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クローバー畑の中で、りんごの木とメチャくんたち

10月21日(土)
カカオにご飯をあげて、ウーちゃんとルーちゃんのお世話をして、修一郎の食事を用意してから、またベッドにもぐり込む。

ずっと、ふにゃふにゃして、ごろごろして、だらだらする。ぬくぬくの お布団の中で、だらだらできて幸せだ。

お昼頃、チャイムがなった。
修一郎は起きているけれど(昨晩からずっと)ヘッドフォンをして音楽を聴きながら映画を観ているので聞こえていない。

ボサボサの髪で、寝ぼけまなこで出る。

チャイさんとぷりんさんが笑顔で立っていた。

「遊びに来たよ〜。」

しばらくおしゃべり。
昨日まで仕事が忙しかったから、今日はバテているんだよと話す。すると、

「じゃ、いっしょに まりこさんの家に行きましょう。」と、チャイさん。

「私、疲れていて眠りたいから二人で行ってきてね。」と私。

「OK, わかりました〜。」とチャイさん。

ふたりを見送ってからもう一度、楽園へ。ぬくぬく。

両親から電話。少し話す。そのあと、ぐーぐー寝る。

目が覚めると夕方だった。疲れがとれて元気になっていた。
入れ替わりで修一郎が寝る。

メールを開くと、昨日、ラフをダウンロードしてくれたSさんからメールが来ていた。

ラフを、印刷物用にレイアウトしてくれていた。可愛い。

「ふたつともばっちりで、とても可愛いと思います。」と書いてくれていた。よかった。ほっとする。そして、うれしい。

27日までに、どちらの絵になるか決まる。

4月に公表ということは、3月に全てが完成していなくてはいけない。全作業のボリュームを考えるととても期間が短い。

どんな仕事でも、そういうタイトなスケジュールの仕事を つつがなく進めるには、完成に向かって みなが協力しあって進んでゆくことが大事なんだと思う。

庭に出る。りんごの木の様子を見る。
ごはんさんも庭に出て、あれこれ作業していた。

18年半乗っている私のマーチのカーナビが、ちょっと せつないことを以前の日記に書いた。

8月の暑い盛りに
「メリークリスマス!」と言うのだ。

今は、車に乗ってエンジンをかけると、「今日は3月○日です。」と言う。

ごはんさんが見てくれた。そして、衝撃の原因が分かった。

なんと、このDVDのカーナビのカレンダーは、2004年から2022年までしかなかった。18年以上乗るように予定されていなかったんだなぁ。しみじみ。

原因が分かって本当によかった。

そのあと、ごはんさんが

「りんごの木のそばに、美術館から持ってきたメチャくんたちのパネルを置いて、写真を撮ったらどうですか?」と、素敵なアイデアを話してくれた。

「わぁ、いいね!してみよう。」と、にっこり。

りんごの木のまわりにメチャくんたちのパネルを並べる。可愛い。すごく可愛い。
風で ぱたん となりながら、なんとか立てて写真を撮る。

夕方なので、近くで撮影すると私の影が入ってしまう。なので遠くから撮影する。今度、朝 撮影してみよう。と思う。

ごはんさんが買い物に行くというので便乗することにした。本当に助かる。

あれこれ買う。
ルーちゃんの水槽を大きなものに変える予定なので、大きなぶくぶくも購入する。

家に帰る。修一郎はまだ寝ていた。

夜、花火の音がした。しばらく鳴っていた。こんな季節に?と思う。
起きてきた修一郎に

「花火の音がしてるから観てくるね。」と言って外に出てみた。

音はするけれど花火は見えない。

ご近所のEさんも出ていた。

「花火の音がしてますよねぇ。」と私。

「そうそう。どこかな?今頃珍しいよね。」と、Eさん。

Eさんも花火が好きだなんて意外だった。

「見えませんねぇ。」

「見えないねぇ。」

少しの間、花火の音を聴く。

「もう寝よう。おやすみ。」と言って、Eさんは中に入った。

私は、もこもこの上着を着るために家に戻って、またしつこく外に出た。
ごはんさんも出ていた。

「あっちじゃないですか。」と言って、ごはんさんが指さした。

行ってみることにした。少し行ったところで

「あっ見えた!花火!」と、ごはんさんが言った。

その方向を見ると、真っ暗な夜空に金色の花火が上がっていた。すごくきれいだった。

短い時間だったけれど、寒い夜空に花火を観れるなんて。なんかファンタジーだ。うれしくなった。
今年は2回も打ち上げ花火が観れて、自分たちでも花火で遊べた。幸せだ。

「花火、少しでも観れてよかったね〜。」と、笑顔。そして、

「じゃあね。」と言って、それぞれ家に帰った。

星も月もきれい。

修一郎に
「花火観れたよ。」と言うと、

「よかったね。」と言ってくれた。

それにしても、いったいどこの花火だったんだろう?

今日もいい一日だった。

大きなりんごの木とメチャくんとチコちゃん
小さなりんごの木とニロくん

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