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我儘なままDay1 スローモーションの笑顔の話

一番大事なこと

我儘なままDay1、あの日、あの瞬間、間違いなく、
れいれいと灯織はみんなにとっての大きな大きな"灯り"でした。
最高のスローモーションをありがとうございました!!!


1. 初めに

初めまして、風野灯織(CV:近藤玲奈, 愛称:れいれい)のファンです。

noteはこれが初投稿です。スローモーション最高!!!って感情が振りきれたので投稿されました。
感情がぶっとんでるので長いです。しかも個人解釈の塊なので、違う捉え方している人もたくさんいると思います。表題が気になったとこだけとかでもいいので、何か読んで良かったと思える箇所があれば幸いです。

ライブ現地も、今回の我儘なままDay1が初参戦でした。

シャニマス自体は2022年の11月から始め、ライブは5thをオンラインで視聴したのが初めてでした。あのときは「まだシャニマスの曲そこまで覚えられてないし…」という状態だったのでオンライン視聴止まりでしたが、5th見てから「次は絶対ライブ行く!」となって、今回に至ります。
ライブ現地参加、めっっっっっちゃいいですね。

なので、我儘当日はシャニ3rd名古屋Day2スローモーションの知識はありません。アーカイブのコメントやオーコメなんかで度々3rdの話題を目にし、我儘後のれいれいレポート(Twitter)で強調された"笑顔"を見て、これは3rd見ておかなくては…!って円盤をポチりました。なのでれいれいが我儘に込めたであろう本当の想いを知ったのはだいぶ後です。

あと、この記事書き始めたときはただの灯織Pだったんですけど、気付いたらだいぶ近藤玲奈のファンになってました。

2. 風野灯織

風野灯織のファンです。(2回目)
ビジュアルももちろん好きですが、その人間性に強く惹かれました。
ちゃんとした人間形成の背景があって、あらゆる挑戦に対して葛藤があって、それでも不器用に、真面目に、真正面から頑張って向き合っていく系のキャラクター。
灯織見てると自分も頑張ろうって思わせてくれるんですよね。勇気の灯り。
灯織の話をすると長くなるので割愛しますが、こういうところが好きです。

好き

3. スローモーション

灯織のソロ曲です。
個人的にスローモーションで一番好きなのが、1サビラストの「灯りになれたらいいな」の部分です。

初めてフル(ここ重要)を聴いたときに、最初は落ち着いた曲だなぁと思ったんですけど、この「灯りになれたらいいな」で曲の雰囲気が一気に明るくなって、「あぁ、灯織、今、アイドルになったんだな」って心が気づいた瞬間、がっつり曲に惹きこまれていました。

一般的な曲は、サビ前で段々盛り上がっていって、サビで曲のピークを迎える構成が多いと思いますが、スローモーションは1番サビの最後にピークが来て、曲の明るさが2番以降に引き継がれる構成です。初めて聴いたときに「サビもう終わるのに珍しいタイミングで盛り上がる曲だなー」と思ったんですが、次の瞬間にスローモーションの虜になっていました。

灯織は自身を回顧するシチュエーションが多かったり、「アイドルになってからの私は」みたいな話をすることが多いキャラクターです。それを考慮すると、1番をサビ含めて全て回顧にあてて、サビの最後に"アイドルになって変わりたいと思ったあの瞬間"を置くことで、2番以降のアイドル灯織に繋げるという構成は、非常に灯織らしさを反映した構成だと思います。

初めて聴いたときは歌詞とか見ずに聴いていたので、"灯り"が灯織の灯の字とかかってることにも後で気付いたぐらいだったんですが、「灯りになれたらいいな」で世界が明るくなった灯織感だけは心に重く響きました。

なので初見の感想は「上手く言語できないけどめっちゃ灯織な曲!!!」でした。そのときからずっとスローモーションが好きです。聴く度に情報が増えるのでどんどん好き度が増しています。

4. 我儘なまま Day1のスローモーション (現地)

意気込み

「初めてのライブ現地でスローモーションが聴けちゃうんですか???」というテンションで参戦しました。もちろん他の曲も楽しみでしたが、流石にスローモーションだけは別格でした。

Day1が始まってみて

あおぞらサイダーから始まって、ハナマルバッジ→わたしの主人公はわたしだから!→HAREBARE!!→フェアリーガールと序盤から大盛り上がりで、めっちゃ楽しんでました。『ハレバレ!フレフレ ガンバレ!』のとこだまゆ先生の振り解説絵の通りにできて楽しかった!!!ルカ入りリフレクトサインヤバイ。いつか灯織とも歌って…。挨拶パートでめぐるにお誕生日おめでとうも言えて大満足。
ライブ、めっちゃ楽しい!!!!!!!!!

