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奥豊後温泉文化伝

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大分県竹田市周辺の温泉をまとめたマガジンです。 中心地には炭酸泉で有名な長湯温泉がありますが、その周辺にも良い温泉が点在している地域です。 コロナ禍前は「奥豊後温泉文化伝」という… もっと読む
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#大分

奥豊後温泉文化伝 萩の里温泉

萩町にあるから、萩の里温泉。 なんだか温泉のある気配はしないのですが、ポツンと温泉があります。 このあたりに来ると、いつもからあげの丸福を食べてしまいます。 ちなみに本社がこの温泉の近くにありますが、ここは持ち帰りのみですので注意してください。ゆっくり食事をするのであれば、いろいろな店舗がありますのでそちらでどうぞ。道の駅すごうのお店が大きくていいですよ。 それは置いといて、温泉のことに戻ります。 かなり大きな施設のようです。温泉も入浴できますし、食事ができるレストラン

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 万象の湯

長湯温泉にある施設です。 温泉入浴、食事ができるレストラン、宿泊も可能な施設です。 比較的一般の人でも気軽に入れる温泉施設かと思います。 今回は入浴だけしてきました。 受付で入浴をお願いします。 なんと、年間パスポートというのがあるようです。 1年間で18,000円だそうです。破格なのですが、毎日来ることができる距離ではないですので…。近くに住んでたら買うかも(笑) 温泉も大浴場と家族湯も完備していますが、当然大浴場へ。 手前の小さい丸い浴槽が源泉。奥側が加温された浴槽に

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 大丸旅館

長湯温泉の、伝統ある旅館です。1917年(大正6年)創業ということですので、かなり歴史の古い旅館になります。 ちょっと宿泊するにはハードルが高いんですが、立ち寄り湯が可能で、しかもそこまで高くないんですね。 これは意外でした。こういう歴史ある宿と言うのは、なかなか日帰り入浴できない場合は、できても非常に高額だったり、時間が限られたりすることが多いんですよ…。 非常にありがたい。ということで訪問してみました。 ちょうど桜が咲いている時期で、いい眺めでした。 駐車場も完備してい

奥豊後温泉文化伝 白丹温泉 ふれあいの湯

白丹(しらに)温泉と読みます。 ここは住民の方が大切にしている温泉です。 地域の施設にしてはかなり立派な建物で、駐車場もしっかり整備されていました。 来訪した日はあいにくの天気で、かなりの勢いで雨が降っていました。その天気のせいもあり、訪れた日はほとんどお客さんはいませんでした。 写真に撮るのを忘れましたが、入口で飲泉ができるようになっていました。 ひしゃくが備えられており、誰でも飲めるようになっています。湯はほとんど無味・無臭でまろやかな味。これで、コーヒーとかお茶を入れた

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 御宿 友喜美荘

長湯温泉街からはここも少し離れています。 ダムの近くにあります。周りには大きな建物もなく、ポツンと一軒宿です。周りは静かなところですので、ゆっくりするには良いところだと思います。 お昼下がりの時間、入浴をお願いします。 平日ということもあり、人の気配はほぼなく、温泉の照明も落とされていたので、来客はほとんどない様子です。 きれいに整頓され、必要なものは一通りそろっています。 こういうところはすごくありがたい。 早速入浴してみます。 やはり長湯ですね。 この笹濁りの湯がやは

奥豊後温泉文化伝 旅館中村屋

以前紹介した、長湯温泉の「御前湯」のすぐ近くにある旅館です。 (すぐ左奥の建物が御前湯です) 道の駅の駐車場に車を停め、歩いて訪問しました。 おかみさんがすごくうれしそうに対応してくれました。外来入浴は露天風呂を案内してくれるようです。内湯もあるのかな…。 おうぎ形の浴槽が出迎えてくれました。 入浴した際は何名かのお客さんがいましたが、体を洗っているうちに1人、2人とあがっていき、最終的には私1人だけになりました。 御前湯の近くなので、ほぼ泉質は同じのようです。 端の竹

奥豊後温泉文化伝 万寿温泉 大山住の湯

場所でいうと、長湯温泉のエリアになりますが、中心街からは少し離れています。あとからできたバイパス沿いにあるので、温泉自体は見つけやすいです。ただ、温泉の看板がなければ、たぶんただの民家?いろいろ謎な家にしか見えません。 なにせ、まず入り口に、なぜかにわとりがいます(笑) しかも放し飼いというワイルドさ。昭和です。昭和。 呼んでも誰も出てきません。しばらくしておじいちゃん登場。 おじいちゃんとおばあちゃんの2人でやっているようです。 なんでも、今1つの浴槽は工事中ということで

