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能登半島地震

令和6年1月1日、二泊三日の旅行予定で能登半島に入り被災した。一泊避難所で過ごしたが、1月2日には帰宅することができた。

気が張っていたのか帰宅するまでハイテンションだったが、帰宅後は放心状態になってしまった。

4日から仕事始めで、出勤した。
職場では職員の被災状況を取り纏めていた。
調査の目的についての説明もなく、無神経に大声で身内に被災者はいるか?とアナウンスしていた。迷ったが、目が合ったので、近くまで歩み寄り小声で、本人も該当するか聞いた。
さっきと同じ声のトーンで「旅行?」と言われたので、一泊避難所で過ごしたことを伝えると「本人は該当しないね」と言われ終了。
まだ確認できていない職員に話題を切り替えていた。

私にとってはデリケートな話題で、かなり思い切って口火を切ったのに、事務的な一問一答で終了されたことに、心が干上がった。

もしかしてお見舞金とかの調査だったのかと後から思った。
そうだとしたら、お金をばら撒く以前に大切なものがあるのではないかと思った。

義援金の取り纏めがあちらこちらで始まっている。勿論お金は必要だと思うけど、お金以外にもできることはないか、思いを馳せるだけでも、支援の向かう先が違ってくるように思う。