ただ、ドラマパートにも挨拶パートにも一向ににれいれいの姿が見えず、「あれ…?大丈夫だよね…?スローモーションあるよね…?」という不安を抱え始めていました。スローモーションの期待が大きすぎた代償かも。

SWEET♡STEPで前半挨拶組が全て歌い終わった後は、プラスチック・アンブレラ→Sweet Memoriesと繋がりました。三峰と甘奈はそれまでドラマパートにも挨拶パートにも出ていなかったので、「お???そろそろ灯織も来る???」ってなっていました。このあたり本当に灯織の心配しかしてなくて、ちゃんと集中できていなかったのは素直に反省点です。次回以降はもう少し心に余裕を持って聴けるといいな…。

特殊イントロ

ドラマパートで真乃雛菜の「負けるなー!がんばれー!」をやった後、知らないようで、知っているようで、でもやっぱり知らないイントロが流れ始めました。
イベントコミュ最終話等で、「一悶着あったけどこれから新しい一歩を踏み出します」系シチュエーションで流れるような、不安と可能性と変化を感じさせるBGM、あのイントロからはそれに似たものを感じました。
そして…。

生スローモーション

あぁ…。知っているイントロだ。ついに来たんだ。この時が。
無事にスローモーションが来た安心感。待ちに待ったスローモーションが来た緊張感。目の前に初めて見る本物のれいれいが居て、灯織が居て、スローモーションがある………………..!!!

正直な話をすると、生スローモーション、頭真っ白になってほとんど記憶がありません。スローモーションだ…!!!てなった後から真っ白…。

かろうじて覚えてるのは、スローモーションだけ開始からずっと手が震えて止まらなかったことと、ライト振りすぎて灯織タオルを2度も落下させたことと、2番以降真乃めぐるライトも一緒に振ってたら、れいれいから目線もらえた(ような気がする)ことです。
目線もらえるのめーーーーーちゃ嬉しいですね。勘違いだったとしても勘違いじゃないと思い込んでおくことにします。あの瞬間れいれいはこっち見てくれてました!!!「いや俺の事見てたし」って言うオタクの気持ちがよく分かりました。

あのときは無事にスローモーションが聴けた安堵と、生スローモーション聴けた感動で、感情のストッパーが壊れて頭真っ白になっちゃったのかと思ってました。

今思えば、めっちゃ緊張してたんだと思います。発表で緊張しすぎて何言ってたか分からなくなるみたいな方向性で、頭真っ白になってた気がします。自分が何かやるわけでもないのに、自分の番が来たみたいな感じでした。ちゃんとライト振らなきゃ とか 『灯りになれたらいいな』から真乃めぐるライトも振ろう とか このスローモーションに込められた感情をちゃんと受信しなきゃ とか。「スローモーションを聴く灯織推しとして、失敗は許されない」みたいな心境でした。だからこそ、ライト振る手がめっちゃ震えてたんだと思います。

最初は灯織ライトのみでしたが、1サビの『灯りになれたらいいな』から真乃めぐるライトが増えて3本必死に振っていました。個人的な解釈ですが、灯りになれたらいいな以降の灯織の人生に真乃とめぐるという存在は必須なので、1番は灯織単、2番以降はふたりと一緒にが灯織のスローモーションな印象です。
必死にという言葉がふさわしいぐらい、ステージのれいれいに向かって本当に必死にライトを振ってました。このときも手はずっと震えてました。

そしてスローモーションのクライマックス『灯りになろう なれるのかな』。
『キミの心を明るくする小さな』までが優しい控えめな表現で、『灯りになろう なれるのかな』が意志のこもった力強い表現と緩急が見事でした。ドストレートなスローモーションが直撃して、ここでようやく緊張が解けてスローモーションの世界に没入できた気がします。本当に良かった……!

最後、ただひたすらに「ありがとう」という気持ちが心にあって、拍手しながらいつまでも灯織ライトを振ってました。次の雪・月・風・花が始まるまでずっと振ってたと思います。

5. 我儘なまま Day1のスローモーション (アーカイブ)

現地で頭真っ白になってしまったので、納得できるまでスローモーションを摂取するためにアーカイブを購入。

配信はれいれいの表情がちゃんと見えるのがいいですね。『灯り』のとこめっちゃ笑顔じゃん!!!ってなってました。大好き。

アーカイブ結局何周したんだろう。ことスローモーションに関しては10は優に超えるぐらいは周って、今回のスローモーションの意味を探していました。それはそれとして、毎回れいれいの笑顔に癒されてました。

