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どこからが性被害?私が受けたのは...「悩まないで、相談してみて」


性被害と聞いたとき、どのようなことを思い浮かべますか?自身の経験とイメージが異なり、「これは本当に性暴力なのか?」と疑問に思うことがあるかもしれません。
性被害とは、望まない性的行為のすべてを指します。しかし、その範囲や形態については、明確な定義があるわけではありません。内閣府のホームページによると、「望まない性的行為のすべて」が性暴力です。さらに、性暴力の定義と受けられる支援についてmimosasでも紹介しています。しかし、今回は「性暴力」とは具体的にどのような行為を指すのかについて、分かりやすく紹介します
もしも被害に遭われた方がいれば、抑えておいて欲しいポイントを紹介します。

「望まない性的行為」とは何でしょうか?


「望まない性的行為のすべて」という表現は、明確に想像することは難しいかもしれません。具体的に以下の4つの例を見てみましょう。

  1. 直接的に性的な接触をされていないが、路上で性器を見せられた。

  2. パートナーが避妊に協力してくれず、望まない性的行為をしてしまった。

  3. 友人に裸の写真を送るようにしつこく迫られた。

  4. 上司に無理やり風俗店に連れて行かれた。

これらの例を見て、「暴力を振るわれたわけではないし、性暴力ではないだろう」と感じる方もいるでしょう。しかしながら、これらの行為はすべて「望まない性的行為」として考えられます。
以上のことから、望んでいない(つまり、性的同意のない)行為はすべて性暴力であると言えます。これにより、あなたの身近にも、性暴力の被害に遭われた方がいるかもしれません。

あなたは当てはまっていませんか?

より詳しい性被害・性暴力の定義がどこからなのか、対処法を知りたい方はこの記事をご覧ください

性被害の認識が広まっていない社会で


残念ながら、現在の社会では「性的同意」が正しく理解されていないことが問題となっています。例えば、被害者が家族や警察に相談しても、「もっとひどいことがある」「夫婦・恋人なのだからそれくらい仕方ない」と軽視されることもあります。
また、「家に上がったから仕方がない」、「そんな格好をしていたのだからOKと思われたんじゃないか」といった言葉を投げかけられることもあります。これらはヴィクティムブレイミング、セカンドレイプ、二次加害と呼ばれ、被害者を追い詰める言葉です。

ここで私達「みまもるメディア」が伝えたいのは、周りに否定されたり、訴えを聞いてもらえなかったとしても、あなたが受けた被害は「なかったこと」にはならないということです。同時に「被害を受けた直後に認識できなかった」ことを自分自身で責めないでほしいということです。
性的同意の考え方が浸透していない社会では、「あの経験が性暴力だった」と認識することが非常に難しいです。自分の心を守るために、「大したことではない」と受け流すことは自然なことですが、自分が性暴力の被害を受けたと認識することは、時に痛みを伴うこともあるでしょう。

だからこそ、「被害を受けた直後に認識できなかったことを自分自身で責めないでください」と伝えたいです。
もしあなたが「あの行為に私は同意していなかったし、性暴力だったのかもしれないな」と感じた場合、信頼できる誰かや支援センター、もしくは警察に相談してみてください。カウンセリングを受けて心の傷をケアすることも、あなたの力になるはずです。
もし、どのように相談すればいいか分からない場合は、信頼できる弁護士に相談するのも一つの方法です。

トラスト弁護士法人はSNS上のデジタル犯罪やトラブルに強く、数多くのリベンジポルノの案件を取り扱っています。
初回の無料相談も行っており、24時間体制でお問い合わせを受け付けているため、スピーディーに問題を解決できるでしょう。リベンジポルノの脅迫に悩んでいる方はぜひ、トラスト弁護士法人にお問い合わせしてみてください。

性被害に遭った時は絶望で真っ暗になります。時間が経ってもトラウマでフラッシュバックしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、私たち「みまもるメディア」ではそんな方たちに向けて「信頼できる弁護士」や「信頼できるサービス」だけを紹介しています。
このnoteを読んで一歩でも踏み出すきっかけになれれば幸いです。


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