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性別迷子になりかけていたわたしへ。

あなたは男性なのか女性なのか、と
聞かれたならば
紛れもなく女性だと
答えるはずだけど

今までわたしが
一生懸命作り上げて
頑ななまでに守ってきたものは

「そうあるべき」に縛られた
がんじがらめの
女性像なのかもしれない。



スカートをはいて
お菓子を作って
可愛らしい声で喋って

どれも好きでしてることだから
いいけれど


それと同時に
体が大きくてやたらと力があったり
女の子と本気のお付き合いをしてみたり
機械いじりや日曜大工みたいなことに
興味を持ってみたり

全く女性らしからぬ自分の存在に
「ちゃんとしてないとダメなんじゃないかな」
みたいな
漠然とした不安に陥ることもあったね。




それっぽく生きるのって
簡単に自分も周りも安心させることが
出来てしまうけど

完全に型になんて納まりっこないのに
無理をしながら生き続けるのも
辛く悲しく、何よりも孤独だろう。




今わたしは
がんじがらめの孤独から
少しずつ
抜け出そうとしている。

見た目と中身が違ったっていい。
男性が可愛くてもいいように
女性のかっこいいもおおいにありだ。
そう言い聞かせる。



それにね、
ここまで頑張って生きてみたら
いいことあってね。

大好きで憧れで
かっこいいなって思っている人から
わたしは「かっこいい」って
褒めてもらったんだ。


まだ上手に受け止めきれないけど
嬉しい気持ちは感じるから

「いかにもな可愛らしい女性」
じゃなくても
わたしはわたし、それでいい、って
進んでいくことができそうだ。



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