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別府八湯温泉道

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別府八湯とは、八つの温泉(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称です。 別府の数多くの温泉の中の88の湯を巡り、「スパポート」と…
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2023年5月の記事一覧

別府八湯温泉道 第48番 おにやまホテル

鉄輪の九州横断道沿いにあります。 表通りには駐車場はありません。車で行く場合は裏に回って停める必要があります。地獄めぐりの駐車場に停め、地獄と一緒に行くパターンでもいいですし、鉄輪温泉の駐車場に止めて歩いてもいいかもしれません。 さすがの大規模ホテル。立ち寄り時間より少し早く着いたのですが、ロビーで待たせてくれるということなので、のんびり待たせていただきました。 私が入ったころは、温泉道の7段以上になるともらえる優待券で、なんと無料で入ることができました。 無料でただお風呂

別府八湯温泉道 第103番 旅館みゆき屋

鉄輪のいでゆ坂をずっと下ると、バス通りになります。 ここを通っているのは大分バスだけです。亀の井バスの方が圧倒的に本数が多くて使い勝手がいいのですが、いでゆ坂の上の通りを走り、鉄輪の大きなバスターミナルに到着します。 大分バスの終点はさみしいです。でも、大分バスはすいていていいですよ。 その通りにぶつかるとすぐに旅館が見えてきます。隣に骨董品屋さんがあり、独特の雰囲気があります。 平日の昼下がり、旅館に人っ気はありません。「こんにちわ~!」と声をかけると…。誰も出てきません。

別府八湯温泉道 第125番 鬼石の湯

坊主地獄に併設されている、立ち寄り湯です。 あまり知られていないのか、いつもお客は少ないです。平日だからかなぁ? ここが非常に良い湯で、ある意味穴場かもしれません。 入口は坊主地獄の横にあります。坊主地獄の横を歩いていくと、だんだん緑が多くなっていきます。本当に隠れ家のように鬼石の湯が現れます。 受付に行くと「割引券はお持ちですか?」と聞かれます。そうか。多分いろんなところで配ってるんだろうな…。と思いましたがこの時は持っていないので、ありませんと告げました。 大丈夫です

別府八湯温泉道 第84番 小倉薬師温泉丘の湯

鉄輪温泉街よりはかなり上の場所になります。 九州横断道路から少し脇にそれた細い路地沿いにあります。 かつてはここに神丘温泉が隣にありました。現在は取り壊されてしまいましたが、なかなか独特の雰囲気のある温泉でした。 一時期湯の出が悪くなったらしく、休業していた時期もありましたが、現在は元気に営業中です。 番台等はなく、基本は無人の営業のようです。 中に入ると料金箱が置いてあり、そこに料金を入れて入浴するしくみです。 きれいにされています。 脱衣棚も床も長いすも木でできていて

別府八湯温泉道 第52番 やすらぎのある宿旅館さくら屋

鉄輪のいでゆ坂からちょっと横にそれたところに入ります。 小さな宿ですが、入口は緑におおわれ、手入れがしっかりとされている様子が伺えます。 ちょうど行った日はお客が多かったようで、女将さんは準備にバタバタしていました。昼間の空いている時間帯を開放していただいて、とてもありがたいことです。忙しいにも関わらず、快く受け入れてくださいました。 ※現在は立ち寄り湯は行っていないそうです。宿泊者のみ入浴できます。 お風呂はこじんまりしたもの。 なんかお隣の家のお風呂を借りているような感

別府八湯温泉道 第129番 神丘温泉 豊山荘

鉄輪からはちょっと離れた場所にある温泉です。 もう更地になってしまった神丘温泉の近くにある温泉で、泉質は結構似ています。湯は同じでも、雰囲気は全然違うのが残念ですが…。 コンパクトにまとまった温泉旅館風の建物に入ります。昼間、あまり人の気配はないのですが、入口の自動ドアを開けると、すぐに女将さんらしき人が出迎えてくれました。素早い! フロントにて入浴したい旨告げると、簡単な案内を見せてくれました。 しれっとフロントの机の横ににゃんこがいました。 へぇ~。家族風呂もあるんで

閉業温泉の記憶 別府鉄輪温泉 神丘温泉

ここは本当に残念でした。今はなくなってしまいました。 かつては泥湯もあり(私は入ったことないんです。温泉道をはじめたころには、すでに泥湯が出なくなってしまった後だったもので…)強烈な個性のある湯だったのですが、惜しまれつつ休業となってしまいました。 もっとたくさん写真を撮っておけばよかったのですが、何枚かしか残っていません。記憶に残したいこともあるので、記録をしておこうと思います。 普通の人なら、まず入るのを躊躇します。なにせこの外観。看板出ていなかったら何の店か全くもって

