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修理雑記 -electro harmonix nano HOLY GRAIL-

エコリユースファクトリーにナノ聖杯あり。

ハードオフにエレハモのリバーブペダルがありました。という話です。ジャンクでした。
ジャンクの内容はリバーブツマミの反応がなく、常に全開でリバーブがかかるというもの。
ふーん、おもしれー女。

正直、破格

毎度のことながら、写真は撮り忘れるんですが(分解して半年も放置してたのに)ようやく直り(し)ました。

正直ツマミどうこうより、分解するときにモードセレクトのスイッチを破壊。代替品を探すことを渋っていました。
探してみたらびっくり。国産パーツでありました。

ミヤマ 小型トグルスイッチ6P
【基板用・中点OFF】
MS-620H

千石電商

部品が到着し、ようやくやる気を絞り出し、着手。
とりあえず接触不良やパターン破損は見られず。
たまに発生する、基板のどこまでどんな音が来てるかチェックタイム。

どうやらツマミの2番がアウトに直結している。
ということは、1番3番がそれぞれ原音、エフェクト音でミックスしてる感じ、と想像。

あれ、どっちもエフェクト音が出るよ?なんで?
絶対おかしいじゃん。

恐らく、経路的にDC側の端子はエフェクト音、フットスイッチ側が原音と推測。
端子から先にコンデンサ、こいつを跨ぐと…なんと原音!お前どこ行ってたんだ!

コンデンサを一度外し、容量を測ると一応10μでる。
接触不良かと思い、ガッツリめにハンダ。が、ダメ。

ダメ〜

手近にあった、表面実装でない同じ仕様のコンデンサにチェンジ…するとどうでしょう!おかえり!聖杯!

このアルミ電解のチップタイプってやつですか?よくダメになってますね。疑わしきを罰すること、ときには大切です。

ミニアンプで音の確認しましたが、むしろ相性が良いですね。
ご多聞に漏れず使わないので誰かに売りつけます。

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