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千葉市・見廻り隊11(亀岩・正岡子規)

 千葉神社境内にある亀岩です。ご加護があったのでしょうか、幕末から明治にかけて登場した千葉一族の追加です。
 国学者の平田篤胤・鉄胤の親子、「学問のすすめ」の福沢諭吉、「武士道」の新渡戸稲造、正岡子規に芥川龍之介、伊藤左千夫、長塚節、芥川賞・直木賞を作った菊池寛。
 平田鉄胤は院内に5度も足を運ぶ。亀岩の謂れを知った正岡子規は近くの料亭にて鰻と軍鶏を食し元気になり旅を続けました。院内にあったこの料亭は、平成12年に店を閉じています。
「鰻まつ間をいく崩れ雲の峯」・正岡子規

 千葉一族の中で院内の選ぶ幕末までのビッグスリーは、上総介広常、下総介常胤、伊能忠敬の「郷土の歴史」を創った三人です。院内の末裔が最初に教わる歌があります。
「千葉の野の兒手柏の含まれどあやにかなしみ置きてたか来ぬ」

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