そして、アーカイブで冷静にれいれいを見れたので(韻を踏んだ気分)、我儘スローモーションのここ好き!をやっていきます。

灯織の、れいれいの笑顔

好きがフライングしましたが、やっぱり一番好きなのは笑顔。
1番サビ後灯りになれたらいいなで初めて笑顔になるれいれいと、ラスサビ灯りになろうなれるのかなで一番の笑顔になるの、めっっっっっっちゃスローモーションを感じました。

スローモーションの好きなところとして、「灯りになれたらいいな」で曲の雰囲気が一気に明るくなって、「あぁ、灯織、ここでアイドルになったんだな」ってのがはっきり伝わってくることを挙げましたが、れいれいの笑顔、これをめちゃくちゃ加速させてくるんですよね。アイドルになってめちゃくちゃ笑顔な風野灯織、これに勝る表現はないですよ。

緩急のつけ方

緩急の付け方が凄い上手いなぁと思いました。

表情の緩急は、今はこうなれたみたいなとこは笑顔で、昔はこう思ってたみたいなとこは祈るような真剣な表情になっていて、
歌い方の緩急は、囁くような優しい歌い方と、力強く主張するような歌い方を使い分けていて、
引きと押しがはっきりしてるから、主張したい部分が凄い伝わりやすく感じました。

スローモーションに感じた風野灯織を本当に寸分狂わずそのまんま表現していて、初めて聴いたときのあの感情がそのままここにありました。
ヤバイ!!!!!!!!!

振り付けのトライアングルの話

「あれはシリウス 冬の夜空の スクリーンにも浮かんだトライアングル」の部分で、両手でトライアングル作るところの振り付けの話です。

Day1アーカイブよりもDay2アーカイブの方がはっきりと見えたのですが、
あの部分の振り付けを真正面から見ると、スローモーヴィメントの衣装飾りと合わせて、スローモーションのイメージデザインと構図が一致するタイミングがあることに気が付きました。

↓を見ていただければなんとなくわかっていただけるかと思います。

「あれはシリウス 冬の夜空の スクリーンにも浮かんだトライアングル」

これ気付いたときは「ア"ッッッッッッッッ」って声が出ました。
シャニマスめ、いつから企んでいやがった。
スローモーションの振り付け自体は3rdからあった(当時はマイク持ちだったのでトライアングルの片方の手しか振り付けしていませんでしたが)ので、スローモーヴィメントの衣装デザインの際か、楽曲イメージデザインの際か。
いずれにせよ、こういうのめーーーーーちゃ好きーーーーーーーなのでもっとやってくださいよろしくお願いします。

6. Day1朗読劇におけるスローモーションの役割

長いんで要約すると、クロノスタシス後の灯織(スローモーション)が、真乃雛菜が「ずっと一緒に」という願いを託されたお星さまで、「我儘なまま、もっと輝ける日」の象徴になってるってお話です。

Day1朗読劇の解釈

すごい個人的なDay1朗読劇の解釈なんですけど、
「卒業」を題材として、高校生活の中でみんなが「変化」していく、ようなことがテーマになった劇だったのではないかと思いました。

「誰かを想ったり、誰かを励ましたり、何かを選んだり、選ばなかったり、そんな日々が私たちになっていく。私たちは我儘なまま、もっと輝ける日を、探しに行くんだ。」
これがDay1朗読劇の総括とも言える台詞かと思います。

で、真乃と雛菜は最終的に
「雛菜ちゃん、卒業してもずっとずっと一緒だよ。」
「だって雛菜、真乃ちゃんのこと、大好きだもん。」
となれるわけですが、この転機となった個所がおそらく、失恋雛菜のシーンです。

このシーンは、憧れの先輩に告った雛菜が「受験があるから」という理由で断られてしまうところから始まります。
このシーンで印象的だった、真乃と雛菜が繰り返す「負けるなー!がんばれー!」という台詞は、表面上は卒業する先輩たちへのエールですが、それと同時に、恋が叶わなかった雛菜・雛菜に気持ちを伝えようとしている真乃というふたり自身が、この先我儘に輝けるよう進むためのエールという意味も込められているように感じました。

そして、この「負けるなー!がんばれー!」の直後がスローモーションです。

Day1の朗読劇ってクロノスタシス???

