手根管症候群について

こんにちは、フウキです!
今年もあとわずかとなりましたねー
患者様にも年末の挨拶をする人も増えてきて、いよいよ今年も終わるんだなぁと感じました。

さて今日は、院の勉強会があったのですがそれが手根管症候群についてのものだったので
自分の考えもまとめつつシェア出来たらいいなぁと思いましたので、手根管症候群について話していきたいとおもいます!

手根管症候群についての前に、そもそも手根管とは何かといいますと、手首の部分にある骨と靱帯に囲まれた空間で、正中神経と腱が通っています。
手首の奥の方って感じですね!

手根管症候群とは、手の痺れの原因となる代表的な疾患です。
症状としては、手根管の腫れ、正中神経の圧迫による痺れなどがあります。
正中神経の痺れは、人差し指と中指が主に痺れる事になります。
ちなみに、小指側だと尺骨神経、親指側だと橈骨神経となります。←学生の時テストの定番でした笑

手根管症候群の原因は、不明なことが多いです。
原因は不明ですが、手の使いすぎや前腕の筋力不足などが関係していると思います。

診断としては、手首を軽く叩いて痺れや痛みが指先にでるか、手首を曲げてしばらくすると症状が悪化するか。
今自分が働いているのは、整形外科なんでドクターの診断があったうえでリハビリしています。
ただドクターも絶対ではないので、患者さん「相談されたらしっかり検査出来るのが重要ですね!

あとは、エコーなどでも検査できます。

今日も勉強会の中で言っていましたが、予後が悪いです。なかなか症状改善しない症例ですね。
手関節は安静がほぼ無理な部位だと思うので、逆に安静にしていてくれれば症状もかなりとれるとは思います。

リハビリでは、指や肘、肩首の可動域を正常にし手首に負担を出来るだけかけないようにする。
手首にテーピングをまく。

あと柔道整復師ではむりですが、注射をして症状を軽減する。
注射は嫌いな人も多いですが、手根管症候群や腱鞘炎など手首周りの疾患には効果的な人が多いと感じます。

予防としては、特にこの時期は手先は冷えるので暖かくし指を動かしたり、前腕のストレッチなどがあげられます。

ここまで読んで頂きありがとうございます!
何かの参考になれば幸いです!

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