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変格活用について考える

カ行変格活用
未然 連用 終止 連体 仮定(已然) 命令
 こ  き  くる くる くれ    こい(こ こよ) 口語
 き  き  くる くる くれ    きよ       文語

 カ行で未然形にこが来るのは、五段活用。き くる の変化は下二段活用風 命令形にこが来てるのもおかしい。これは「こ」を使ったことでへんなことになっている。
 こない こい 
こない がだいたいおかしいでしょう。「こ」ってなに?「きない」のほうが意味あってるでしょう。
 文語では、終止形が「く」だったら上二段活用なのに、だいたい終止形にがつかないことが多い、文語の段階でるがついてるのがおかしい。

 なぜ「こ」になったのかを考えることが、解決に近づく一歩かもしれない。

サ行変格活用
未然     連用 終止 連体 仮定(已然) 命令
し(せ、さ) し  する する すれ    せよ しろ 口語
せ      し  す  する すれ    せよ    文語

 口語のさ行変格活用は、ほとんど上二段活用 古語では四段活用と二段活用の混合型
 サ行は大体下二段活用なので、古語では連用形の「し」がおかしい。下一段活用だと終止形は「しる」まあそれでもよかったのに

変格活用は、未然形と終止形に問題持ってる といえるでしょう。


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