奥豊後温泉文化伝 宿房翡翠之庄

長湯温泉街からちょっと離れた場所にあります。 近くに長湯ダムがあり、自然の豊かなところです。 以前行ったのはかなり前で、今はリニューアルされ、「The Kingfisher resort」というかっちょいい名前に変わっています。 ※現在は日帰り入浴はされていないようです。 フロントに入浴をお願いすると、大浴場を案内されました。 結構敷地は広いようです。 廊下にこんなものが置かれていました。 1つはオレンジジュース。もう1つはスーパードライのミニ缶でした。 車で来ていなけれ

奥豊後温泉文化伝 パルクラブ 大地乃湯

久住にある、社会福祉法人が運営している温泉です。温泉だけでなく、農場や宿泊、食肉加工やつけもの加工などをやっているようです。 なかなか広い敷地の中にあるようです。 ちょうど桜の季節でした。天気もよくて、お花見にはもってこい。 平日の昼間に行ったのですが、思ったよりもお客さんがいました。 なにせけっこうな大きさのお風呂にもかかわらず、入浴料が380円ですので、かなり安い。それはみんな入りにきますね。 しばらくゆっくり浸かっていたのですが、お客さんが途切れたので、写真を撮らせ

奥豊後温泉文化伝 民宿久住

高原のど真ん中。えっ?というところに温泉があります。 民宿久住という宿があるのですが、その温泉を日帰り用にも開放しているパターンのようです。 敷地は広大。横にログハウス風の建物があり、ここが宿のようです。 駐車場というより、ただの空き地に車を停め、温泉へ行きます。 温泉は料金箱にお金を入れるとカギが開く仕組みになっていて、300円入れると入れました(現在は400円になっているようです) この、常連感半端ない脱衣棚。 明らかに地元の方が使っていることがよくわかりますが、昼間に

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 にゃがゆん温泉(人形工房かじか)

川沿いにある。こじんまりした人形工房です。 家族湯を併設しており、そこに入らせていただきました。 入りにいった時は2月。時期的にお客さんが少ないようで、訪問すると珍しそうに対応をしていただきました。「一人で入るんですか?」と言われたので、よく聞くと、家族湯のみしかないとのこと。 まぁ、いっか。と思ってお願いしましたが、50分で1500円。家族湯にしては安い方だと思います。 この時期は温泉めぐりをする人は少ないそうです。春先からやはりお客さんが多くなるようです。とにかくここは

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 温泉交流館みつばちの湯

以前は「長湯老人憩の家」という施設だったのですが、運営者が変わったようで、建物もリニューアルされ、かなりおしゃれな造りになりました。(社会福祉法人 偕生会が運営しているようです。HPがありました) 昔の姿を知らないのですが、入り口はかなりオシャレな感じです。車が数台停められるようになっています。 受付の横にかわいいミニサイズの券売機があり、そこでペラペラの券を購入して渡します。なんか変わった造りの建物です。暖炉があったんですよ(写真撮り忘れた…) お風呂は一旦中庭に出て、

閉業温泉の記憶 長湯温泉 天満湯

長湯温泉にかつて、もう1つ公衆浴場がありました。 前回ご紹介した長生湯の川をはさんだ向かい側にかつてあったもう1つの町営温泉です。ものすごく近くにあったんですけどね。知らぬ間になくなってしまいました。 川には「ガニ湯」という誰でも自由に入れる露天風呂があります。 ただ、なかなかにハードルが高く、周りは360度丸見えです。いまだに人が入っている姿を見たことがないです。もちろん、入る根性もないです(笑) 川を渡った向かい側にあったのが天満湯です。 入り口は同じような回転扉でし

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 御前湯

道の駅ながゆ温泉に隣接した温泉施設です。 道の駅の規模としてはそこまで大きくないですが、駐車場がたくさんあるので非常に停めやすいです。 一番奥にあるのが御前湯です。訪問した際はあいにくの雨でしたが、温泉はけっこうにぎわっていました。 入り口に飲泉場があります。 長湯温泉の大きな特徴の1つだと思いますが、なかなか飲泉できる温泉はありませんので、まずいのはわかっているのですが(笑)ついつい飲んでしまいます。 いかにもデトックス効果がありそうな味です。 コップ1杯も飲み切れません