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アキレス *

英雄アキレウスの母テティス、アイアコスの妻プサマテーがネーレーイスです。
の文を読んでみます。

アキレウスは、プティーアの出身で、プティーア王ペーレウスと海の女神テティス(ネーレイウスの一人)との間に生まれた。アイアコスの孫にあたる。

また、アキレウスは、スキューロス島の王リュコメーデースの娘デーイダメイアとの間にネオプトレモスをもうけた。トロイア戦争にはミュルミドーン人を率いて50隻の船と共に参加し、たった一人で形勢を逆転させ、敵の名将を尽く討ち取るなど、無双の力を誇ったが、戦争に勝利する前に弱点の踵を射られて命を落とした。

ということでトロイア戦争で活躍したようです。

父のぺーレウスは、兄テラモーンと義兄ポーコスを殺そうと謀った。テラモーンの投げた円盤によってボーコスは死んだ。そのため二人はアイギーナ島より追放された。ペーレウスはプティーアに遁れ、アクトールの子エウリュティオーンによって罪を潔められた。

それで、プティアの王になったんでしょうね。ぺーレウスにも多くの逸話があるみたいですが本日は割愛です。

アキレウスの父、ぺーレウスの父は、アイギナ島の王アイアコス、母はサラミース島の王キュクレウスの孫エンデ―イスである。

アキレウスの祖父アイアコスは冥界の審判官の一人。ミュルミドーン人の祖である。ゼウスとアイギーナの子。エンデ―イスとの間にぺーレウスをもうけたが、プサマテートも妻の一人でこちらがネーレイウスの一人である。

アイアコスの母、アイギーナは河神アーソーポス(オーケアノスとテーテュースの子)とメトーペー(河神ラードーン(アルカディアを流れる川)の子)の子でアイギーナ島の名前の由来になりました。

アキレウスは、オーケアノスとテーテュースから父方祖父系5代目、父方祖母系7代目、父方の祖父アイアコスから、ゼウスの血を引いていて、父方の祖母は、ポセイドーンの血をひている。

オーケアノスと、テーテュースは3,000人の河神の息子と、3,000人の海や泉、地下水の女神を生んでいるが、これらの子孫が各地の王の始祖になっているようですね。



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