少し話は変わりますが、2023年4月末に実装されたイルミネのコミュ「ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス」をご存知でしょうか。
クロノスタシスも「変化」というテーマを扱ったコミュです。

人と人との関係性が変わるなんてよくあることで、この世に「ずっと」なんてないのかも、「絶対」というのもないのかも、というのが現実です。
この現実を、真乃も灯織もめぐるも、口にしないだけでちゃんと理解していて、あの日手が届いた誰かはもう客席にいないかもしれないけど、それでも、今客席にいる人がいつかどこかで歌を聴いたときに今日に戻れるように、そういう願いを込めて、輝きをみんなに届けよう、と変化を受け入れつつ進んでいるお話です。

また、イルミネは星で、星は願いや祈りを託されるもので、「ずっと」「絶対」がない世界で、それでも願わずにはいられないものを、託される象徴として描かれています。そして3人もまた「ずっとイルミネでいよう」といつも口にし、願っています。イルミネは願いを託すお星さまなんです。

スローモーションに含まれた「変化」「星」

また少しスローモーションに触れます。
スローモーションは1番が過去回顧、2番以降がアイドル風野灯織を描いた歌と表現しましたが、アイドル風野灯織にもフェーズがあります。
1サビラスト『灯りになれたらいいな』は灯織S.T.E.P.で語られた中学でアイドルを見た時、そしてイルミネになったあの日を指しています。アイドル風野灯織が始まった瞬間です。
そして『灯りになろう なれるのかな』は輝くアイドルを目指し続けている今の風野灯織で、スローモーションは今と過去、灯織の大事なものが色々な形に変化する過程が入っている曲と言えます。
また、今の風野灯織は当然クロノスタシス後の灯織なので、願いを託される星という存在になっています。

『スローモーション』に願いを託した『ありったけの輝きで』

話を我儘Day1の朗読劇に戻します。
クロノスタシスと同じように「変化」を扱っている劇中、「負けるなー!がんばれー!」の直前で、「あ、あのねっ、雛菜ちゃん、私はずっと雛菜ちゃんと一緒だよ。」と真乃は言っています。この現実にはないのかもしれない「ずっと」です。
この願いを託されているお星さまはもちろん、この朗読劇後に配置されたスローモーション、そして風野灯織です。

灯織に願いを託し、スローモーションが真乃の心を明るくする灯りになって、真乃の背中を押しました。そうした真乃は「誰かを想ったり、誰かを励ましたり、何かを選んだり、選ばなかったり、そんな日々が私たちになっていく。」という変化を遂げました。
そして、「我儘なまま探しに行った輝ける日」こそがDay1ラスト、真乃ソロの『ありったけの輝きで』です。

スローモーションの灯りで背中を押された真乃がありったけに輝いて締まるライブをめぐるの誕生日にやったDay1、何事?????????

あと、これは朗読劇の本筋とは関係ないのですが、ライブ後のれいれいレポの中に『めちゃ緊張してきたーーーー😇タスケテクレーー😇って状態の中で、歌う直前に真乃と雛菜の「負けるなー!がんばれー!」が自分に向けられている気がして、一気に背中を押されました』と語っていて、劇中では真乃と雛菜の背中を押す灯織だけど、ライブでは真乃と雛菜に背中を押される灯織(れいれい)という構図になっていて、めーーーーーちゃ好きです!
イルミネの3人はお互いがお互いを支え合うトライアングルという関係性がとても好きなので、イルミネじゃん!!!!!!ってなりました。

生徒会長めぐるの話

まのひおの話ばかりをしてきてめぐるが「わたしはー???」って言ってきてるのでDay1のめぐるの考察もしてみます。

Day1のめぐるは卒業する生徒会長という役で、朝から挨拶活動に勤しんでいます。この挨拶は「挨拶で学校が明るい雰囲気になったらなぁって、わたしがそうしたいだけ」と発言しており、冒頭から「我儘なまま、もっと輝ける日」を体現してるのがこのめぐる会長だと言えそうです。
メインの真乃・雛菜以外で最初に登場したキャラクターで、この演劇の方向性を定める指針としての役割をもっているように思いました。

突然の【interStellar-Stella】

急に話題が変わって【interStellar-Stella】真乃の3話を見たときの話になってしまうのですが、
真乃の灯織ちゃん好きエピソードはピンポイントな「あのときの〇〇」で、真乃のめぐるちゃん好きエピソードは日常の「普段から〇〇」となっていて、違う色なのが好きだなーと思ったことがあります。

めぐるの好きなところに挨拶が気持ちいいって日常エピソードを挙げてて、めぐるの常に周囲に元気を与えられるところがとても好きで、その元気のおかげでいつも頑張れてるんだろうなぁ、って思いました。真乃の勇気の源はめぐるがくれる元気かもしれません。

一方の灯織の好きなところには移動の車で寝ちゃった灯織が寄りかかってくれたってピンポイントなエピソードを挙げてて、普段から支えてくれてる灯織のことを尊敬しつつ、そんな灯織が自分に寄りかかってくれたってさりげないことがとても嬉しかったんだろうなぁっ、て思いました。嬉しいなぁ、"好きだなぁ"って表現が好きです。支え合い真乃灯織。

