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植物の力

約ひと月前からずっと続いていた咳が、最近ようやく治った。
お医者さん曰く特に何のウイルスというわけではないらしいが最近よく流行っているらしい。
感染症や病気ではないとしても咳をし続けるのはなかなか辛かった。

処方された咳止めの薬やシロップもあまり効果はなく、一番症状が和らいだのは辛子の湿布だった。

辛子の湿布は手作りできる。
粒マスタードをすり潰したものと小麦粉や米粉をお湯で混ぜ、ガーゼやタオルに塗布して胸元か背中に湿布する。
数分経つと辛子の効能で湿布部分が熱くなってきて、効いているのがよくわかる。(ちょっとびっくりするくらい熱くなる)
だいたい15分から20分くらい湿布するといいらしい。
効いている感覚がするからといって長く置きすぎると、患部の肌が傷んでしまう。
デコルテは肌が薄く弱いので、日焼けしすぎた後のように真っ赤になって皮がむけてしまうこともある。(私がそうなった…)
肌が弱い人は背中側にする方がいいように思う。
これを毎日2,3回繰り返すと一番効果的なんだそうだ。

半信半疑でやってみたのだが、実際咳がかなり楽になったので植物の持つ力は凄いなと改めて思った。
こういうおばあちゃんの知恵袋的な民間療法って侮れないと思う。
自分で作ってできるという実験的なものなのも割と好きだ。

咳のしすぎで昔みたいに腹筋が割れてきたのが、思わぬ副産物でちょっと嬉しい。
ちょうど夏前だし。

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