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SURFACEの尊さをただただ語るだけのノート。

突然ですが、「尊いセット」というプレイリストを使ってます(は?

① 「LIKE a CAT
SURFACEの復活ライブの日にライブ会場で出た復活後第一弾音源

② 「20th century boy
SURFACEのボーカル椎名慶治
4th Full Album 「-ing」(2018年6月16日リリース)より

③「20
SURFACEのギター永谷喬夫
1st solo Album「Heartbeat」(2018年5月27日リリース)より

④「5月27日
SURFACEのボーカル椎名慶治
4th Full Album 「-ing」(2018年6月16日リリース)より


この4つです。

好きなもんは好きだからしゃあない

2018/5/27の豊洲PITでの復活ライブの日、会場限定で発売された「Re:BIRTH」というメモリアルブックについていたCD。(後日通販でも買えたけど)


CDが欲しいだけの人間も問答無用で1曲のために4800円を払わざるをえなくなる設定。
もうご祝儀で払うよね!ってなるけど、このメモリアルブックはまじでファンは読んだ方がいい…本当に読んで欲しい…

これにね、ついてたCDなんですけど。
最初に聴いたのは復活ライブ。
好きなもんは好きだからしゃあない」って歌詞でめっちゃ吹いた思い出。

最初にこの曲を聴いた時には、
あああああSURFACEがいる
SURFACEの新曲が存在…している…?!

という病気みたいな感想しか持てませんでした

そのあとはとにかく弾いてみた・叩いてみたを演奏するために聴き込むのみで、ブラスの感じとかが、弾きやすいし印象的だしとても良いし、ドラムは他の曲に比べたらまだ叩きやすくて助かる!!!
みたいなズレた感想をもち。

そういうのを終えて改めて聴いていると、
復活の余韻に浸るでもなく、
ファンに媚びる歌詞でもなく

リハビリがてら作ったのかもしれないけど、普通にかっこいいじゃん、SURFACEじゃん、ってなる。

SURFACEといえば尻に敷かれる系ダメ男の曲といっても過言ではないけど、まさしくそういう「らしい」曲で、なんか不思議な安心感を持った

同時に、
焦らなくていいよ、CDやライブを待たされることには慣れているファンなんだから。
急がないでゆっくり2人のペースでやってください(意訳:ペースが早すぎてついていけてない)と思うなどもする。
これはわりと現在進行形w

みんなちゃんと待ってたんだから、少しリリースがあいたって、みんな待ってるんだから。
ちゃんと待ってるから。大丈夫だから。
ってめっちゃ言いたい。


そしてこの曲を聴いてから、SURFACEがまた存在することを再認識してから他のSURFACEの曲を聴くと、全部がキラキラ輝いて聴こえる
1つ1つの今までの曲が、全部キラキラしてる。
それだけでも何度も泣きそうになった。

「自分を嫌って愛して」

椎名ソロの「20th century boy」。

この曲はとんでもなく大好きなんだけど…
とにかく曲がめちゃくちゃかっこいい
聴いた瞬間、この曲のドラム叩きたい!!!!!って思ったけど、わりとソッコー断念したw
難しいんだもん…
それでも11/18に椎名ソロコピーでライブした時にはどうにかこうにかセトリ入りしたので頑張ってやりました。
とはいえやっぱり本家のかっこよさには程遠いので凹むのみ。
めちゃくちゃかっこええんよ…

そして歌詞が、もう、すごい。
さすが椎名節というか…ほんといい。
歯がゆさとか、何かと戦って乗り越えなければいけない苦悩や葛藤とか、ネガティブなんだけどポジティブなかんじとか、とにかく表現がうまい。
とくに好きなのが
自分を嫌って愛して」という歌詞。
この一言だけで色んな苦悩を想像できる。
これだけじゃなくてほんとほぼ全編に渡っての歌詞がすごい。
好きすぎる。

それでもまだ戦って
自分を嫌って愛して
繰り返しばかりでもその足は前を向け
さあ進め
まだゴールなんて微塵も望んじゃいないんだから
今ほどけた靴紐を結び
飛び跳ねる準備オーライ?