今回の朗読劇でも、日頃からめぐる会長の輝きを見てきて勇気を貰ってきためぐるパワーと、ピンポイントな「負けるなー!がんばれー!」のシーンで心の支えになるスローモーション、という構図になっていて、いつもと同じようなシチュエーションでめぐると灯織に支えられて、真乃はありったけに輝けるんだなぁってなりました。

7. 3rdから我儘へ

えー、思わずこれを買ってました。
風野灯織好きなんだもん。スローモーション好きなんだもん。れいれい好きなんだもん。我儘後のれいれいレポから感じた、"笑顔"に対する並々ならぬ決意の答えがここにあると知ったら、見たくなっちゃうじゃないですか。
我儘Day1れいれいが挨拶で「みんなそれぞれの我儘を吸収してお家に帰ってくれたらいいな」的なことを言ってました。我儘にありったけのスローモーションを吸収した結果がこれです。我儘なんでね、仕方ないね。

我儘をさらに我儘にする最高のアイテム

これ見とかないと、これになっちゃうので。
同じ影を見ていれば、きっと、空に同じものが見えるから。

【青風、駆けていく】八宮めぐる 空の彼方へ より

スロモ語る前に自語り 『声優のここが好き』

スロモを語る前に自語りさせてください。必要なことなんです。

声優に興味を持つようになったのが、シャニマスと出会ってから、何なら5thライブを見てから、もっというなら5th後のオーコメとかラジオとかそういうので声優の感想トークを聞いてから、だと思います。
あのときから、自分の声優に対する印象が「めっちゃ尊敬する大大大先輩オタク」になりました。いい意味でのオタクです。自分がなりたいタイプのオタクの究極系かなって思いました。

(こんな長文書いてるのでお察しかもしれませんが)自分も好きなものは割と好き好き叫ぶタイプです。好きなキャラクターへの接し方も、見て読んで聴いて調べて考察して自分の中にその子の分身を宿らせて、その子と同じ世界に浸って、一緒に感情の荒波に流されるのが好きです。風野灯織とか!!!

声優は、このキャラクターを自身に宿すということをお仕事にされているプロの方々で、キャラクターへの解像度が本当に凄いと思います。
ライブはそれをあの手この手で披露していただける場で、しかもオーコメだったりラジオだったりで解説してもらえると、めっちゃ考えてて凄いし、解像度高すぎてビビるし、もれなくめっちゃ大量の「好き!!!」が飛んできます。5thのときのシャニラジとかすごかったですね。

それを表に出してくれる度合いは人によって様々ですが、表に出すのが上手いなーと思うのが、めぐる役の峯田茉優(だまゆ)かなーと思います。
イルミネPなこともあって、シャニマス声優の中でもだまゆを知るのは比較的早かったんですが、すーーーーーーーごい気持ちのいいオタクだし、めぐるを演じるときの解像度、情報量、感情などなどはやーーーーーーーーばい量詰め込まれてるし、その全てからめぐる・イルミネ・シャニマスへの溢れんばかりの愛が洪水のように伝わってきて、好きだなーーーーーー!!!ってなりました。

長くなりましたが、伝えたかったことは、「声優から伝わってくる、そのキャラクターへの溢れんばかりの愛」がめっちゃ好きってことです。

3rd名古屋Day2スローモーション

声優の中に宿る高解像度のキャラクターと、そのキャラクターへの愛が好きという事前説明ができたので、スローモーションにいきます。

3rdDay2スローモーションは、れいれいの中にいる灯織がぎゅっっっっっっっっって詰まった、そして、れいれいと灯織が重なった、ほんとにほんとに本当に素敵なものでした。

このスローモーション、印象的なのはやっぱり"涙"なんですが、自分が一番素敵だなって思ったのは、涙だけじゃなくて、その中に笑顔が混在していたところです。

まずは涙に関して、
「温かみに触れた時に涙って出るんだ、って。」
「歌ってるときに真乃とめぐるのことを思い出したら、もうダメで。」
ソロ組後のMCでれいれいが語っていました。
この言葉とスローモーションの涙で、「あぁ、れいれいの中に灯織が生きてるんだ。その灯織が、ふと優しさに触れたとき、涙が止まらなくなってしまったんだ」と、心が揺さぶられました。

涙は感情の大きさを物語るものだと思っています。
オタクはよく「泣いた」って表現を使いがちですが、本当に涙が流れたことってどれだけありますか?自分がそうなだけかもしれませんが、ジーンってきたり、目頭が熱くなったりぐらいまであっても、本当に涙が流れたことは数えるほどしかありません。それぐらい感極まったときじゃないと、涙って流れないと思っているので、涙にはそれだけ強い感情が宿っていると思っています。

愛とか気持ちって色々な伝え方があると思いますけど(青のReflection)、スローモーションの涙も、灯織への愛をプロデューサーたちに伝える方法のひとつなんじゃないかって思います。れいれい/灯織が本来望んだ方法じゃなかったのかもしれませんが、少なくとも自分はこの溢れんばかりの愛を灯織/れいれいから届けられました。
これが愛じゃなきゃなんだってんだ!!

