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研究美術します

朝起きたら「俺は天才」と思い万能感でいっぱい。夜には他の人の作品を見て「してやられた!俺には生きる価値もない」と打ちひしがれている。でも目覚めたら新しい朝、また「俺は天才!」というアーティストの心理をついた、どこかで読んだ印象的な言葉。何事にも表と裏がある。希望と絶望。陰陽。身体はいつでも外敵の侵入と阻止を繰り返してそのせめぎわで生きる方へ傾いている時だけが健康で攻め込まれた側に傾けば不健康から死の方向へ。モチベーションもそう。我が子6歳の言葉を聞いていても、「この家に生まれてきて良かった!お母さん産んでくれてありがとう!」とキラキラお目目で喜んでいたのに夕方には「誰も私を可愛いと言ってくれない。みんなペットの方が可愛いと言う。私なんかいなくていいんだ。」とさめざめと泣く。

ワクチンが進んでマスク外して楽しくやっている画像が海外から流れてきてはちょっと先の未来を明るく感じ、嬉しくなり、若年者に陽性者増えてきて毎日過去最多と聞けば一気に悲壮感漂い、すんなりと新規陽性者数減り始めれば、今のうちに色々やろうと思う。気持ちは上がったり下がったり。元々みんなすごく危ういバランスの中で真ん中に何かその人の中核のようなものを信じてバランスとって生きていた。その陰陽の差が激しくなった、コロナ禍が激しくさせた。

私の核は何だろう。それは「研究美術家みまきんぐ」である。子育ても庭作りも社会現象も、ちょっと違った見方。アート的にどう見るどう捉える?教育的でもなく、常識にも囚われず。気になる事は調べ、やってみたい事は時間をやりくりしてやってみる。コロナ禍の副産物でオンラインが出現。時間と距離が近づいた。やってみたいことにアクセスしやすくなった。

そして現在の状況「五感フル活用のアートクラス」は平日午後。ほぼ毎日1回に1人から3人定員で継続中。「自然体生活」は主に平日の日中。暑すぎ寒すぎ忙し過ぎ期間は放置してしまい残念なお庭化することも。「背中診断」はコロナ危険期間は全く活動なし。最近はアートクラスに純粋に絵を描きにくる中学生が入った為、私も一緒に描く時間が持てた。色鉛筆でみるみる(雫のような形でシャボン玉のような色彩。人や自然界の一番その人らしさの象徴)を描き溜めている。

私の中でみるみるは未来の象徴だ。そしてちょうど今、ミルミルフムフムツクールという名の茨木市民会館跡地エリア新施設・広場活用ワークショップに参加している。色んな参加者とどうしたい、どんなイベントや仕組みがあればみんながワクワクするかを考えて案を出し合う。

何事も前向きな事に心躍らせ、後ろ向きな感情にも蓋をせず認め、そんな現実に自分色をちょっと添えて暮らしていく。どんなに悲観的になっても朝起きたら「俺天才!」と思えるように。陰陽の差が激しくなった今だから、全員が芸術家になってしまえばいい!これが最近の研究美術の結論です!

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