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のんびり上高地から涸沢カール

7月3週目、上高地から涸沢に行ってきた。今回の目的は、徳沢でのんびり過ごすこと。涸沢カールに行ってみること。

新宿発の夜行バス(22:55)で3時半過ぎに平湯に着いた。洗顔したり、朝ごはんを食べたり、同乗してきた一人旅の青年と、旅の話をした。とても感じの良い人だった。彼は上高地ー高山ー名古屋へ向かうそうだ。

5:00始発の上高地行きのバスに乗り、大正池から歩く。幻想的で素敵なところ。

梓川に沿って河童橋へ。とても静か。水の流れを見ながら歩いた。

河童橋から明神へ。湿地帯を木道で歩く気持ちの良いコース。一人の登山者から「下山後の温泉は”ひらゆの森”がいい。温泉もいいし、ご飯も食べられるし、休憩所も広くていい」と情報を得る。

この日は徳沢ロッジに泊まる。日中はシートを敷いてキャンプ場でゴロゴロした。
徳沢園のコーヒーフロートと月見そばを食べた。ここで食べるコーヒーフロートがとても美味しい!

二日目は5:00に出発し涸沢へ。登山道も巻道も整備されていて、順調だった。天気は曇り。早朝なのに蒸し暑かった。前日良い天気だったから、下山してくる人は皆ニコニコ顔だ。

とにかく道なりに進む。晴れてきた!

涸沢についてみると、墨絵のようにモノクロの景色。

9:30ごろ。涸沢ヒュッテの絶景テラスも平日の早朝は空いている。ここでコーヒータイム。私が泊まるのは向こうに見える涸沢小屋。

今日の宿。涸沢小屋に着く。10:00からチェックイン可で助かる。小腹が空いたので豚汁と団子を食べる。ふと外を見ると、前日会ったソロの女性が手を振っている。気さくな人だ。彼女は涸沢ヒュッテに泊まって、今は奥穂高方面を散策するという。奥穂高山頂が難しそうなら、まずは奥穂高小屋を目指すというアイデアをもらった。登山スタイルもレベルも私と似ている。心強い。

時間があるから北穂高岳への登山道を1時間ほど登ってみた。荷物がないからラクラク。高山植物も咲いていていい感じだった。しかし、蒸し暑い。

涸沢小屋の夕食が大好きだった。量もちょうどいいし、味も良い。7:00まで外をぶらぶらしたり、ソロのおじさんと話した。すごく人の良さそうな人だった。前日寝つかれなくてAM2;00に出発したそうだ。夏場ならそれもいいかも。

3日目3:30にお弁当を食べ、4;00に出発。まだ暗い。しかし、これから雨の予報だから、早めに出ておきたい。

30分ほどで夜が明けた。私は歩いているうちに明るくなるのが好き。
少しパラパラと弱い雨になった。濡れるほどでもなく、涼しいくらいだ。

しかし、徳沢に着いたとたん、急に雨が強く土砂降りになった。慌てて徳沢園のカフェに入り、コーヒーとはちみつトーストで小一時間雨宿り。

隣に座ったソロキャンプの人と話す。前回行こうとしていた常念岳・蝶ヶ岳の情報を聞いた。10時過ぎには晴れの予報だという。10時過ぎに出て槍沢のキャンプ地へ向かうらしい。

少し雨が弱まったので歩き始めた。風がないから傘を刺していれば問題ない。雨の中をこれから登っていく人たちとすれ違う。土曜だから結構な人出。

明神からは晴れた。猿も出てきた!

明神から河童橋に向かう木道は、散策する観光客が列をなしている。

河童橋は鈴なりの人だかり。下界に帰ってきた!

涸沢方面は雲がかかっているけれど、ここはいい感じ。帰りは11:30のバスで平湯に移動し、”ひらゆの森”で日帰り温泉に入った。トンカツとビールで昼食。新宿行き(2:35)のバスに乗り、渋滞のため20:00に新宿に着いた。

北穂高に登りたいっていう夢ができた。帰宅してから動画見てる。身体が元気なうちにできることをしたい。たくさんの感じのいい人と出会った旅だった。私は山へ行くとけっこう知らない人とも話せる。下界でも同じようにすればいいのか。

【気づいたこと】

夜行バスの移動はやはり翌朝から疲れる。夜中バスに揺られているせいか身体が休まらない。歩くとふらつく感じが続く。できるだけ昼間に移動するか、夜行バスの翌日は3、4時間の軽いコースにしたほうがよさそう。それ以上も歩けるけど、楽しくない。

おにぎり、ホッカイロミニ、スープの素、水筒、持っていってよかった。アイマスクは夜行バスでも小屋で早く寝たいときも役に立つ。

徳沢園ではコーヒーフロート、トーストが美味しかった。蕎麦はふつう。ロッジでカップラーメン食べてもいいかも。

帰りはバスが楽だな。30分ぐらいは渋滞で遅れるとしても乗り換えて移動するよりは楽な気がする。

下山のときなら雨もさほど気にならない。

耳栓、持っていったほうがいい。アームカバーは使わなかった。

ミレーの長袖カットソー、サラサラしていてよかった。もう一枚欲しい。




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