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美しさの基準

欧州の女性と話をしていると、彼女達は金髪碧眼に優越感なり劣等感なりを持っている人が多いなと感じる。

私が今まで接してきた欧州の男性はそこまででもないように感じる。
もしくはそこまで本音を引き出せていないか、私がアジア人女性だから気を遣われているか。

女性の場合、見た目の美醜にこだわってなさそうに見える人(メイクも薄く、身につける物にこだわりが無さそうに見える人)でも、ふとした時にその人が感じている外見の優越感や劣等感が金髪だったり青い目由来だったりすることに気がついた。
金髪に染める人も多く、昔、子供の頃は金髪だったということを誇る人も多い。

彼女達の男の人への見た目の評価にしても顔の作りはさておき、金髪や特に青い目への一目の置きようには何か特別なものがあるのだなと感じる。

西洋文化において金髪と青い目は昔から美しいとされていて、未だにその価値観が染み付いているように思う。
その価値観を疑わないというか絶対的なものと感じていそう。
建前上は多様性とはいいつつも。
トップモデルを見てみると金髪も碧眼もそんなにいないのだけれど。
トップモデルが美しさの頂点かどうかはまた別の話なのかもしれないが。

また、東欧の女性は自分達の外見の美しさを世界一と自負している人が多い。
確かに美しい人は多いのだが、個々の好みによるだろうと思うのだけれど。
世界一だという絶対的な自信にはいつも驚かされる。
でもこんな風に絶対的な自信を持てるのは良い事なのだろうとも思う。
そう思い込めることは幸せだと思う。
そういう彼女達もやはり金髪や青い目には特別な目線を向けている。
東欧女性で更に金髪碧眼なら頂点も頂点と言わんばかりだ。

個人的には金髪にも青い目にもあまり美しさは感じない。
どちらかと言うとグリーンの目の方が好きだし、髪は黒髪か焦げ茶くらいが好みだ。
女性の顔の美しさで言えば中東の女性はとびきり美しいと思う。
たまにハッとするくらい美しい目をした人がいたりする。
残念ながら体型は肉付きが良すぎるというかふくよかすぎる人が多いとは思うけれど。
あとは人工的な唇にしてしまう人が多く、不自然な口元の人が多い。

顔と体型の両方で見れば、私の中ではボリウッド映画に出てくる女優さん達が世界一美しいと思う。
見惚れるくらい美しい女優さんが沢山いて、ストーリーはともかくただ見ていたいと思う時がある。

美の基準は大まかには型があるのだろうけど、最終的には個々の好みだろうと思う。
身も蓋もない結論だけど。

ツイッター(と未だに言ってしまう)で金髪に染めるアジア人は欧州では笑われるという話を見て書いてみた。
金髪に染めたいと思ったことはないけど、私には似合わないだろうなぁ。

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