今まできっと想像もつかない壁や苦労や、ひとりで守らなければならないもの、色んなことがあったし、これからもまだまだあるんだと思う。
今までの自分へ向けてのねぎらい、これからの自分に向けての応援、覚悟、いろんなものが混ざってこの曲になってるんだろうなあと、勝手に思う。


「ただ、その若さこそが僕をここに連れてきた」

永谷喬夫初ソロアルバム「Heartbeat」の最後に収録されている曲「20」。

タイトル見た瞬間、これは聴かねば、と思って、気合いを入れて歌詞カードを見ながらじっくり聴いた。

そこですごく印象的だったのが

白や黒と決めつけては身を削ってきた
曖昧では済ませられず時に傷つけたり
それが若さなんてね
偉そうに言えたもんじゃない
ただその若さこそが 僕をここに連れてきた

という歌詞。
たかおの性格と、今までの生き方とか、今の気持ちとか、それこそメモリアルブックと重ねて見るとすごくああぁ…ってなる。
そして
ただその若さこそが 僕をここに連れてきた
っていう歌詞が、すごくすごくグッときて…
色んな今までの苦しさや経験もひっくるめて今があるんだっていうのがすごく現れていて、思わず泣いてしまった。
歌詞はなんか他の人が作ったってどこかで見たような記憶もあるんだけど…どうだったかな(ミュージシャンクレジットにはない…)
自分で作ってるにしろ他の人が作ったにしろ、すごく良い表現だなと思う。

他にも

20年の経験では変えられないもの
変わったもの
混ざり合って 出来たのが僕だ
いいか悪いかなんてさ 死ぬまで自問自答だ
ただここにいることが きっと答えなんだよ

なんかもう、ほんと、無理しなくていいからゆるゆるとでもいいから、SURFACEでいてください、どうか表舞台に居続けてください。


「うるさいぐらい ちゃんと届いてんぞ」

椎名ソロ「-ing」のラスト2曲目の「5月27日」。

確かLIKE a CATの叩いてみたを録りにスタジオ入ろうとした日がフラゲ日で、
渋谷のタワレコに行ったら、「届いてるけど現在処理中なのでレジ通せるまでもうすこし待って」と言われてすこし待って無事購入して、即プレイパスで落としてドラムのセッティング中に聴いた

タイトルからしてもうそういう想いの溢れた曲なんだろう、と思いながら聴いたらまあ案の定そういう系で。

ただ、歌詞がいつもの他の曲よりもなんか珍しくものすごいストレートだなと思った。
あんまり作ってない感じというか。
言葉遊びとかがなくて、そのまんまガーって書きましたみたいな。
でもそれが良いなと。

ただいま おかえり それ以上の思いが
うるさいぐらい ちゃんと届いてんぞ

というのが、もうああほんとそうなんだろうなと思った。
おかえりーーーーー!って、豊洲でめっちゃ言ったけど、それだけじゃ足りないもんな。
これを書きながらも泣きそうになっているくらいだし(病気

あの日止まった時が動き出す
もうこないんだと思ってた日が
誰より僕が待っていたんだと
こんな気持ち
だけどようやく気付いたんだよ

とか

今日という日をきっと忘れない
こんなに嬉しい ことがあるんだって
多分あいつも同じ気持ちでいると思う
悪い 少し待たせたかな

とか。
全部載せたいぐらいなんだけど。
もうなんか色々
な思いをまとめてくれたなと思いつつ、多方面への思いやりや、
ファンを喜ばせる的な忖度とかw
絶対わかって書いてるよねと思うけど、こういう曲聴けて嬉しい。