でも、あのスローモーションの中に在ったれいれい/灯織の気持ちはそれだけではない気がしたんです。それが、先ほどの「笑顔の混在」です。

「ちゃんと歌うつもりだったんですけど、すみません、今日は甘えてもいいですか。」
同じく、ソロ組後のMC、れいれいの言葉です。
「ちゃんと歌うつもりだった」これが涙の中の笑顔の正体なんじゃないかなと思います。

終始涙を思わせる表情だったれいれいですが、全部が全部涙だったわけではなく、涙と笑顔とが交互にきているような印象を受けました。
れいれいの中に、「大切なものに触れて涙が止まらなくなってしまった」灯織と、「キミの心を明るくする小さな灯りになって、ありがとうを伝えたい」灯織、ふたりの灯織がいて、泣く灯織を灯り灯織が必死に支えて堪えている、それがひしひしと伝わってきました。

いくつか印象的な場面をピックアップしてみます。

冒頭、『立ち止まった不意に交差点で 読み返すキミのメッセージ』で既に泣きそうな表情でしたが、『すれ違うヒカリもさっきから』で頑張って笑顔を浮かべつつ、『スローモーション』で涙と笑顔が混ざったような表情になるところ。この混ざった感じに、ふたりの灯織を感じざるを得ませんでした。

『灯りになれたらいいな』この瞬間ははっきりと笑顔なんです。でも、間髪入れずに涙もやってきてしまうんです。この瞬間が無かったら、灯織は今の灯織になれなかったし、真乃とめぐるに出会うこともできなかったんだから。想いを伝えたい箇所と、涙腺が緩む箇所って、ことスローモーションにおいてはほぼ同じ個所なので、そんな表情のれいれい・灯織に、見ている側も大きく心揺さぶられました。

2サビ『見守っていてくれたんだよね 最初からずっとずっと』
後のMCで「真乃とめぐるを思い出したら」って言ってたとこが、ここなのかなって思います。今まで涙は表情だけだったんですが、『最初からずっとずっと』の部分で声にも涙が現れた瞬間でした。感情が大きくなるほど、それを抑えよう、笑顔でいようとする必死さも強くなってきて、見ている自分の感情の振れ幅までめちゃくちゃデカくなっていくのを感じました。

『キミの心を明るくする 小さな灯りになろう なれるのかな』
段々と絞り出すような声になってきて、でも必死に灯織を伝えようというのが声からも振りからも見て取れて、曲のピークでもありながら感情のピークでもあっただろう場所。決壊しそうな涙を必死に堪えて、灯りになろうと声を絞り出す姿。この気持ちをなんと表現したらいいんだろう。応援したくなるような、いつも灯織から勇気もらってるんだよって感謝を伝えたくなるような。こっちもぐちゃぐちゃな声で「灯織ーーー!!!」って声をかけてあげたい、そんな気持ち。多分スローモーションの後にめぐるが灯織に駆け寄ってとびついてると思うんですけど、そのときのめぐるの感情とこのとき自分が抱いた感情は同一のものだと思います。

素直に、あの状態で最後まで歌いきったれいれい、ほんとにほんとにほんとに凄いと思います。
その姿を灯織っぽい灯織っぽいと表現してきましたが、れいれい自身として最後までやり遂げなきゃっていう責任感みたいなのがもちろんあったと思います。でも、れいれいのその姿が灯織と重なるんですよね。

今まで、ライブとかラジオのれいれいを見て「本当にそこに灯織がいるみたい」と思ったことはありましたが、最近、ゲーム内で灯織のコミュを見ながら「なんかれいれいっぽさを感じる」と思うことが増えてきました。
灯織の人間性に強く惹かれたみたいな話をこの記事の最初の方でしましたが、れいれい本人にも最近それと似た魅力を感じるようになりました。ふたりがシンクロしたからこそ、3rdスローモーションの感動は生まれたのかもしれません。

スローモーション後のHappy Funny Lucky

『だってこんなに大切な』のとこのだまゆの表情
『仲間たちと同じ時を、生きるって奇跡だよ』のれいれいの笑顔
ふたりを笑顔で見つめるひとみん

最高か??????????????????????????

