鎧を纏っていることに気づいて


わたしのなにを伝えたいのか?伝わってほしいのか?

そうきかれるとなにも思いつかなかった。

自己紹介に書いたことは、自分自身のことじゃなくて、自分のしてきたこと・もっている装備・たたかえる武器を羅列しただけになっていた。


「たくさん書いて保険をかけてる」

「不安なのかな」

もらった言葉で気がついた。

たくさんの経験をしていろんな自分をもって、そのたびに自分自身の装備をパワーアップさせて

気づいたらまるで鎧をきているようになっていたんだ。


あぁそうだ、わたしは鎧のなかの自分と向き合っていないから

ほんとの自分を自分でもわからなくなっているんだ。


鎧をきているから身動きがとりづらいし、温度もあまり伝わらない。

だけど攻撃もされない。

目立つんじゃなくて周りと同じだと安心する。

いつのまにか自分を守るためにそんな風に鎧を纏ってしまっていたんだな。


わくわくきらきら楽しいことのハードルは低くない

なにかを考えてだれかをしあわせにするって難しい

企画でだれかをしあわせにしたいけど

その熱量は

鎧を着てるわたしはむき出しの想いには敵わない気がしてきた。



まずは鎧を脱いでみよう。

そして自分のことをもっと知ろう。

自分のことくらい自分らしい言葉で伝えられるように。

たいせつなもの、すきなもの、自分の思うしあわせ、したいこと、譲れないもの、これがわたし!っと思うこと。

武器を増やすのではなくて、心の声を聞いてあげられるように。

自分がしあわせでないと、しあわせなことなんて考えつかない。

言葉と企画を学ぶために参加したけど、わたしは自分と向き合う時間になりそうだ。

キラキラ眩しすぎるあの空間は鎧をきたわたしには少し居心地が悪くて

早く生身の自分になりたいと思った。




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