【感想】アニメ『ライアー・ライアー』#1 「王と嘘」

「分かりましたよ―なってやればいいんでしょう、最強に!!」


 いよいよ始まりましたね。アニメ『ライアー・ライアー』!!
 夏アニメのなかでも特に楽しみにしていた作品なのでこの日を心待ちにしておりました。
 そんなアニメの第1話がいまさっき放送され、高まった気持ちをどこかに発散したいと思い立ちこの記事を書くに至りました。

 一応ですが、感想を述べる前に、、、、、
 自分自身、根っからの原作ファンというわけでもなく、応援している声優の瀬戸桃子ちゃんが多々良楓花役としてご主演されること、大好きな声優ユニットのSMILE PRINCESSがED曲をタイアップされることなど様々なご縁もあり、この作品に触れることになりました。
 ただ、自分は気になった作品は原作を予習してから視聴するタイプのオタクなのでアニメ放送前の1~2か月で原作小説(アニメ化範囲であろう1~4巻)は履修済です。言うまでもなく面白かったです。
 何が言いたいかというと、いわゆる”にわかオタク”ですというポジショントークです。的外れなことを述べていたとしてもお手柔らかに……。

いまみたらKindle版めちゃ安くなってる…………!!!!

⚠️以下、第1話ネタバレです⚠️

第1話のあらすじ

TVアニメ『ライアー・ライアー』公式サイト | #01 王と嘘 (liar-liar-anime.com

 落ちこぼれの主人公「篠原緋呂斗」は不慮の事故により最強の称号「7ツ星」を手に入れる。実力には見合っていない称号を手に入れた緋呂斗だったが、自身がアカデミーに来た目的を果たすためにも”最強”を偽り続けていくことを決める、というのが第1話の大まかなストーリーです。

 第1話おもしろかったですね。
 こういう学園異能バトルアニメ(は適当なジャンルでしょうか)って意外と最近は見ていなかった気がします。
 転校初日に赤髪ヒロインと勝負し、ラッキースケベで勝利するという展開はこのジャンルにおいて王道の展開といえるかもしれませんが、王道はおもしろいからこそ王道なんだと再認識しました。
 ただ、この手の作品は主人公が最強あるいは最弱と謳いつつも特別な能力を秘めているというのが定石ですが、この作品においては本当に最弱というのが特徴だと思います。本当に最弱だからこそ相手を分析し、裏をかいたりイカサマをしたりして勝利するというのがこの作品の見どころではないでしょうか。
 とはいえ緋呂斗にも表情と感情を切り離すことができる「メンタル詐欺師」という特徴はありますが、、、

彩園寺更紗
 今作のヒロインその1。今期No.1のツンデレヒロインです。

 緋呂斗がアカデミーに転入してくるまでは学園最強の7ツ星で、「女帝」と呼ばれてた彼女ですが、実は……

「知ってるんでしょう―あたしが、本当は彩園寺更紗なんかじゃないって!!」

ライアー・ライアー 1巻より

 作品の冒頭でこの展開。原作を読んだ時もそうですがびっくりしました。
 こんなのは物語の終盤にどんでん返しでもってくるような大ネタなのに物語の序盤でぶっこんでくる久追先生恐るべし……!!
 実は彼女は彩園寺更紗の替え玉で赤い星を使って正体を偽っていました。
 しかし、その嘘を成立させる赤い星が緋呂斗に移動したことで自身が彩園寺更紗ではなく、赤羽莉奈ということがバレてしまうことを危惧した更紗は緋呂斗の下へそのことを秘密にするようお願いをしに行きますが、学園に転入してきたばかりの緋呂斗は赤い星のデメリット効果を知るはずもなく、更紗は自らその秘密を話してしまいます。
 また、緋呂斗も更紗の勘違いを解くために自身が本当は1ツ星で、訳あって7ツ星を偽っていることを打ち明けます。
 そうして彼らは互いの秘密を打ち明け、後に学園を騙すための共犯関係になっていきます。
 それはそうと、1巻の表紙は白雪だけど4巻まで読む限り更紗のほうが圧倒的にヒロインムーブをしている気がしますが、実際のところメインヒロインと呼ばれるのはどちらなんでしょうか。更紗はヒロインというよりパートナーのような立ち位置というほうが適当なんでしょうか。まあこんなことを聞くのも野暮ですが……。

