扉を開けた日。

やりたいことがあると
騒ぎだして早数日。

いよいよその扉を開ける日が来た。

長い旅が終わりに近づくと
激しい風雨。

それさえも
祝福の雨だ、と思えるようだった。

web上で何度も目にした扉が近づき
意を決して手をかけると
そこは素敵な世界。

目の前には憧れの人。

本当に実在したんだ、と
謎の感動に包まれる。



もうそこからは夢か魔法のようで。
こんなに幸せでいいのかな。

きっと良かったんだろう。

あっという間の1時間だった。




やりたかったことも
習いたかった人も
とても素敵で。

一度きりの思い出には
したくなくて。

背中を押してくれた人
見守ってくれる人
みんなに支えられて
たどり着けた場所。

わたしは次も
同じ扉を開けると決めた。


旅はまだ
始まったばかりだ。