その後のMC。
「わたし、こんなにライブで最高って思ったの初めてかもしれない。」
「本当に心がHappyでFunnyでLuckyになっちゃった」
「出てくる前にこの歌詞が素敵だねってだまゆがいってくれて、3人でそうだねってなって、3人がその気持ちをその瞬間に詰め込めて、それが分かって、嬉しかった」

イルミネは支え合いトライアングルなので、灯織の涙は当然真乃めぐるにも大きな影響を与えると思うんですが、それを最高のHappy Funny Luckyに変えて、灯織も最高の笑顔に戻って、3人がひとつになった。
まさに『仲間たちと同じ時を、生きるって奇跡だよ』だなって思います。

あと、これはその1年後のシャニマスミュージックシェアの話ですが、灯織がHappy Funny Luckyを紹介していたときの呟きの1つがこれです。

できてたじゃん!!!いま!!!ここで!!!
ポジティブに変換できたかは分かりませんが、それでも前向きに先に進んだきっかけがまさに『Happy Funny Lucky』。しかも、シャニマスミュージックシェアってスローモーションMV灯織【耿耿】のコミュで取り扱ってる内容なので、全部繋がってるーーーーーーって感動してました。

はい、『Happy Funny Lucky』感情激重オタクがまたひとり生まれました。
これもクロノスタシスですね。聴く度にきっと3rdDay2に戻れる。

そして我儘へ

れいれいレポートの、「ソロライブ『スローモーション』を"笑顔"で歌い切る」という決意の重みを、ようやく、心で理解できました。

今まで語った通り、スローモーションの「灯り」で笑顔になるれいれい/灯織には、我儘単体で見ただけでも十分灯織が伝わってくる、素敵なものだったんですが、流石に3rdを知るとヤバイ。感情がデカすぎる。

本当に良い笑顔で、今のアイドル風野灯織は、こんなにも成長したんだよっていうのが凄く伝わってきて、P目線では「もう大丈夫だから、安心してね」って言ってるように聴こえました。

Day1アーカイブのところで、スロモの緩急の付け方が上手いって話をしましたが、全てはこの「笑顔」を最大限に強調するための表現だったのかなーって思います。我儘スローモーション、ド直球に刺さるんですよね、笑顔が。

スローモーションはアイドルに出会う前の灯織、アイドルになる決意をした灯織、アイドルとして輝くために進み続ける灯織という、灯織の変化・成長を描いた歌だともう何回目か分からないぐらいには言いましたが、3rdから我儘へのれいれい/灯織のめちゃくちゃデカイ変化を、そのスローモーションで表現されて、自分の感情はれいれい/灯織一色に染められてしまいました。

この記事の冒頭で灯織のこんなところが好き、って書きましたが、3rdから我儘へのれいれいを見ながら、あれ?もしかして、れいれいのこういうところも好き???ってなりました。

どうも、近藤玲奈のファンです。(1回目)

8. 感極まって描いてしまったスローモーション

このnoteも感極まった結果ですが、普段感情が爆発すると絵を描き始める習性があるので、今回も気づいたら1枚出来上がっていました。
色々感情ぶちこんだら語る場が欲しくなってしまったのでこの場を借りて。

構図は我儘スローモーションの『あれはシリウス 冬の夜空の スクリーンにも浮かんだトライアングル』のトライアングルのときの振りです。
笑顔れいれいの歯が印象的だったので、普段灯織はあまり歯を見せて笑うことはない気がしますが、れいれい寄りの表情になっています。
我儘れいれいは灯織のほくろを宿していた(メイク)ので、ほくろもしっかり描いてます。

指で作ったトライアングルは、我儘のままで公開された『スローモーション』のイメージデザインの構図を意識していて、指トライアングルの各頂点近くに星が瞬く様子を、指トライアングル越しに見える衣装(スローモーヴィメント)の飾りと合わせて、同じ構図にしています。

一番遊んだのは灯織の目です。
よく見ると分かりますが、灯織から見て右目に『HAREBARE!!』、左目に『ありったけの輝きで』のイメージデザインの一部がハイライトとして入っています。指トライアングルの『スローモーション』と合わせると、イルミネ3人全員のソロ曲デザインが揃います。

目で遊んだのがもう一か所。全体のカラーは灯織の目の色にしたんですが、瞳の部分だけれいれいのブラウン色にしています。あと、れいれいの下まぶたのメイクがキラキラ光っているのも印象的だったので、イラスト灯織も同じようにお化粧しています。
あと、指トライアングルのときの中指薬指小指の折り方、アーカイブを偶然止めた箇所がそうだっただけなのかもしれませんが、れいれい右手の方が握りが深くて、左手の方が握りが浅いんですよね。意図があるのか癖なのか(流石にこれは癖な気がする)分かりませんが、とりあえず気づいちゃったので灯織も左右そんなバランスです。
灯織とれいれい、ふたりのスローモーションなので、バランスを壊さない程度にれいれい要素もいれたくて、各所にれいれいを入れました。

描いててめーーーーーちゃ楽しかったです。


追記(2023.09.01)

れいれいの冠番組「れいれいの近況報告」の記念すべき第1回のお便りに、こちらのイラストとスローモーションの感想を送ったところ、なんと、イラストの方をご紹介いただきました……!!!

