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川越市・見廻り隊1(川越城)

 川越城本丸御殿です。御殿の右に、北院(小川一族)のシンボル・吉祥槇が存在を見せつける姿、樹形で立っています。通りを挟んだ向かいには、わらべ歌「とおりゃんせ」で歌われる天神様、三芳野神社があります。
 川越市の歴史は、平良文から始まります。彼の末裔が領主となり「河越」と名乗り→大田父子→上杉→後北条→徳川へと川越領主が代わりました。
その間には、千葉氏、足利氏、古河氏、今川氏、武田氏も加わり一族間の長い戦いが続きました。

一族の二人も川越を訪れ句を残している。
「砧うつ隣に寒き旅寝かな」・正岡子規
「蔵廃れかたへの宮の春祭」・水原秋櫻子
小川一族は自尊心が人一倍強い。自尊心はハングリー精神に勝が、その自尊心が多くの先人の命を縮めてきた。

 
 

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