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スイス鉄道史漫画『アルプス横断記』【4】

VZ(フィスプ―ツェルマット鉄道)とフルカ(ブリーク―フルカ―ディゼンティス鉄道)との不和と、それぞれの試練。

▼第一話はこちら

まずはアルブラ(この区間はオーバーラント線、フォルダーライン線などの呼び名があります)が最終形態へ。

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なんで後発やのに旧式で安くしよう思たんや。
結局はアプト式に決めたのですが、工事の序盤ではまだ迷ってたので、フェル式やハンスコット式でも走行可能な90パーミル以下に抑えていたのです。

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・今も話者の断絶が危ぶまれるロマンシュ語ですが、この頃から既に消える消える言われてました。国民投票により、正式にスイス第四の公用語となったのは1938年のことです。
・VZは夏季のみの運行だったため人員効率化の視点から管理を別会社に任せていました。何度か管理者が移りこの頃は連邦鉄の管理下にありました。
・そしてフルカは破産……

フランス資本ゆえの苦悩もありつつ、未来の氷河急行路線の命運やいかに。
次回、いよいよクライマックス!

▼21.1.29 最終話UPしました!


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