やる気はあるのにしない原因を特定した話

デジタル環境下で絵を描きたいという欲望は結構昔からあって、10年ぐらい前に1万円ぐらいでワコムの板タブを買ったりもしました。それはまだ大した問題もなく動いている。すごい。

ただ、板タブだからなのか古いモデルだからなのかちゃんと設定できていないからなのか、ともかく思ったように(例えばメモ帳に書くのと同じような感じで)描けないなぁという悩みも以前から抱えていて、じゃあ次はどうしようかと考えている日々だったのです。

それで、最近気づいたことが一つあって、それは私が「PCを起動したのちクリスタを起動し、絵を描く」という流れを面倒くさがっているということでした。
なんだよただのものぐさじゃないかやる気あんのか、と思うかもしれませんし実際ものぐさなのは間違いないのですが、やる気があるかないかはまたちょっと違うようでした。
というのが、最近スマホ用のタッチペン(スタイラスとかではなく、先の丸いやつ)を買って、ついでにアイビスペイントというペイントアプリをDLしたんですが、アプリが使いやすいのもあって毎日色々描いているんですよね。

要するに、描く気はあるけどものぐさが邪魔をしていたと、そういうことです。

これは私にとって大きな発見だったのです。うまく描けないからしないというより、面倒だからどうも手が伸びないことの方が壁になっていたということは、どういうわけかこれまで気が付きませんでした。
今年の初めに液タブ買おうかと迷っていたんですが、もし買っていてもこれではあまり使うことはなかったかもしれません。机が狭いのもあって絵を描くまでの流れが色々ありますから。道具よりも実力よりも、なによりただ面倒であることが問題だったとは。

そういうわけで、今はsonarpenというandroidスマホでも使えるらしいスタイラスペンが気になったり、思い切ってipad買おうかと悩んだりしています。

この発見は絵を描くこと以外にも色々なことに対して適用できそうなので、これから自分をうまいこと動かすために活用できたらいいなぁと思います。

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