2018.08.31 永谷喬夫 1st ソロライブ Heartbeat

SURFACEのギタリスト、
永谷喬夫の初ソロライブに行ってきました。

ゲスト椎名慶治ってなんだよほぼSURFACEじゃねえか!とはお決まりのつっこみだと思いますが。

自分は前週の音霊(SURFACE、椎名ソロ、喬夫ソロのスリーマン。2人しかいないのにスリーマンという謎ライブ)には行けなかったので、今回が喬夫ソロを生で聴くのは初。

アルバムタイトルだし、喬夫ソロ曲はアルバム分しかないからまあアルバム曲はまるっとやるだろうとは思っていたけど。

どんなふうになるんだろうなとちょっとドキドキ。


とにかく会場が最高だった

今回のマウントレーニアホールというのは初めてだったんだけど
会場のフロアの様子を事前に見てて、
座席ありなことがわかり歓喜
腰が痛い民としては本当にありがたい。

元映画館らしく、横には座席横にドリンクホルダーまである。
優雅すぎる…

そしてなにより
音響がめちゃくちゃ良い

映画館だったというのが影響してるのかとは思うけど、これは本当に良かった。


ステージに手が届く

普通のライブハウスと違って柵もなきゃステージが超近い。
幕もないし、置いてある楽器が超近くに見える。

で、キョロキョロと見回して始まる前にセットを見てまず思ったことは

・ドラムセットのバス小さいよね、アコースティック寄りなのかな?
・ベースのいないスリーピース?やっぱ同期使うのかな
・キーボードはいないのか…

あたり。

正直会場の写真見たせいもあってか、
ほとんどアコースティックでやるのかと勝手に思っていて
だからあんなガンガンバンドサウンドでもやると思わなかった。

「歌う」ギタリスト

SURFACEのときに何度か喬夫の歌声は聞いたことがあったから、そんなに驚きはしなかったけど、
今回の1stソロアルバムが発表になったとき、ほとんどの人がインストアルバムだと思ったことだろう。
自分も歌うとしても1曲とかかな…と思ってた。

でも蓋を開けてみたら
全曲歌ってる。

喬夫の優しい歌声がすごく好きなので、これは嬉しい誤算。

でもものすごく正直に言うと、アルバム自体は3回しくらいしか聴かなかった。(20は死ぬほど聴いた)
これの理由はなんとなくちょっとライブを見ててわかったけど。

とにかく
ひとりで、
ギタリストが、
歌もギターもMCも

やるのか…そうか…ちょっと心配…みたいな心境でいたのはたぶん自分だけじゃないと思う。


微動だにしない喬夫

ライブが始まって
ギターは持ってるんだけど
歌ってるんだけど
マジで微動だにしない

ボーカル慣れてる人との違いはきっとここだろうなとか勝手に思ってた(生意気
でもなんか喬夫だから許せちゃう(激甘

なんだかんだ椎名が出てくるまでずっとそんな感じだったと思う。

ただ、後半になると、だんだんピョンピョンしたりふわふわしたりしてた。
よかった、喬夫が楽しんでいる!(甘い


SURFACEがただじゃれあってた

ゲストで椎名が入ってきてからの安心感はすごかったw
夫婦漫才見せられてるのかな?ってかんじの、相思相愛、ごちそうさまでした。
喬夫はMCに慣れていないから、そこがまたいい。
うまくまとめられない喬夫の話を椎名がまとめたり。
解散前のいろんな出来事を面白おかしく話したり。
ちなみに喬夫のMCはそのままで良いです。


一番泣いた「ヤワじゃないだろう」

持ち曲が少ないのでカバーやります、は想像してたけど。
椎名ソロ曲のカバー、コーラス椎名

この曲自体はすごく好きで、ただ、喬夫の声になると全然違った雰囲気になって、これがすごくよかった。
そして、横からコーラスで入る椎名。

音量とかの関係でってわかるけど、喬夫を負かさないようにお腹の位置くらいまでマイクを離してコーラスを入れる椎名。
曲に合わせてだんだんマイク近づけたり音量出したり、
すぐそばで喬夫に安心感を与えつつ支えているその構図みてて、すごく泣けた。

