搾取体質の人との距離のとり方問題①（超受身で他力本願な人）

良い人なのに、会った後にこの人と会うとすっごい疲れるなーしばらく会いたくないなという感想をもつ人いますよね。

私がそう感じる人（搾取体質な人とよびます）は以下のタイプです。

・超受身で他力本願な人
・自分の話を話したいだけ話す人
・話聞くよと言いつつ共感を示さない人
・世間知らず過ぎる人
・ささいなことに不満と愚痴ばっかりの人
・自分が幸せだと思い込もうとしている人
・情報収集が目的で記者のような人
・なんでもかんでもマウンティングだと受け取る人

タイプごとに距離感の取り方と心の持ち方を考えてみようと思います。

長くなるのでわけますね。

超受身で他力本願なAさんは人の幸せを心から祈れるような心の美しさはあるけれども、行動力がなく、ストレスやプレッシャーに弱く、無意識に人に助けてもらうことを人に要求してしまうタイプの人です。女性です。

特徴は以下のとおりです。

口癖は「いつも暇してるからいつでも誘ってね。」（謙遜じゃなくて本当に何の予定もない）で、自分から誘ってくることはない。

「いつも忙しそうだけど大丈夫？何かできることがあったら言ってね」とか誕生日おめでとうとか頻繁にメッセージをくれる。

誰かが何かをやらなきゃいけない場面では、絶対に引き受けない。引き受ける場合はなぜか自分も巻き込まれる。

巻き込めないときでも、どんなに苦労しているか愚痴ってきたり、どうやったらいいのか全部聞いてくる。

人付き合いが苦手と言い、嫌われることを恐れ、気を許していない人の前では極端に無口だったり、過度に気をつかう。私に場を盛り上げるよう暗に促してくる。

性格はとても良く、人の幸せを心から祈り、人の不幸には心を痛める。

困っている人を助けるために直接的には何もしないが、助けてくれる人を紹介したり誰かに助けるように呼びかけたりはする。

何か言われてもマウンティングや悪口ととらずに素直に受け取る。悪口はあまり言わない。

何かやってあげるときちんとお礼を言って感謝する。やってくれなくても文句を言ったり、態度を悪くしたりはしない。

困ってることがあったら何でも言ってねと言ってくれるが、実際にいうと「話を聞くくらいしかできないけど」と言われ、話も聞いてくれるが、たいへんだねーと言われるだけであんまり聞いてもらった気がしない。

悪い人じゃないので、誘って欲しそうな時は声を掛けてますが、会うとAさんの困ってることを聞かされて解決してあげる時間になってしまい、ヘトヘトになります。

話の内容も変わり映えがしなくて、最近どう？と聞いても「家で暇してる」「仕事が大変」ぐらいしか返ってこないので話が盛り上がりません。

しかたなく自分の最近の話をすると、「そんなにいろいろやっててすごいね」と言われ、「それ興味あったんだけど、どうやるの？」となって、すぐにお悩み相談会になり、私としては何も得るものがありません。

仕事などで苦労してる話をして、愚痴を聞いてもらおうとしても、同じ悩みとは言いづらいほどのレベルの低い自分の悩みや苦労を引き合いに出して、自分もこういうことで悩んでいるとなって、お悩み相談会になり、話が終了します。

誘って時間を合わせてもらったのはこっちなので御礼をいって別れるのがモヤモヤします。

難しいのは、性格自体は良く悪気もないので、疎ましく思う自分がいけないのかと悩んでしまうところと距離を取ろうとしても、自分が周りから優しい人を一方的に嫌っているいじわるな人に見えてしまうことがあることです。

でも、よくよく考えると、誘ってもらった＝何をしても迷惑じゃないという免罪符にして、気遣いゼロでこっちの気持ちも考えずに自分の面倒を見させるのでやっぱり時間泥棒に変わりはないんですよね。

本当に私のことをおもってくれてる人なら私がそれをされてどう思うか、自分といて楽しいと思っているかまで考えてくれるはずですから。悪気がないところがタチが悪いです。

困っているのを表現するのも上手だし、助けてあげるとすごく喜んでくれてこちらも嬉しいし、初めは気遣いをみせるので一対一で見破るのは難しいです。

女性の場合は、特に副作用が重く働くので、深入りする前に確認する必要があると思います。

集団の中と2人になったときとで口数やキャラクターの違いが大きくて、

「私が頼んであげる」「〇〇さんが詳しい」など人をあてにした形で親切にしてくれた場合は要注意かなと思います。

男性に対しては、より直接的に甘えてくるので見分けやすいです。キラキラした笑顔や人懐っこさにだまされず、他の大切な女性の存在をほのめかして距離をとるのが良いと思います。

Aさんとは連絡をとっているものの、どうしても気が進まず、10年くらい会ってないです。
彼女と会っても笑顔になってくれてよかった！と思えるくらい余裕がある人間をめざしたいものです。