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フェス行ってみた!

以前の記事で、ライブはワンマン派でフェスには行ったことがないから行ってみたいというようなことを書いたのだが、タイミングよくフェスに参戦する機会があったので、実際にフェスに行ってみた感想を書いていくぅ。

今回、参加したフェスはこちら

PARASITE DEJAVU 2022 〜2DAYS ARENA SHOW in SAITAMA〜

2022/10/22-23(※2日目のみ参戦) @さいたまスーパーアリーナ
今回で3年ぶり2回目の開催となる、THE ORAL CIGARETTES主催の2日間にわたるイベントで1日目は主催者によるワンマンライブ、2日目は様々なジャンルのアーティストによるオムニバスライブという形になっています。
(公式サイトよりhttps://theoralcigarettes.com/feature/parasite_dejavu)

ちなみに先ほどからフェスフェス言ってますが、野外で複数のステージに分かれて演奏を同時進行しているフェスもありますが、今回私が参戦したのは屋内の同じステージで複数のバンドが演奏する、いわゆる「都市型フェス」といわれるものです。

結論:めっちゃよかった!
ただ、音楽を聴く目的と楽しみ方が違う。

まったく知らなかったバンドもいれば、さいきんなんか人気のひとだよね、とか、マイファスってワンオクのTakaの弟だよね!?、とか、あのアニメの主題歌の曲なら知ってる〜、といった具合に、にわかを極めたような知見しか持っていない私でしたが、知っているか知らないか関係なくめっちゃ楽しめました。それぞれのバンドによるライブスタイルの違いがわかるのもフェスならではだと思いました。ただ、当たり前なのかもしれないけれど、ワンマンライブのときとは音楽の聴き方やライブの楽しみ方が違うのだと思った。

フェスは“ノリ”で楽しむもの?

冒頭で引用した記事にもあるが、私はライブを物語だと思っている。もっと厳密にいうとセトリにはストーリー性があると思っているので、どっぷりじっくり聴き込みたいのである。でもそれを出演されるバンド全員にやっていたら疲れてしまうから集中力をセーブする必要があるのだけれど、そっちに気を取られると悲しいかなライブを楽しめなくなってしまう(あくまで私の場合です)。このことからフェスのライブとは音楽を聴き込むものではなく、音楽に“ノる”もの、なのかなと思いました。

一方で、フェスにはワンマンにはない字義通り祝祭的な空気があった。それはもちろんライブがメインなのかもしれないが、それ以外にも屋台があったりお酒が飲めたりフォトスポットがあったり…もう会場全体がお祭りのよう…‼︎(これに関しては私がアリーナ規模のライブ初参戦だったからかもしれない)。
要するに、フェスっていうのは音楽を聴き込んで楽しむものではなく、屋台の食べものやお酒、いろんな人が集まってわいわいしている雰囲気を音楽に“ノリ”ながら全体的に楽しむものなのかなぁ〜と思いました。

以上がフェスの感想でした。
このあとはライブの内容についてその時感じたことをずらずら書きます。
なんかっこいいから見出しを「ライブレポート」にしたけれど、実際は「私の心境レポート」になっている。ネタバレ注意です。

覚え書きライブレポート

トップバッターはCVLTE(カルト)
知らないバンドだったが重低音が体に響き渡るサウンドに惹かれ思わずその場でググってしまった。北海道札幌発、へぇ〜。ボーカルは若干20歳⁉︎若っ。海外でも人気があるらしい。ステージのうしろで流れているmvが気になる。ダークだけど神秘な世界観が印象的だった。

お次はVAUNDY
さいきん人気だなぁっていうのと、今季「ワンピース」の映画に出てくる「ウタ」というキャラクターに楽曲提供している曲がすごい好き。歌声だけでなく身体まるごと音楽にのってパフォーマンスしているのが印象的だった。アリーナに響きわたる声が気持ちいい。

KEYTALKはザ・パリピという感じ。観客がノリノリで踊っていて楽しそうだった。

MY FIRST STORY
迫力があった。これが噂のワンオクTakaの弟か…仲里依紗顔よき。熱い想いをもっていた。

マキシマムザホルモン
「ヘビメタ」「ヘドバン」は私の世界にはない文化だから異なる文化を目撃した感覚が強かった。意外にかわいい曲もある。

凛として時雨
私が勝手に「ピュンピュン」と呼んでいる「laser beamer」はやらなかったけど、サイコパス1期のopが回収できたのが嬉しかった。ほとんどのバンドがステージの端から端まで動き回っていたが時雨は動かない。その代わりに照明で動きが演出されていた。ラスト「傍観」ではシルエットになり、ギターをかき鳴らして退場してくTKに痺れた。大森靖子の現場とはまた違ったピエールのドラムが見れて感無量。

MAN WITH A MISSON
「INTO THE DEEP」で、『ブレードランナー』を彷彿とさせるバックの映像に胸が熱くなった。後から調べてみたら映画「ゴジラvsコング」の主題歌だった。

いろんなバンドを聴いて、「ノリ系」と「世界観系」に分けられると思った。「ノリ系」とはKEYTALKやマキシマムザホルモンのようにみんなでのれる曲をやるバンド。「世界観系」とはちょっとのりにくいけど曲の世界が作り込まれていてはまる曲をやるバンド、CVLTEや凛として時雨。主催者であるTHE ORAL CIGARETTESはそのどちらも兼ね備えているようなバンドだと思った。

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