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新宿区・見廻り隊1(漱石山房)

 王子駅前から都電荒川線を利用して面影橋で下車する。神田川沿いの桜を楽しみながら漱石山房記念館まで足を延ばした。漱石さんと子規さんの二人が共に好きだった桜と木賊(とくさ)、山房記念館前は木賊が丈を競い合っていた。
「真青な木賊の色や冴返る」・漱石 季語は春
「子を負ふて木賊刈る里の女かな」・子規 季語は秋
 
正岡常規(子規)の歌、
「年をへて茂れる松の下草のとくさ動かし朝の風吹く」

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