見出し画像

連中Ⅰ 梅田シャングリラ

ついに、連中が本格始動。ワンマン一発目は大阪!
noteに書くようにしたら、文字数制限が無くなったので、つい長ったらしくなるし、もはやそれはレポではないよね?となる文章が何度も顔を覗かせます。あしからず。

【2020.01.25連中Ⅰ大阪セトリ】
夢みるシャンソン人形(カバー)
愛の言葉
ワンシーズン
金魚鉢
MC
四月
日向
八月
蛇行道連
MC
ハイテイツモ
マージン
ウルトラウェア
互市才覚
グロテスク
ダ犬マイト
ペット可

・SE(愛の賛歌)
誰もが一度は聴いたことがあるはず。曲名は初めて知ったけど。古いフィルム映画を見始めたような感覚になった。

・夢みるシャンソン人形(カバー)
女性らしい白いワンピースとピンヒールを纏って、掴んだ上着を右肩に引っ掛けて歌う理姫さんが絵になりすぎていた。
カバーだと気付かず、昭和歌謡の色がムンムンで超絶カッコいい曲!とドキドキしていた、無知の恥。

・愛の言葉
一曲目終わりに後ろを向いて上着を羽織ったら、背中に“可愛連中”の四文字がバーンと現れて笑った。勝手にジャケットの類かと思っていたら、グッズのパーカーだった。
曲が始まった瞬間に、直前の艶っぽい雰囲気から一気に柔らかい空気感に切り替わって、自然と口元が綻んだ。

・ワンシーズン
イントロから続くベースの音でだらりとした雰囲気が、1サビ終わりリズムの変化とギターの音で軽快になっていって、ラスサビのドラムの追い込みに圧倒されて、最後はまたイントロのだらりに帰ってくる流れを季節の移り変わりみたいだなと思った。そして、冬はカニ🦀。

・金魚鉢(ライブ初披露)
イントロ前のセッションを聴いた瞬間ピンときて、やっと生で聴ける!!!と嬉しくなった。知ってる人もいると思うけど、実はアカシック時代のインスタライブで一回だけ演奏していた幻の曲。
サビの“晴々と行きなさい”を聴くと本当に呪縛を解いてくれるような清々しい気持ちになる。あと、2サビ前に“目抜き通り”って歌詞が出てくるのが個人的に好き。
何度も出てくるコーラスの“トゥットゥットゥルットゥー’’はつい口ずさみたくなっちゃう。
アウトロの最後、インスタライブ ではずっとララララ〜って歌っていた所を理姫さんがソファソファ〜ミレミレ〜って音階で歌っていたの可愛かった。

・MC
開口一番、理姫さんに「(リハで頑なにララララを通したのに)突然ソファソファ言い出したのイラついたでしょ?」と言われた達也さんが「初MCそれ?(笑)」って言っていたの笑った。理姫さんは「まぁその時何をやりたくなるかわからないじゃん!」って言った後「こういう事言うのやめたい〜!」と嘆いてた。
達也さんは伝説を作るべく奮闘していたら60Kgから6Kg痩せたらしい。二曲作ると1キロ減るシステム。

・四月(初披露)
イントロが始まった瞬間、達也さんがいつしか載せていたやつだ!と思った。生だとより一層お洒落でカッコいい。
完全に初聴だったけれど、聞こえる歌詞の一つ一つに、呆れとかやるせなさを感じた。

・日向(初披露)
これも完全な初披露曲。イントロのインパクトが凄くて、これからどんな曲が始まるの!?と衝撃的だったけれど、蓋を開けてみたら、曲名に相応しい日向の暖かさと柔らかさを感じるのに、何処か切ない空気を孕んだとんでもない名曲だった。
“一人で生きていくと思っていた”みたいな歌詞から始まるんだけれど、そこから変化していく感情を曲中一緒に体感しているような気持ちになった。

・八月
ファンクラブ限定でデモが公開されている曲。この一曲だけで余裕で月額の元取れる。
連中お披露目で初めて聴いた時、心がふわふわじくじくとした。メロディも歌詞も明確に知った今改めてライブで聴いて、膿んでしまった何かとの決別を想わせて頭がクラクラした。
“気が変わって”って歌った声が空気中に溶けた頃に、アウトロが追撃をしかけてくるのズルい。アウトロでフロアに背中を向け座り込む理姫さんの横顔が綺麗だった。
それから、八月が始まった瞬間、ここまでの三曲って時系列なのかもしれないとふと思った。勝手な予想だから全然違うかもしれないけど。

・蛇行道連
初めにベースとドラムでリズムを作ってからギターが加わってイントロに入っていく感じが好き。その時に、諸石さんとバンビさんがアイコンタクト取っていたのもなんだか良かった。
1サビは“蛇行して道連れ”なのにラスサビは“多幸からお呼ばれ”なの素敵な言葉遊びだなと思った。

