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松本人志、そのつぶやきの先には、修羅の道しかないのだよ

ということで、ダウンタウンの松本人志さんの性加害疑惑が、話題になっております。
こればかりは、文春の当該記事を読んでいただきたいのですが、有料記事にも金を払えない貧乏人に向けて、書かせていただきます。

まず、以下、時系列で簡単にまとめたいと思います。

(簡単な時系列)
2023年12月26日 文春オンラインで、松本人志の性的行為疑惑が報じられる
2023年12月27日 週刊文春で同記事「呼び出された複数の女性が告発 松本人志と恐怖の一夜「俺の子ども産めや!」」が掲載
      同日 吉本興業が「一部週刊誌報道について」のタイトルで「当該事実は一切なく」として、「今後、法的措置を検討していく予定です。」と反論
2023年12月28日 松本人志がXで「いつ辞めても良いと思ってたんやけど… やる気が出てきたなぁ〜。」とつぶやく
2024年1月5日 週刊女性プライムで、文春で被害女性とされているA子がスピードワゴン・小沢一敬に送った以下の文面が報じられる
小沢さん、今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました。会えて嬉しかったです。松本さんも本当に本当に素敵で、●●さん(※画像では実名)も最後までとても優しくて小沢さんから頂けたご縁に感謝します。もう皆それぞれ帰宅しました ありがとうございました
      同日 松本人志がXで上記のLINEスクショを掲載し、「とうとう出たね。。。」とつぶやく

それで、目下、取り上げたいのは、松本人志の1月5日のツイートです。

松本人志自身のX投稿

貼り付けてあるのは、週刊女性プライムの記事に載っていた写真のスクショです。

このリプ欄を見ると、
「流れ変わったな」
「松ちゃんガンバ!」
「尼崎市民が応援しています!」
といった好意的な返信が大量に投稿され、それぞれリツイートされています。


でも、私がこの投稿を見て、真っ先に思ったのは、

「え!? 松ちゃん、性的行為そのものの疑惑は否定しないの?」

といったことでした。

というのも、昨年12月27日、報道が出た翌日には吉本興業に以下のような抗議文が載っていたからです。

吉本興業HPより

これを読んだ私は、私はてっきり、

「ふむふむ。所属事務所が『性的行為に関する記事』について『当該事実は一切ない』と反論しているのだから、松ちゃんは、この女性と会ったこともないか、もしくは会ったとしても合コンレベルで、性的行為はしなかったということをいってくるのだろう」

と思っていたのです。
ですから、松本人志本人から、
「こんな女性と会ったことがない」
「合コンで会ったが、一緒に飲み屋で飲んだだけ」
と真っ向から否定する言葉が発せられると思っていました。

しかし、満を辞して松本人志から出てきたのは、文春で被害女性とされるA子が、スピードワゴン・小沢に送った

「小沢さん、今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました。会えて嬉しかったです。松本さんも本当に本当に素敵で、●●さん(※画像では実名)も最後までとても優しくて小沢さんから頂けたご縁に感謝します。もう皆それぞれ帰宅しました ありがとうございました」

というLINE文面が載っているスクショだったのです。

松ちゃん!!
それ全然、「とうとう出たね。。。」といえる代物じゃないですよ!

だって、松ちゃんに寄り添ったとしても、この前日の2015年11月8日(日)には、この女性と「本当に本当に素敵な」夜を過ごしたことは否定しないということになりますから。

つまり、松本人志の中では、もう、

第一関門「この女性に会っていない」
第二関門「この女性と性行為をしていない」
第三関門「その性行為は合意だった」

のうち、このつぶやきによって、第二関門までは、突破されてしまっているということを暗に認めてしまっている。
それで、この性行為というのは、文春報道によれば、松本人志、小沢一敬、放送作家Xの3人の男性が、六本木の「グランドハイアット東京」の「グランドエグゼクティブスイートキング」に小沢経由で呼ばれた3人の女性(松本人志が来ることは知らされていなかった)と面会。そして、寝室(松本)、バスルーム(X)、メインルーム(小沢)に分かれた男3人に、15分ごと、半時計まわりにまわりながら、性的相手をする、といった類のものです。

それで、普通に考えれば、そんな、必殺技みたいな名前の場所に、花びら大回転システムを導入し、呼び出した一般女性と性行為をしている時点で、もう

松本、アウト〜!

なはずです。
それが許されるのは、参加女性も、初めから、このスピードワゴン式花びら大回転システムと、そこに来客する人物がわかったうえで、おそらく1人数万円から十万円くらい(口止め料込み)はもらえる「お仕事」として来るプロ以外にあり得ないのです。

そんなところに、事情もちゃんとわかっていないノンプロ女性が1人でも混じっただけで、もう

松本、アウト〜!

な案件です。

しかも、

第三関門「その性行為は合意だった」

は、もう当事者同士が、合意だったか、不合意だったかの話になります。
それで、肝心の女性が、既に不合意だったと週刊文春にいってしまっている。
つまり、第二関門が開かれてしまった時点で、松ちゃんには修羅の道しか残されていないのです。

ということで、松本人志の当該ツイートを見て、
「わぁ、松ちゃん、やったのは否定しないのか・・・」
とがぜん凹んでいる、真っ当な松本人志ファンに対して、
修羅の道を歩み出した松本人志自身は、今後、どんな言葉を紡ぎ出していくか。
そこが気になっております。




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