2021.1.18ログ

友人にラインを送って、zoom会議を開いた。
その日の夕方に、とあるスクールのzoom説明会に参加していて、唐突に思いつき、友人に声をかけて夜21時から開いた。

その時の呼びかけでは、こんなことを書いた。

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なんともゆっるい文章で、長文で読みにくい。突然送った人は戸惑っただろう。返事が返ってこない人の方が多かった。とはいえ、全てのライン友達ではなく、失敗しても怒らないような優しそうな人にまず声をかけた。超絶ビビリ・・・。

敷居の低い窓口のような組織から作ってみようという試み。最近考えている事の、実践的で手近な方法として思いついた、って感じだった。

私は5年前、美大を卒業して、アーティストを目指してきた。ぼんやりとそう思っていたが、しかし、どこでどうやって発表して、作品を展開していくのか。美大に行ったにも関わらずそういった実践的な知識やコネクションに欠けていた。
孤独に作品を制作し続けるのもそこまで好きじゃなく続かなかった。

孤独に絶えられず、某美術彫刻家のアトリエで働いたり、シェアアトリエに住んだりした。その間は少し制作もしたが、日々の労働が生活の中心だった。働く事、チームで動くのがわりと結構好きなんだと思った。大きなものに巻かれるようにアトリエに向かう日が減った。

このままではきっと制作をしなくなってしまいそうだと思い始めたころ、某舞踏団体の稽古に通い始めた。体を動かすのが好きで、踊りをやってみたかった。大学から続けていた身体をテーマとしたペインティングからも派生して、ダンスに興味があった。それから、アングラへの好奇心。

作品を作らず、踊りに夢中になった。せめて何か芸術活動を続けているという理由が欲しかったのかもしれない。

かなり端折って話しているけど、2020年。COVID-19の襲来により、ドタバタと状況は変化した。予定していた公演が中止となる。恋人と別れる。仕事が一時途絶え、人生最大の困窮。転職。引越し。時間差で給付金や何やらで、プラマイゼロ。いや、マイナス。息をつく間も無く、人生初の会社員となり、新生活が始まった。

コロナが蔓延し始めて自宅待機をしている期間に、前衛的なアーティスト大好きなChim↑Pomのリーダー、卯城さんと松田修さんがウェブの美術手帖の連載から制作された本、公の時代に読み耽った。

わたしは本を読むのが大の苦手で、いつも途中でやめてしまう。でもその本はすごく重要な事を書いている気がしたのと、言って欲しい事を言ってもらっているような気になって今も何度か読み返している。先進的であり、独自の眼差しに感服してしまった。こんな優秀なアーティストになりたい。

その時あたりから現代アートを勉強しなおしている。というより、脳内整理をしながらわたしもDIY年表を作っていきたい。

とことん影響されてばっかりの自分にも嫌気が差してきているので、そろそろ重い腰を上げて、何もなくても、手探りであろうとも、ただただ思考のメモが積み重なろうとも、言葉より先に動いてみるというテーマで2021年は生きてみようと思う。

その先駆けとしての行為。しかし初回からホスト側の課題は山積みというか山。その山を何のために、どうやって開発するか。

そこにどんな山があるのか。果てしない。

2021.1.18


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