・MC
達也さんが低温調理器とスチームオーブンと圧力鍋を購入してカード破産しそうになり、コンビニで5万払った話。低温調理器はいいぞ~(低温調理器愛用者 20代女性)
そして相変わらずバンビさんは他人の話を聞いていなくてうける。
今回は新曲ばかりだから、ワンマン前にデモやインスタライブでじわじわ曲を聴かせて、士気を上げていく策だったらしい。まんまと引っ掛かりました。

・ハイテイツモ(初披露)
初披露と言いつつ実は最後の濱トラ(達也さん回)で一回だけ披露されていた幻の曲②。
理姫さんも、これは知っている人いるかも~って曲フリで言っていた。生で聴いてはいないけれど、当選した子に動画を見せてもらっていたから、これは!!!となった。
理姫さんはお立ち台に腰を掛けて歌っていて、深く沈んだ暗い場所でひとり歌っているような雰囲気があった。
ライブ後セトリを思い出してメモる時、曲名は漢字だったりするのかな?と調べたら、海底と書いてハイテイと読むと知って、私が感じた雰囲気はまさに海底のそれだ!と思った。よく考えたらサビの歌詞にも”海の底”が出てくるなぁ、アハ体験。

・マージン(ライブ初披露)
インスタライブで一回だけ演奏していた曲。
イントロのノスタルジックなギターの音が耳に残る。楽器一つ一つの音に凄く重みがあって、無意識のうちに曲の世界観に引きずり降ろされていた。恐ろしい曲。

・ウルトラウェア(ライブ初披露)
これもインスタライブで一回だけ演奏していた曲。
イントロベースのわくわく感と、“BO-004”を皮切りに全楽器がバコンと鳴りだした時の気持ち良さが堪らない。つい飛び跳ねたくなっちゃう。
最後の“そばにいてくれないけど そんな日もありますよね”って歌詞は聴いているだけで心が軽くなる。

・互市才覚(ライブ初披露)
ファンクラブ限定でデモが公開されている曲。この一曲だけで余裕で月額の元取れる。(数曲ぶり二回目)
終始楽器隊が忙しなくて、いい意味で考える暇を与えてくれない。何も考えたくない時に聴いていたい。
”あなたはとにかくお金が大好きです”っていうとんでもない歌詞のストレートさが好き。
サビで理姫さんが拳を作って腕を曲げ伸ばしする動きをして、ファンがそれを探り探りで真似っこしていたの初ワンマンっぽくて笑った。
間奏の軽快なギターも最高だし、2サビ直後に理姫さんが「ギター!」って言ったの、めちゃくちゃバンドっぽい!ってなった。

・グロテスク
イントロの印象がなんか違う?と思っていたら、当初よりキーが下がっていた。こういう変化がリアルタイムで見られるのは凄く楽しい。
“どれだけ嫌でも仕方ないこともあるって理解してきた”って歌詞にとても共感するし、これからもっと理解していくんだと思う。歌詞全体を通して、人生を点じゃなくて線で見させてくれるような曲。

・ダ犬マイト
「ありがとうございました可愛い連中でした!」みたいな挨拶をしたから、えっもう終わっちゃう!と驚いた。あっという間すぎる。
イントロで達也バンビがお立ち台に立って3人が並んだ時、これこれ!やっぱ最強だ!って確信した。バンビさんは華麗なターンを決めてお立ち台から降りていた。
サビの”ダ犬マイト”で理姫さんがマイクをフロアに向けて、ファンが歌う感じだった。とにかく楽しくて終始ニヤニヤしてしまった。

・ペット可
サビの”一緒がいいな いいな”で理姫さんがファンに向かって指差していて、一人ひとりに「ついてきてよ」って言ってるみたいでグッときた。
すっきりとした晴れやかさと、これから連中が始まるんだっていうわくわくドキドキが詰まった曲。改めて、このバンドを好きな気持ちが湧き出てきて嬉しくなった。

「ありがとうございました!もう曲がないのでアンコールは無しです!」とキッパリ言って、メンバー全員を横に並ばせ、少し考えた後に「せーの、クロコダイル!🐊」と言って、4匹のクロコダイルが去っていった。

一度きりの初ワンマン、の初日。この短い期間でワンマンができるくらいのオリジナル曲を取り揃えるだけでも凄いのに、捨て曲なんて一曲もなくて、しかもめちゃくちゃカッコいい演奏を見せつけてきた。この人たちはやっぱり天才だ、と思った。
インスタライブとかデモで予め聴けていた曲も結構あったけれど、やっぱりライブとなると全てが新鮮だったなぁ。良い幕開けでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?