【聖剣伝説】あの日、13歳のわたしが受け取ったもの

*2018-10-22アメブロ投稿からの転載です

こんにちは。

突然ですが、
素晴らしい紹介動画を発見したので、ご紹介させて下さい!

最近、人間関係の断捨離という言葉をあちこちで耳にしますが、
このタイミングで、とても大切なキーワードになるなと思いました。


<ゲーム夜話 Evening Chat of GAME>様の動画


多感な時期にゲームボーイ(携帯ゲーム機)と共に過ごし

スクウェアさん(現スクウェア・エニックス)の作品に触れ、
その時に芽生えた感情は、
今日もわたしの信念、原動力となっています。

そんな大切な作品のひとつ、
「聖剣伝説」(1991年スクウェア)


もうひとつの大切な作品に SaGa三部作があるのですが、
ゲームボーイ初の本格RPGゲームであったこちらに対して、
聖剣伝説は、”アクションRPG”
弟に助けを求めずとも、クリアできたことを記憶しています。

だからこそなのか、
物語や音楽を鮮明に覚えていて、今も鮮やかに蘇るほどです。

同時に、衝撃のラストがトラウマとなり
しばらくはリピートプレイしようと思えなかったほどでした(笑)


画像1


この画面をひたすら呆然とながめていた...

悲しくも美しい物語。
様々なカタチの愛があるんだなと知り、
メインテーマ曲を耳にするだけで、涙が出てきてしまうほどに
大好きな作品です。


そんな、並々ならぬ想い入れのある本作なので、
こちらの動画でピックアップされているのを見つけて、
すっごく嬉しかったです!!
(以前SaGa解説されていらっしゃったものを偶然見てからずっとチェックしていたので)


そして、制作側の想いや経緯を知って、
色々と合点がいき、

動画内で紹介されている、ディレクターの石井浩一さんの言葉


「人はひとりきりで生まれ、ひとりきりで死んでいく。
誰かとの出会いもまた、いつか別れることを前提としている」


「そのとき、互いを高め合える存在だと認めることができれば、
相手の想いを尊重できるようになり、
大切な存在として、ずっと心に残ることになるだろう」


そして、

「石井さんは本作を通じて、
”無償の愛” や ”人に対する思いやり” を表現したかったと語っています。」

なるほど...と。

発売が1991年ということなので、
当時、私は13歳くらいだったと思うんですが、

「言葉や表現は、人に何を伝えうるのか」

そういった想いのなかで作られた本作は、
13歳の私が受け取って、
時を経てなおも私の中で、大切なメッセージを放ち続けているんですね。
すごい...

こんなふうに、真っ直ぐに強く想い、
そして、その為にはどうするかと工夫された作品だから、
ずっと色褪せないで今も愛され続けているんでしょうね...。

画像2

iPhoneでもプレイできるリメイク版が出ているようなので
購入しようかと思います。(絵が今っぽくなってる...(ふくざつ))

それにしても、今までは音楽のイトケンこと伊藤賢治(神)さまや
グラフィックの渋谷員子さんに注目していましたが、

ここにきて、ディレクターの石井さんに俄然興味が湧いてきました!!
チョコボの生みの親で、今は株式会社グレッゾ代表取締役だそうです。

初代ファイナルファンタジー(以降FFと略します)から
開発に関わっていた石井さん。


新しいことにチャレンジしたいという想いのもと、
FFと距離を置きたいと 自ら願い出て、
元々自分のつくりたかったアクションRPGを作ることにしたそうです。
本作は、初めてディレクションを任された作品だそうです。

かっこいいな~
石井さんの中に、主人公を感じますね!!

というのも、
主人公が、置かれた現状を脱出するところから始まる物語だからです。


\ここで突然のあらすじご紹介/

「雲の上まではるか高くそびえるイルージアの山...
その頂上の神殿にはマナの樹が祀られている

マナの樹は宇宙のすべての力を感じ取り
それをエネルギーにして自らを成長させる

伝説では、その樹に触れたものは
永遠のちからを得ることができるという」


主人公とその仲間たちは、
グランス公国の格闘技場で、戦う奴隷として、
モンスターとの命がけの戦いを日々強いられていました。

「さあ戦え、奴隷ども!
シャドウナイト様に最高のショウをお見せするのだ」

画像3

そんな過酷な戦いのなか、
また一人の仲間が主人公の目の前で息絶えようとしています。

彼は、最後のちからを振り絞って主人公に語りかけました。

「よく聞け、今、マナの樹には危機が訪れようとしている。
この危機を救うには、ジェマの騎士に助けを求めるしかない。」

何のことなのか戸惑いながらも、友の意思を継ぎ、仇討ちを誓い、
主人公は格闘技場を脱走します。

そこで偶然、
マナの樹を悪用しようとたくらむ
シャドウナイトとその部下の話を聞いてしまう。

滝から落とされた主人公。
そして、秘密をもつ謎の少女、ヒロインとの出会い。

壮大なる物語が始まる!!!
ぜひプレイして頂きたい!!!
(今出ているリメイク版はどうなのか私も未知なのですが)


そうそう。
こちらの動画、

「プレイヤーにとっても主人公にとっても、痛みにも似た喪失感を伴う物語でしたが
人に支えられてきたからこそ、ヒロインは、人の為に辛い決断を下し、
主人公もまた、その決断を受け入れました。」

「周囲の支えがあったからこそ、自分は様々なことを経験できた、という石井さんの言葉、
石井さんの、人々に対するゆるぎない感謝と敬意の想いが
この物語を形作ったのだと私は思います。」

と、締められています。

本当にその通りですし、
これまで私がずっとずっと一人で大切にしてきたものを、
こうやって、それぞれの解釈で大切にしている方たちがいる。

大切過ぎて言葉にできなかったこの気持ちを、
こうして発信している方たちがいる。

そう思ったら、本当に、まだまだ私も伝えたいことがある、
話したい人たちが世界中にいるんだと、胸があつくなりました!!


「誰かとの出会いもまた、いつか別れることを前提としている」

「そのとき、互いを高め合える存在だと認めることができれば、
相手の想いを尊重できるようになり、
大切な存在として、ずっと心に残ることになるだろう」

本当にそうですよね。
出会いも別れも、その時々で必要なこと。
そして、それは悲しいことでも無駄だった訳でもなく、
ずっとずっと「大切」な存在として、この心に確実に存在するもの。

冒頭でもお伝えしましたが、
人間関係の断捨離という言葉をあちこちで耳にするこの頃、
このタイミングで、とても大切なことを再確認しました。

お読み頂きありがとうございました♡♡

mimi

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