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千代田区・見廻り隊2(神田明神)

 徳川二代将軍から江戸総鎮守の称を賜った神田明神(将門神社)です。
平将門は、高望王(たかもちおう)上総介の孫、父は平良将。家紋は、北斗七星・七つ星、九曜紋です。
 徳川幕府から代わった明治政府は、皇国史観から将門を天皇に弓を引いた逆賊と解釈、祭神として祀ることを許しませんでした。敗戦後、政府の力も弱まった1984年になり、やっと本殿に将門は併祀されました。
 神田明神の近くに、幕府の人材育成所だった晶平坂学問所跡があります。聖橋を渡り少し下ると、将門一族の名の神田小川町です。

「松風に甘酒さます出茶屋かな」
「牛がひく神田祭の花車花がたもゆらぐ人影もゆらぐ」・正岡子規

 


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