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優しい贈り物が届いた

2 月27日(火)
朝、目が覚める。
足元にいるブータンと目があった。ずんずん近寄ってくる。ち、近い。むくりと起きあがる。ブータンもついてくる。

カカオとブータンにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。

ピンポーン。
チャイムが鳴った。
「は〜い!」と言って玄関に行く。宅急便のKさんが笑顔で立っていた。

東京で暮らすトッツィーからの小包だった。
袋を開ける。可愛らしい花柄の紙包が出てきた。そっと丁寧にテープを剥がす。

中かから出てきたのはクリーム色の手編みのベストだった。とても可愛い。トッツィーが言っていたようにお米みたいな優しい色。しっかりしていて端っこの処理もとても丁寧できれいだった。

着てみる。暖かい。うれしいなぁ。優しいきもちが伝わってくる。

修一郎が起きてくる。
食事の支度をする。

新作の続きを描く。
また、気がついたら夕方。にならないようアラームをセットしておく。
没頭。

アラームが鳴った。はっとする。鉛筆を置いてキッチンへ行く。
夕食の支度をする。クリームシチューを作る。いつもの具に、冬の野菜カリフラワー、春らしい菜の花やグリーンピースも入れる。お鍋の中が冬から春へのバトンタッチのようだ。

ウーちゃんとルーちゃんの水槽をお掃除して水を換える。

ピンポーン。
チャイムが鳴った。ご近所のYさんが、まるくて やわらかい春キャベツをエプロンに包んで持ってきてくれた。うれしい。私は食べれないけれど、春キャベツは本当においしい。

夕方、ごはんさんとおしゃべりをする。ごはんさんは前々からしたかった新しいことに挑戦する。楽しくがんばってほしいなぁと思う。心がしたいことをするのは大事なことだと思う。

絵の続き。
ティン♪ と、iPhoneが呼んた。メッセージが来た。友人のKAさんからだった。

博多阪急で展示の初日になる明日、ご家族で観に行ってくれるそうだ。ありがたいな。うれしいな。そして、私が来店する3日にも来てくれるということ。会えるのが本当に楽しみだ。2年半ぶりくらい。息子さんのTくんは大きくなっているだろう。ワクワクする。

そして、私はKAさんからのメッセージが来るまで、明日が展示の初日だということをすっかり忘れていた。そうだ、明日が初日なんだ。いきなりドキドキしてきたぞ。
今頃、博多阪急のKさんたちはメチャくんの絵を飾り付けてくれている。夜遅くまでかかるんだろうなぁ。大変だなぁ。

印刷会社のNさんから電話。遅れている絵本の印刷について軽く打ち合わせをする。
両親から電話。楽しく話す。

修一郎が起きてきた。
食事を温め直す。

絵の続き。

夜、庭に出る。
素晴らしい星空だった。久しぶりに輝く星たちを見たような気がする。クローバー畑の上に北斗七星が輝いている。オリオン座も他の星たちも星団もぜんぶ輝いている。きれい。とてもきれい。うれしくなって胸がいっぱいになる。こんなに美しい星たちを見ることができて、幸せ。ありがとう。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオはいつもの椅子で、まるくなって静かに眠っている。ブータンはベッドの上。

これから眠くなるまで作画しよう。

今日もいい一日だった。

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