 にしても、いやあ……倉持さんの演じられる更紗ちゃん最高でしたね。お恥ずかしながらこの作品で初めて倉持さんを存じ上げたのですが、お手本のようなツンデレ声でただでさえかわいい更紗ちゃんを10倍増しでかわいくしてくれてます。

その他気になった点
 1話は世界観の説明やキャラクター紹介、主人公の目的をはっきりさせることで作品の方向性を示すことが重要ですが、概ね1話の中でそれらは描けていたと思います。
 初めて作品に触れた方は「あれはどうなの?これはどうなの?」という疑問もあるかと思いますが、2話以降で徐々に理解できていくはずです。

 一応、原作は履修済なので、どうしてもアニメと 原作の差異は気になっちゃいますよね。
 まあ差異とは言っても1話に関しては大幅なカットがあったわけではなく、更紗がびしょ濡れになる原因がトラックの水跳ねから散水栓の暴発に変わっていたくらいでしょうか。
 多少の台詞カットはあったもののじっくり1巻1章を描いてましたね。

 決闘の描き方や演出は原作を読んでいた時からど
うアニメに落とし込むのか気になっていましたが、想像していた通りVR空間っぽくなっていて原作の雰囲気まんまで良かったです。
 ゲームのルールに関しては1話はターン制にらめっこという単純なゲームだったので大丈夫でしたが、「我流二十七式遊戯」や「アストラル」のようなルールが複雑なゲームはどう描かれるのか気になりますね。文字だけだと難しくても映像化すると意外と分かりやすかったりするのかもしれませんが。

 May'nさんのOP「LIES GOES ON」めちゃくちゃかっこいい、、、、、、、
 イントロからバチバチにかっこいい…………
 それに歌詞がもうライアラのことそのまますぎて作品にぴったりですね。
(てかこれMay'nさんも作詞に携わってるのか……!!)
 この作品の決闘というかっこいい部分を見事に表現して下さっています。

 それとOPの映像、黄色が多いからかペルソナ4味を感じる(理解されなさそう)
 今後登場するキャラクターが次々と映し出される演出、ほんとにアツい
 緋呂斗の幼なじみが振り向く描写と紬ちゃんが振り向く描写めちゃ似てるけどミスリード誘ってる???
 ところでOPの最後に映っている男性キャラは倉橋御門?結構黒幕っぽい描き方をされていておもしろいw

 まだCV未定の枢木千梨(実は結構好き)、皆実雫は誰が担当されるんでしょうか??個人的にはSMILE PRINCESSのどなたかにご担当いただきたい、、、、、
 千梨は北守さいかさんor本郷里実さん、雫は相良茉優さんor汐入あすかさんと予想しています当たれ!!!

 こんな具合でこれから毎週ライアラの感想を書いていければなあと思います(読んでくれる方がいらっしゃるかは分かりませんが;;)
 ABEMAの先行配信で2話も見ていますが、来週書こうか、それともすぐに書こうか…………でも白雪ちゃんや楓花ちゃんが出てきたりSMILE PRINCESSの
fakey merry game」が流れたりと濃い2話だったので多分すぐ書く気がします。

 それと巡り巡って原作ファンの方が覗きにきて下さったときのことも考え宣伝しておきます。

 多々良楓花役の瀬戸桃子ちゃんが毎週火曜20時から配信している番組「ゲームのお天気お姉さん」でライアラのオーコメ企画(映像は各自)をするそうです。キャストさん目線で作品のお話が聞けそうで楽しみですね!!

 そして、第1話では流れませんでしたがSMILE PRINCESSが歌う「fakey merry game」のCDも8月23日に発売です。
 とってもかわいい曲なので皆さん是非買いましょう!!
 店舗によってついてくる特典も様々なので選り取り見取りです。
 ちなみに僕は特典コンプを目指して初動で計30枚押さえました()
 揃わなかったら補填しますが、頑張ってコンプしたいです…………。

 最後までご覧いただきありがとうございます。
 これから3ヶ月間、アニメ『ライアー・ライアー』を楽しんでいきましょう!!

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