スローモーションめっちゃ良かった!!!ありがとう!!!という想いが溢れ出た結果生まれた絵なので、まずこの想いの詰まった絵がれいれいの元にちゃんと届いたという事実が嬉しいです。絵を通して、無事にれいれいに感想を伝えることができました。これは灯織ファン、そしてれいれいファンとしてとても嬉しかったことです。

そして、動画で紹介されたということは、なんとれいれいから感想までいただいてしまいました…!!!自分の絵を誰かに喜んで貰える瞬間って、絵を描いててよかったって思える一番の瞬間だと思うので、なんかこう、報われた感じがしました。
今まで絵を描いてきた経験の中でも、こんなに嬉しかったことは中々ありません。数多くのお便りの中から、自分のイラストをご紹介いただき、本当にありがとうございました。

れいれい近況、初回が8/10で2回目が9/14に予定されており、アフタートークを8/31に出してきたので、生放送が月1でアフタートークがその間に挟まる感じで行くんでしょうか。半月に1回、れいれいワールドを体験できる素敵な番組を楽しみにして生きて行こうと思います。

9. 最後に

ひじょーーーーーーーーーーに長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた方がいらっしゃったら、読んでくださってほんとにほんとにありがとうございます。

スローモーションって素敵な楽曲に出会えて、風野灯織って素敵なキャラクターに出会えて、近藤玲奈って素敵な声優さんに出会えて、『出逢ってくれてありがとう』としか言えません。

初めて現地参戦したライブでここまでの感動をいただいてしまっていいんだろうか???ダメって言われてももういただいてしまったのでどうしようもないんですけど!!!

Day2も、ひとみんから「瞳預けたからね」されただまゆ/めぐるのプラニスフィアとか、MCれいれいの「ぎゅーーーーーっ」(灯織のぎゅーーーーー?????)とか、灯織Ambitiouis Eveの☆とか色々と行きたかったなーーーポイントはありますが、とりあえず色々な意味・願いが乗ったDay1スローモーションを現地で聴けていなかったら、この先一生成仏できないほどの未練を残しかねなかったので、Day1現地できてほんとーーーーーーーーーーによかったです。

今回は初現地ということでめちゃくちゃ緊張しての参戦でしたが、次のライブのときには、もう少し余裕を持って見れたらなーと思います。
折角現地行って頭真っ白になったら(それはそれでいい思い出だけどやっぱりちょっと)もったいないので。
あと、今回のライブで「表情」の大切さを身に染みて痛感したので、次回までにメガネを新調しようと思います。日常生活には支障ないけど、視力検査の結果が少しずつ落ちてきているのでそろそろ買い換えないとなーみたいなタイミングでしたが、ちゃんと"視たい"ものができたので今が買い替え時っぽいです。

次回は5.5周年ライブ、「星が見上げた空」ですね。両日とも行きたいですが、特にイルミネが出演するDay2はめーーーーーちゃ行きたいです。
チケット当たってイルミネを応援しに行けますように!!!夏の夜空のスクリーンにも浮かぶトライアングル、イルミネーションスターズという星々、風野灯織/近藤玲奈というお星さまに、その願いを託したいと思います。
(あと、これは我儘な願いですが、チケット当たったられいれいの顔がよく見える席になりますよーーーに!!!)

P.S.

れいれいレポートの中で、今回から灯織のほくろをメイクで再現したと語られていました。現地で気づけなかったのが悔しいんですが、確かにアーカイブやTwitterでの写真を見ると、灯織のほくろがれいれいに出現していました。今回ひとみんも髪を真乃色に染めてて、「グレてないですよーーー」って言ってて可愛かったです。だまゆもシャニ絡みで出てくるときはめぐるカラーの明るい髪色のことが多くて、キャラに寄せた姿が見られるのはいいですね。

で、れいれいほくろ探しの旅に出たときに大量の写真を見に行ったんですが、「あれ?左右逆じゃね?」って写真がたくさんあって、世の中には左右反転加工がされている投稿が多いことに気が付きました。
後から、「自撮りは左右反転するよ」って教えてもらって、なるほどーーーーってなりました。
普段自撮りってしないので、こういうことでもないと気が付かなかったですね。貴重な発見をさせてくれたれいれいの(灯織の?)ほくろに感謝。

それでは、今回はこの辺で!
最高のスローモーションをありがとうございました!!!

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