そしてなによりもこの曲に関わってるメンツ

作詞に野口圭さん、
作曲にヤマ、
ギターに喬夫。

もう本当にごちそうさまでした…

ギターソロ前に「ギター!」って言って食い気味に入ってくるギターソロがほんとたまらない
んで最後の方のちょっとずつ音階上がってく系のやつ、ああ、たかおだ…ってかんじで、なんかもう、他の曲も含めて何か一つの物語を見ているようで。

自分は、自分が行けなかったライブのセトリは基本的に見ないようにしてるんだけど(ギリギリしてしまうからw)、
だけど何かの時にやったと見て、やったのかあ……って複雑な気持ちになりつつ、見たいような、見たくないような…
号泣必須だからな。

解散〜復活の出来過ぎた物語

自分の周りにはイエローモンキー好きがたくさんいて、イエローモンキーの解散から復活までの色んなドラマを聞いていたし、自分自身も復活ライブに行ってそのドラマを目の当たりにしてきた。

それを見ながら、「いつかSURFACEの復活をこんなふうに見れたらなあ…」と、申し訳ないながらも重ねて見て勝手に複雑な気持ちになっていた。
なんとなく、ドラマのあるバンドのファンが羨ましかった。

でも、復活をするなら解散から10年くらいでいい。
まだ復活するのは早い。

とずっと思ってたし、なんなら正直もう復活はないのだろうと解散2-3年目で覚悟をしていたから、いまだに信じられていない(病気

解散ライブの最後が「バランス」で終わって、不完全燃焼感すごくて、
ソコハカトナクとかCHANGEとかっていう超名曲含む4曲を最後に残して、
デビューから20年の日が日曜で、
復活ライブができて、
CHANGEとかいう超名曲ではじまる復活ライブ。

解散した時は色々あったみたいだけど、なんだかんだと相思相愛で今はそれをわりと全面に出してきてる2人。

たかおさんが表舞台に戻ってくる場所を守り続けてくれた椎名さん。
(個人的には、賛否両論あった「Phase」のセルフカバーは、色んな意味でたかおさんを守るために椎名さんがやったことなのではないかと思っている)

「20」というキーワードでソロでそれぞれ曲作っちゃう2人。

椎名さんの20は覚悟を、
たかおさんの20は成長を、
それぞれの形で表現されてて。
5月27日で椎名さんがたかおさんとSURFACEをさりげなく守ったり見守ったりしている様子が描かれている感じがする。
まだたかおさんは自分のことで精一杯なのかもしれないけど、それをしっかり支えて思いやっている椎名さんの図。

いろんなこと乗り越えて、今のこのタイミングで本線に戻って合流して、2人で思いやり合いながら活動していくSURFACE。

うん、めちゃくちゃドラマあるやん…

8年前とはだいぶ色々違うかもしれないけど、2人なりの活動をしていってくれるのだろうと思いつつ、新曲やライブを楽しみにできる日々というのが今はまだ信じられない
いつになったら実感湧くんだろうこの病気の人w

SURFACEファンならこの4つはぜひ聴いてほしい。

どちらかの、もしくはどちらもソロを追ってこなかった人もいると思うけど、この4つはほんとに聴いてほしい
個人的にはぜひこの順番で聴いてほしい。と勝手に思っている。
できれば最後にもう一度LIKE a CATを入れて、そこまで聴いて欲しい。
きっと最初とは違うふうに聴こえると思う。


「SURFACEが実在すること」を確かめに。

年末2days、両日行くかどうか迷っていて、最初は片方だけ行くつもりだったんだけど。

両日行って、『SURFACEが存在している実感が湧かない』とかいうのをそろそろやめろ」というお言葉をいただいているので、年末2days行くことにしました。
果たして実感は湧くのか…
多分行ったらまたレポ的なもの書くと思うので、答え合わせはその時にw


#SURFACE #SURFACE0527 #SURFACE20th #椎名慶治 #永谷喬夫


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