別府八湯温泉道 第51番 温泉閣

鉄輪のいでゆ坂を下ると、お寺があります。 永福寺というお寺なのですが、その奥にちょこっとのれんが見えます。 左側がお寺です。のれんが出ていないと見逃しそうです。 やってるのかな…。少し不安になりながら声をかけると 日帰り入浴OKとのこと。貸し切り温泉風のお風呂が2つ並んでいて、どちらでも使って良いとのこと。実質貸し切り湯ですね。 見たらほとんど造りは変わらなかったので、手前の温泉に入らせていただきました。 戸を閉めれば、貸し切りになります。 少し簡単な脱衣場があり、最低限

別府八湯温泉道 第45番 地獄原温泉

鉄輪のいでゆ坂を下っていくと、真ん中くらいにある温泉です。 上の方には「上人湯」があります。パッと見た目の造りはほぼ同じです。 右に行けば谷の湯通りで、歩くと谷の湯があります。 左に行けばすじ湯や熱の湯。とにかく公衆浴場がたくさんあります。 結構行くたびに、ここでは入浴をしている人に出会います。 比較的地元の方が昼間でも入られいていることが多いです。 お金を賽銭箱に入れ、今日も誰かいるかな…。と思ったら、この日は誰もいらっしゃいませんでした。 坂の上にある、上人湯とほぼ同

別府八湯温泉道 第44番 上人湯

鉄輪のいで湯坂にある温泉です。 地獄蒸し工房鉄輪のすぐ近くにある温泉です。 まわりは観光客がとても多くて、本当ににぎやかですが、ここは観光客はほとんど通り過ぎてしまうのではないでしょうか。 この温泉に入るには、浴場向かいの「まさ食堂」か「保月」で料金を支払い、入浴札を受け取るシステムになっています。 それを入浴した時に浴場内の壁にかけて入浴する仕組みです。 これですべてです。非常にシンプル。 こんな感じでつり下げて入浴します。 お湯のコックを開き、加水しながら浴槽に入

別府八湯温泉道 第43番 みかゑり温泉

鉄輪の温泉街からは少し離れています。 鉄輪から鶴見方面に抜ける道を走り、そこから細い路地に入ります。 看板が出ているので、曲がることはできると思いますが 一気に住宅地に入り、本当に温泉あるのか…?という雰囲気になります。 安心してください。そういうところに別府では温泉があります。 しばらくすると見えてきますので。 温泉の奥が空き地になっていて、そこが駐車場になっています。 入ると受付兼休憩所があって、そこで入浴の旨を告げます。 家族湯もあります。かなり破格で入れますので、

別府八湯温泉道 第42番 夢たまて筥

大通り沿いの温泉です。 ホテル風月に併設している温泉です。 風月自体が湯快リゾートグループへと運営を変えましたので、ここもリニューアルをしたようです。 私が訪問したのは、リニューアル前ですので、現在の様子と異なる部分があると思います。 入り口。 何が一番うれしいかというと、朝から深夜まで、かなり長い時間営業してくれることです。意外にこういう施設別府には少ないんですよ。 まずは内湯から行きます。 脱衣場は広く、快適です。平日午前おすすめです。ほとんど人がいません。 いくつ

別府明礬温泉 ホテルさわやかハートピア明礬

明礬温泉に上がる道からしばらく上っていくと、大分自動車道の別府明礬橋が見えてきます。そのすぐ下にあるホテルが、ホテルさわやかハートピア明礬です。 以前はしばしば雑誌の割引クーポンなどに掲載されることが多く、結構な頻度で割引価格で温泉に入ることができました。 温泉道にも加入していましたが、ここもコロナの影響でしょうか。現在は温泉道から外れています。HPを見ると外来入浴は可能のようです。 ここは、1つのホテルで2つの泉質が楽しめる温泉になっています。 1つ目はもともと、ホテルの

別府八湯温泉道 第40番 鉄輪むし湯

鉄輪温泉のひときわ目立つところに、蒸し湯がありました。 少し広場のようになっていて、横には足箱蒸しがあって、散歩がてら足箱蒸しにつかることもできるようになっています。 受付のおばちゃんが、丁寧にレクチャーしてくれます。 やりかたも掲示されています。 受付で入浴料を払います。 まず、タオルを持っているか確認されます(ほとんどの方は持っていると思いますが…。販売もしています) 服装は濡れてもよいTシャツや短パンがあればOKだそうです。 ない場合は貸し浴衣があります。それを借りま