシックと出会った時から解散までずっと変わらなかったし、今でもやっぱり強く惹かれるものがあった。
靴を脱ぎ捨てた理姫さんが、振り付けもリズムも昔と変わらずにバチバチ踊っているのが最高だったし、その振りとリズムが体に染みつきすぎて、私自身も自然と全身が動いていた。

・サイノロジック
最高潮だと伝えたいサイノロジック。なんかもう、メンバーへの感謝の気持ちが溢れに溢れて、少しでも多くその気持ちが伝われと思いながら、サビでみんなを指差しまくった。
落ちサビ前のギターソロの達也さんを見て、やっぱりギターヒーローだなぁ、と思った。

・アルカイックセンチメント
サイノが終わってすぐに「じゃあもう一曲やろう、会場何時まで?」って聞いたら、とっくにその時間過ぎてて笑った。「怒られるまでやります」ってそのまま強行突破。
メンバー全員で歌うサビの豪華さったらもう。イントロで達也バンビが跳ねてたり、メンバー全員本当に楽しそうで、多幸感でいっぱいだった。

最後に挨拶しようってメンバー全員を並ばせながら、床に寝転ぶ理姫さん。「誰か怒って~怒らないと動かないよ」って言って、渋々コウジロウが「こら起きろ!」って声をあげてたの笑った。
挨拶の時の、コウジロウと理姫さんの「帰国情調やるみたいだし?」「コウジロウ忙しいんでしょ?」「やるよ!やりますよ!」みたいなやり取りとても良かった。
写真撮影するってなったから、ぐちゃぐちゃの身なり整えてたら、理姫さんが客席に手鏡見せてくれて助かった。
写真撮影して、ありがとうございました!って終わりそうな感じで男子たちがはけていく中、理姫さんだけがステージに居座っていたら、自然とアンコール手拍子が始まって。それを受けた理姫さんが「たけお!どう思う?」って、おそらくDJブースにいた たけおさん(アカシック旧マネージャー。超いい人)に声かけたら、「いいんじゃない?」って、めちゃくちゃたけおさんっぽい最高の返答が来たので、男子たちを呼び戻すことに。
本当に予定してないアンコールだったぽくて、達也さんがすでにロング缶のビール半分空け済みだったの笑った。
どの曲やる?って話してたら、ファンの誰かがプリチーをリクエストして、さっきの超えれる?ってファンに確認の上でプリチーに決定。

・プリチー
兎にも角にもぶち上げ。暴れん坊将軍はバンビさん担当。「俺たちが、暴れん坊将軍だー」って、あんなに声量がないバンビさんが叫ぶまではいかずとも、声を張ってくれたの最高だったなぁ。

改めて挨拶して男子たちがはけ、理姫さんがお立ち台でしゃがんで話し込もうとしたら、照明がだんだん暗くなって強制終了させられたの笑った。
去り際に「歯磨けよ、宿題しろよ、おやすみ、バイバイっ」って言って、今度こそ本当に終了。

公演時間2時間半、なんと合計25曲。
理姫さんやバンビさんが言うように、3年ぶりとは思えない、1ミリたりとも不安感のないワンマンライブ。
理姫さんのフロントマンとしての爆発的な魅力も、達也さんのバチバチのギターヒーロー感も、コウジロウのこれでもかってくらいの満面の笑顔も、バンビさんの内に秘めた熱量がこぼれだすあの感じも、全部変わっていなかった。(翔ちゃんも、それはもう相変わらずとんでもない演奏だった)
3年のブランクがある中で、メンバー全員がどれだけの時間と労力をかけてこのワンマンを準備をしてくれていたか考えると、頭が上がらないです。

どんな頻度であろうと、こんなに最高なライブをやり続けてくれるうちは、このバンドから離れられないなと改めて実感した日でした。
そして、アカシックが解散をやめるらしく、春にまた会える予感。今のメンバーの人生に合ったペースで、これからも末永く、何卒よろしくお願いいたします。

あ、そういえばDJ TAKEKOの選曲も最高すぎでした。おわり

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