当たり前だけど安定してて、やっぱりこの人歌うますぎやな、声量も(喬夫との比較だけど)全然違うんだな、っていうのと
何よりコーラスが綺麗にピタッて合った。鳥肌がたった

コーラスって、どんなに綺麗にやろうとしても、その人その人のクセとかがあって、ほーーーんのちょっと上にいったりほーーーんのちょっと下にいったり…
音としては合ってても、ぴったりいかない、少しだけずれるみたいなことがよくある。
だからコーラスは本人が重ねたものか一番綺麗。

だけど、この時の喬夫に重ねた椎名のコーラスは、すごく綺麗だった。

元々のクセが合ってるのか、
椎名が完璧に合わせてきてるのか、
そこはわからないけど。
ものすごくぞわっとした。
もう、微笑ましくて、ニヤニヤして、泣けた。

そして、立ち位置がいつもと反対なこと。
いつもの喬夫の場所から椎名が見守って、
いつもの椎名の場所で喬夫が歌う。
なんかこれを見ているだけでもぐっとくるものがあった。


微笑ましく見守るサポートメンバー

ギターの友森さんは何度か見てるけど、ドラムのあきらさんは初見だったと思う。
この2人も、すごく良かったと思った。
友森さんは、ひたすら影に徹してるというか、自分は全く前に出ない。
メインもギターだし気を遣っていたのかな?
でもめちゃくちゃかっこいいし、
主張しすぎず職人芸をしているかんじで、
さりげなく良い仕事しすぎだった。

あきらさんも、時々(フィルやソロタイムとか)はちょこっと自己主張してくるんだけど、基本はいいバランスでやっていたと思った。
あんだけ同期入ってると色々やりづらそうな気がするんだけど、どうなんだろうw
時々さりげなく見せるちょうどいいドヤ顔がまたよかった。
1階席からは見えなかったけどスネアが2個あったらしい。
不思議な叩き方だなとは思ったけど、どうりで納得。

そんな2人のサポートメンバーが、なんかすごく微笑ましく見守ってる感があった。
とくに友森さんは、最後の方にテンションあがってピョンピョンしてる喬夫を見て、すごく温かい笑顔をむけていた。

それをみて、
これは今まで椎名が築いてきたものなんだろうと思った。


椎名が守ってきたもの

「喬夫ソロライブ」で
「椎名ソロ名義曲」をできたのも、
紛れもなく椎名が表舞台に出続けて守ってきたからだし、
今回のサポートメンバーとの関係も、椎名が築いてきたものだと思う。

そのおかげで、「初喬夫ソロライブ」とはいってもこんなに良いものが見れたんだと思う。
チートっちゃチートかもしれないw

自分はわけあって途中から椎名ソロライブはほとんど行かなくなってしまったけど、
今まで色んなものを守ってきてくれてありがとうと言いたい。

SURFACEの曲をやらなかったのは賢明な判断

セトリの中に一曲もSURFACEカバーがなかったのは本当に良かったと思う。
持ち曲が少ないからといってその時にある曲すら出しきらずにSURFACEカバーを大量にしちゃった人のこととか別にdisってないけどね???

ファン心理とは面倒くさいものであるしね…

なんにせよ自分は20が聴けて満足!!!


とりあえずSURFACEのファンクラブ早く作って。

来週はまたSURFACEが見られるんですね。
嬉しいような、複雑なような…
とりあえずさ、下北沢の追加公演あるじゃん?はずれたんだけどね?

あれ、最速先行以外って椎名fc的な経由はいくつかあるけど、
喬夫経由とかSURFACE fcとかそういうのないじゃん?
すごくよくないと思うのね???
SURFACEファンなのにソロのfc入ってないと圧倒的に先行申し込めないのは納得いかないのね??(どっちも現状あるんなら別だけど)

だから
一刻も早くSURFACE FC作ってください!!!!

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