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…なんだか強いお酒を飲んだみたい。(劇場版歌劇少女レヴュースタァライトみた)


自分は一体なにを見た?????

アニメがあっていたのも知らなかったし、映画があっていたのも知らなかった。なんか最近やけにtwitterで名前を見るし、「前情報無しで見て!」ってツイートも見たから「行ってみよ〜」くらいの軽い気持ちで見に行った。

結論から言うと見てよかった。ここ数年で一番良かった映画かもしれない。あんまりこういうの言いたくないけど、音や画面の迫力がすごいので「映画館で見るべき映画」だと思う。

なーんにもわからないまま見たけど舞台・キャラクターの名前は序盤に説明があるし、キャラクター同士の関係性も見えてくるようになってる。
そしてなにより映像の力。途中に出てくる奴は夢に出てきそう。映画館の大画面で見てると催眠にかかるんじゃないかと思ってしまった(そんなシーンはない)。

私のどツボは石動双葉と花柳香子の二人です。あんなん好きに決まってんじゃん。







※ここからはネタバレ※



アイマスPだから女の子がわちゃわちゃするアニメには慣れてるし、キンプリ(アニメ)でぶっ飛んだ演出には慣れてるつもりだった。

ぜ〜〜〜〜んぶ予想外。 


てっきり青春学園日常モノだと思っていた。最初の砂漠とかあそこら辺は演出なだけだと思ってたよ。電車が動き出してからもうめちゃめちゃおかしいでしょ。
女の子達が武器持っとるが?????
(バナナちゃんが二刀流なのは役者と大道具?の二面性なのかな?)
なんかわからんけど劇場版の前にも一回バトルがあったみたい。

女の子達の「舞台」と「自分」の話。
あの謎空間でのバトルによって、ケリをつけていく。
女の子同士の決着を通して、自分の「舞台との関わり合い方」を決めていく。

観客が、「私達」が望んだからこれは作られたのか?
最後の二人のシーンでは確実にこちらが見られているような居心地の悪さがあった。

ジャニオタとして彼らに重荷を背負わせてると常々思っていた。歌劇少女を通して、アイドルを見てしまった。列車の窓から眺めるように「普通の年頃の子の楽しさ」を眺めるところにいるんだろうな。この作中の子達のように、アイドルの輝きを求め続けている間は応援していきたいなと思う。

デコトラ心中、ホラー運動会、理性と獣、ライバル、そして運命の相手。

一番好きだったのはデコトラ心中。
「私が貴女の一番じゃなかったの?」っていう花柳と「私も貴女の一番じゃないの?」っていう石動のぶつかり合い。石動がお世話されてる方かと思いきや逆っていうのがツボ。

セクシー本堂って言われてるらしくて笑った。言い得て妙。椎名林檎だ!!!!っていう印象が強い。

マッドマックスオマージュには笑った。逆に言ったら笑えたシーンはそこだけかも。他にも映画のパロディあったのかな。

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